ビームス ハウス 丸の内のブログをご覧の皆様こんにちは。
吉田です。
引き続き3/17(水)迄〈Custom Tailor BEAMS〉オーダーフェア開催中ですのでご来店お待ちしております。
今回はモヘアのバンチの紹介です。

光沢と上品さ、そしてハリがあり、シワ回復に優れているのがモヘアの魅力です。ベタつかず、熱がこもらないのも今後の暖かくなる時期には嬉しい特性です。
〈WILLIAM HALSTEAD〉です。
イギリスの最高級モヘアを生産するミル(織元)で、モヘアは〈DORMEUIL〉のTONICやSUPER BRIOなども世界中で名を馳せておりますが、モヘアと言えば〈WILLIAM HALSTEAD〉と言えるぐらい素晴らしい生地を提供していて、モヘアの代名詞的織元です。

目付330gと250gの生地がございます。今回345gのモヘアツイルは省略します。
330g

250g

私も330gの方で昨年2着スーツをオーダーしました。立ち上がりの狭間時期2月、3月と8月、9月の合物として半裏と総裏で1着づつ作りました。大変この時期重宝してます。そう、合物がなかったからなのです。好きな生地、好きな柄を選びがちで夏も冬もドレスコードが偏ってました。狭間の時期にコードレーンや麻、フランネルでは駄目ではないですが違和感を感じました。日本は四季がありますしね。そんな時に見つけたのがモヘアでした。
オーダーしたブルーグレーとナス紺のようなブルーの生地です。

ザラっとしててベタつかず、シワになりにくそうな生地です。発色も良く、上品な光沢があります。
仕上がりはこんな感じです。
『ブルーグレーの総裏仕様』

〈DORMEUIL〉の『MOHAIR』バンチを持っていますが〈WILLIAM HALSTEAD〉の生地で仕立ててます。
『ブルーの半裏仕様』

過去の投稿から引っ張り出してみました。
昨年の7月も着てましたね。
改めて見ると光沢とハリがあり、仕立て映えしてますね。
モヘアスーツに合うオススメドレスシャツもご紹介させて頂きます。

Brilla per il gusto THOMAS MASON PINSTRIPE WIDE
カラー:PINK
サイズ:37~43
価格:¥16,000+税
商品番号:24-11-1968-306
最近、気になっている〈Brilla per il gusto〉オリジナルドレスシャツです。今季から襟や前立て、カフスの仕様を変更し、よりオリジナルスーツに合ったデザインとなっており、モヘアスーツとも相性抜群という事で紹介させて頂きました。肌触りも良く、ベーシックな柄もオススメポイントです。個人的にシャツに関しては肌触りを一番重視していて、その点この〈THOMAS MASON〉の生地を使用したオリジナルドレスシャツは合致します。コストパフォーマンスも申し分なく自分も2枚は試してみようと考えております。オススメです。
そして今回は250gの方でオーダーしようと検討中です。250gというとフルシーズン可能な重さ。夏場でも着てどうなるか実験してみようと考えてます。柄も最近ネイビーばかりなので違う色味にしようと思います。おそらくダブルブレストでいきます。
今回はバンチの紹介から自分のオーダーやオススメドレスシャツに脱線してしまいました。申し訳ございません。他のモヘアバンチも紹介しようと思いましたが長くなるので次回の投稿で紹介させて頂きます。
引き続き、宜しくお願い致します。
ご来店お待ちしております。