先週の一杯 町中華の名店編

2020.06.18

こんばんは。


休業明けにスタッフやお客様にお会いすると、ラーメン食べてましたか?とよく聞かれましたが…食べておりました。地元で徒歩や自転車で行ける範囲でとどめておりましたが、昔行っていた店や、気に入ってはいるものの、休みの日はあまり地元にいなかったりして食べる機会が少ない店に行っておりました。


コロナで休業するお店が増え始めた頃に、ミシュラン店を始めとする有名・人気ラーメン店のロゴやポップ等のビジュアル面を数多く手掛けるイラストレーター、青木健さんがSNSで、ラーメン屋さんは、死活問題としての営業継続と、お客様を思うあまりの自粛・休業の狭間で揺れている。それでもやれることを力強く行おうとする店主の力にならなければ、今までなんのためにラーメン好きでいたのかわからない。と発信されていて、大いに感銘を受けました。(青木健さんから引用許可はいただいております。)私は私の行動範囲内で、可能な限り麺を啜っておりました…


長い休業から営業再開して、ようやく身体も頭も仕事モードに慣れてきたので…食べ歩きも徐々に
再開しましたので、久しぶりのご紹介です。


『先週の一杯』




冷中華 龍朋(りゅうほう)@神楽坂


神楽坂、いや、東京が全国に誇る町中華の超有名店、龍朋さんの夏の風物詩が今年も既に始まっております。

昨年は2杯食べることができましたが、今年は何回行けるのか…




錦糸玉子と、短冊切りのチャーシューがフォトジェニックな逸品




ラーメンのベストアングルはだいたい1,2カットで決まる気がするのですが、美しい冷やし中華360°どの角度からも魅力的ですね…




ついつい色んなアングルから撮ってしまいます。




というか、撮らざるを得ない魅力に満ち溢れております…




夏の風物詩、冷やし中華ですが、残念ながら、甘酢ダレの存在感が強過ぎたり、麺がショボかったり…というのが、たまに遭遇する残念な冷やし中華に対する私のイメージ。龍朋さんは、タレの甘酢感控えめ、麺はコシがあり、具材も食べ応えあり、美しさも兼ね備えた逸品なのです。




冷やし中華といえば、千里眼@駒場東大前、らーめんぺぺ@三鷹、そして龍朋@神楽坂が私の中での冷やし中華3TOPですね。

冷やし中華ではないですが…鶏舎@池尻大橋の冷し葱そば夏に食べたい逸品…


生活圏でも活動圏でもない神楽坂にはなかなか行けませんので…〆に一杯温かい逸品を…




塩ラーメン 

冷中華を食べて、久しぶりだし名物の炒飯かもと当初は思いましたが、ジャケットを脱いでシャツイチでいたら意外と気温が下がって肌寒く感じたのと、連日の飯の追加は腹へのダメージが大きいかも…と諦め、塩ラーメンにしました。




豚のゲンコツと鶏のモミジによるスープに、宗田節と煮干しのダシを加えた動物+魚介系。

という2度目の銘品は、一口目からしっかりとしたスープの旨味が味わえる逸品。

しそと梅が程良く濃厚なスープをさわやかにしてくれます。このクオリティで600円は有名ラーメン店でも有り得ないですね。


龍朋さんの素晴らしさは、この記事が一番伝わると思います。 何度読んでも食べたくなってしまい…困ります。


6月中は、22時までの通し営業とのこと。

大手町駅まで歩いて、東西線で一本。当店から約30分の名店です。いつ行っても老若男女で賑わっていて、コロナ前からテイクアウトする人も多いのが、全てを物語りますね…




当店の行き帰りにいかがでしょうか?


ステキな麺ライフをお過ごしください。


金曜日から当店の営業時間が通常営業に戻りますので、ご来店もお待ちしております。


KATO