この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。
では、早速。
こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。
ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。
今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。
第268回目はこちら
『ジャッキー / ファーストレディ 最後の使命』(2016)
監督:パブロ・ラライン
出演:ナタリー・ポートマン / ピーター・サースガード / グレタ・ガーウィッグ / ビリー・クラダップ / ジョン・ハート
あらすじ:
1963年、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件から一週間後、一人の記者がジャクリーン・ケネディの屋敷に呼び出された。彼女は世間に広まっている夫の評判に不満があり、真実を語る為にインタビューを受ける為に場を設けたのだった……
ケネディ大統領の暗殺事件の映画はこのブログでも数本取り上げてまいりましたが、妻であるジャクリーン・ケネディについての話は初めてです。
今まではどうしてもケネディ大統領本人やその周りのシークレットサービス、急に後任の大統領となったリンドン・ジョンソン大統領に注目していましたが、今作で一番近くにいた目撃者であり、家族であるジャッキーについて知ることになりました。
映画は事件の時の回想とその後、葬儀を執り行いホワイトハウスを出るまでを描いていますが、ジャッキーはそれ以前もその後もかなり波乱万丈の人生を生きた方だったという事を初めて知りました。
そしてそのジャッキーを演じているのはナタリー・ポートマンなのですが、普段のインタビューや他の作品とは全く違う喋り方をしていて、出演していることを知らなければナタリー・ポートマンだと暫くは気付かなかったかもしれないくらいの演技をされています。
当時の実際のテレビ番組でジャッキーがホワイトハウスの中を紹介する番組があったそうで、ナタリー・ポートマンはその映像を何度も観てジャッキーの声や喋り方を学び、演技に取り入れたとインタビューで語っていました。
本当に事件当日の顔とその後の葬儀の顔、そしてインタビューを受けている時それぞれの印象が全く違っていて、作品自体が3つの時間軸をシャッフルしているのですが、全く別人なんじゃないかと思うくらいの演技でした。
その違いを是非、確かめていただきたい作品です。
ここからはいつも通り衣装を見ていきましょう。
今回はもちろんジャッキーの衣装に目が行きますが、やはり注目は事件当日に着ていたシャネルのピンクのスーツと帽子ではないでしょうか?劇中でも描かれていますが、夫の血痕が付いたままのスーツを着続けているのでかなり印象に残ります。
そして何より当時は大統領夫人という以上にファッションアイコンとしても人気があったそうなので、改めてジャッキーのファッションを調べてみようと思いました。
それでは今週のBEAMS PLUSの商品紹介です。
ビームス プラス / イタリアンカラー ブライト ジャカード
カラー:イエロー、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000(税込)
商品番号:38-01-0180-139
このシーズンには定番で登場するイタリアンカラーのシャツです。1960年代のシャツをベースにしていて、曲線的な襟と生地を90度変えてつけている前立てや袖口のボタン等、細かく凝ったディティールが特徴のシャツです。
生地にはコットンとブライトポリエステルという光沢の強い糸を使いベースのストライプ、チェック柄に重なる様にブライトポリエステルの糸を使いモチーフが浮き出る様に表現しています。
ですので光の当たり方で表情の変わるシャツに仕上がっています。
もう今年は5月にして真夏日になる日も出てきているくらいなので一枚でも着れますが、リネンのカーディガンを上に羽織っても充分存在感のあるシャツだと思います。
こちらも既に店頭に出ていますので、気になった方は店舗に問い合わせて頂ければと思います。
それでは『ジャッキー / ファーストレディ 最後の使命』お楽しみ下さい。
コヴ