こんばんは。
お得なダブルポイントキャンペーン期間中ということもあり、新入荷商品のご紹介でもと思っていたのですが、なかなか営業中に写真を撮ったりしている余裕がなく…
京都のお話の続きです。
金閣寺を見た次の日の朝、高校の修学旅行以来振りに清水寺を見た後、ほど近い
を見てきました。
民藝の提唱者、柳宗悦(柳宗理の父)や、濱田庄司と深い交流のあった陶芸家、河井寛次郎の自宅兼作業場だった場所が現在記念館として見学できます。
個人的には5,6年振り?2度目の訪問。
日本的な美しさってこういうものだな…
と思わせてくれる空間です。
収納を兼ねた階段を上がっていく2階や、吹抜けのある造りも開放感があり、何度見ても素晴らしいの一言。
民藝館だと写真不可のところが多いですが、申請すれば写真撮影可能なのも嬉しい点。
(ブログ掲載許可もいただいております。)
もちろん、作品も素晴らしいのです。
濱田庄司の質実剛健な男らしい作風も良いのですが、河井寛次郎はデザインや仕上げ、色使い等に京的な?柔らかさ、華やかさがあるのが魅力に感じます。
陶芸家の方は、陶芸専門の方が多いですが、河井寛次郎は木彫や家具、書物なども手掛けた多彩な方。
河井寛次郎の残した有名な言葉の一つに
『物買って来る 自分買って来る』
というのがあります。
何年か前に、代々木上原ラウンドアバウト等の名店を手掛ける小林さんのトークショーで初めて聞いて以来、ステキな言葉だなと思っておりました。
色々な解釈はできると思いますが
買物をするということは、自分というものを買うということ、買物とは自分が表れるもの、自分らしい買物をするということでしょうか。

数年前に汐留のパナソニックミュージアムでの河井寛次郎展も見ましたが、やはり本拠地は圧巻でした。
最寄りのバス停は、清水寺と同じか1つ隣。
清水寺とセットでぜひ訪れて見てください。
清水寺は、修学旅行生とアジア系観光客の方で賑わってました。
色鮮やかなこういうイメージは個人的にあまりなかったのですが、前半はこういった建築物が続き、有名な清水の舞台はまさかの50年に一度の大改築中…
左側のタワーは京都タワーですね。
まぁ、私、50年後は見れないと思うので…
貴重な経験でしょうか。
京都での『物買って来る 自分買って来る』な買物はこちら。
老舗のやまと民芸店さんで、柚木沙弥郎さんの布地と河井寛次郎さんの親族にあたる方のミニ壺を。
行きつけのお店で、古着のリーバイスとリメイクのラングラーを。
後は、古本屋さんで5,6冊程お宝を入手。
今シーズンのBEAMSでは、こちら。
いきなり変なシミを作ってしまいましたが…この旅でデビュー。軽くてフィット感、クッション性とも抜群でした。
も個人的にお気に入り。
丸の内エリアで見ることができる商品は、BEAMS全体のごく一部ですので。
お店で着る物ではこちらですね。
他にもオーダーしたり、ブラウンのパンツや黄色いシャツを買ったり色々買ってはいますが…
自分らしい買物ができているかなと思います。
丸の内的な、お買い物の楽しみ方としては、
海外のテイラーによる自分だけの1着を仕立てるのも良し。
<Sartoria DAL CUORE>オーダー会を9/20(金)9/21(土)開催致します。
詳しくは、記念すべき10回目の某国への旅が台風で頓挫してしまったIZUMITAブログを。
私にとっては、清水の舞台から飛び降りる経験になるかもしれませんが、興味深いですね…
ご自分らしいお買い物をぜひBEAMSで。
ご来店お待ちしております。
KATO