BEAMS PLUS ロードショー 第229夜

コヴ 2024.08.24

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。

第229回目はこちら


『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』(2019)

監督:トッド・ロビンソン

出演:セバスチャン・スタン / ウィリアム・ハート / エド・ハリス / サミュエル・L・ジャクソン / ピーター・フォンダ

あらすじ:

1998年、アメリカ国防総省の職員のスコット・ハフマンは30年前のベトナム戦争で多くの兵士の命を救ったウィリアム・H・ピッツェンバーガーに対する名誉勲章の死後叙勲の請願を審査する任務を任される。調査を進める中でピッツェンバーガーの勇気と共に彼に助けられた兵士の証言を沢山聞いていくが、そんな中ある疑問点が浮上してきて……

この作品は実際にベトナム戦争時に60人以上の兵士を救い、実際に亡くなる戦闘時に9人の兵士を救っているウィリアム・H・ピッツェンバーガーの実話に基づいているそうです。

自分は当たり前ですが戦場に行ったことはないですし行きたいとも思わないのですが、極限状態の中で人々を救うために自ら戦場に入っていく勇気は本当に凄いと思います。

この映画を観ていてピッツェンバーガーの勇気以上に気になったのは、生き残った人達が抱えている戦争による心の後遺症です。

この作品の舞台は1998年でありベトナム戦争から30年以上経過していますが、その30年間も戦場の悪夢を見ながら生活しなければいけないのは想像を絶する苦しみだと思います。

そして戦争というところではアメリカは現在でも変わらない事で湾岸戦争、イラク戦争を始めとする多くの戦争に関わり、自国や同盟国の兵士を送り、その帰還兵の何割かは自ら命を絶っているという現実があるわけで、どちらにしても戦争の苦しみからは逃れられないという現実を実感します。

自分も道具としての武器やミリタリーウェアに憧れますが、戦争は無くなるべきだと強く思います。(矛盾していると思いますが)

実際の戦争について色々と書いてしまいましたが、この映画自体はミステリー要素もあり興味深く観ることが出来ました。

ここからは衣装を見ていきましょう。

回想シーンでミリタリーウェアも映るのですが、自分はそちらよりも証言をする退役軍人達の普段着の格好が気になりました。

もう普通の市井の人々ですから、なんてことはないチェックのシャツやシャンブレーのシャツを着ているのですが、それがかなり馴染んでいて自分にはとてもよく映りました。このブログで何度も書いていますが、この様な普通のアイテムを着て格好良く映るようになりたいですね。

その辺も是非、注目してご覧頂ければと思います。


ここからは今週のBEAMS PLUSのアイテム紹介です。


ビームス プラス / 5ポケット ワイド デニム
カラー:インディゴ、ブラック
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800(税込)
商品番号:38-21-0040-791

こちらは1950年代から60年代のストアブランドのワークパンツをベースにし、ゆったりしたリラックスパターンの採用したデニム5ポケットパンツです。

旧式の織り機を使い凹凸感のあるデニム生地に仕上げています。ブラックは硫化染、インディゴはピュアインディゴを使い、糸の芯まで染まりきらない染め方をした糸を縦糸に使っている為に穿き込むことでの経年変化も楽しんで頂けます。

自分はブラックを購入しました。

気になる方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

それでは『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』お楽しみ下さい。

コヴ