BEAMS + ロードショー 第75夜

コヴ 2021.09.11

初めまして、ビームス 大宮 スタッフのコヴと申します。

この時間は、私の独断と偏見で、アメリカに(BEAMS PLUS)纏わる映画を新旧問わず紹介していきたいと思います。

では、早速。


こんばんは。BEAMS PLUS ロードショーへようこそ。

ナビゲーターを務めさせて頂きます、コヴです。

今宵も、新旧問わずアメリカ(BEAMS PLUS)に纏わる映画をご紹介。



第75回目はこちら


『カポーティ』(2005)

監督:ベネット・ミラー

出演:フィリップ・シーモア・ホフマン / キャサリン・ターナー / クリフトン・コリンズ・Jr / マーク・ペレグリノ / クリス・クーパー

あらすじ:

小説家のトルーマン・カポーティは1959年、カンザス州で起きた一家惨殺事件に興味を持つ。ノンフィクション小説の題材にしようとし、現地に調査に向かうが……

映画化もされた『ティファニーで朝食を』のトルーマン・カポーティがもう一つの代表作である『冷血』を書き上げる時期に焦点を当てた作品です。

事件が起きてからすぐにカンザスに行き、取材をします。そして犯人が捕まるとかなりの回数の接見をし、物語を書いていきます。しかしその過程で自分と犯人の一人であるペリーの幼少期が同じ様な境遇だった事を知り、単なる取材対象ではなく、友情の様な物が芽生えていきます。

何故、この様な事件を起こしたのかを物語にする為に彼の人生を取材し、トレースしていく事により自分の人生をも見つめ直す事になりシンパシーを感じてしまい、彼は苦しむ事になります。この物語を観て少し意味は違うかもしれませんがニーチェの言葉を思い出しました。

そしてカポーティはこれ以後、作品を書けなくなったそうです。その位、強烈で疲弊させる事柄だったんだと思います。

それではいつも通り衣装を見ていきましょう。


劇中のカポーティはかなりお洒落なスタイリングをしています。その様な中で気になったのがベージュのフェアアイル柄のニットです。ホテルでリラックスしている場面で映るのですが、グレーのスラックスと合わせていてとても上品に見えました。

ビームス プラスでは今季はセーターではなく、ベストでフェアアイル柄を用意しています。

こちらです。


gim × ビームス プラス / 別注 フェアアイル クリケット ベスト
カラー:ナチュラル、ネイビー
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600(税込)
商品番号:38-05-0018-148

いつもお世話になっている日本のニットメーカーである「gim」とのコラボレーションアイテムです。張りのあるウールを使い「gim」のアーカイブから柄を選んで、色目をビームス プラスでリクエストしたアイテムです。

そして最大の特徴は首元のクリケットスタイルのラインで、このデザインがある事で、スポーツスタイルにもトラディショナルな着こなしにもハマるベストに仕上がっています。

このアイテムも絶賛予約受付中なので、気になった方はお近くの店舗に問い合わせて頂ければと思います。

カポーティを演じているフィリップ・シーモア・ホフマンの強烈さも伝わってくる作品だと思います。

それでは『カポーティ』どうぞお楽しみ下さい。


コヴ