ポロシャツとは

花井 宗徳 2021.05.04

今年のキーワードは、⑥ポロシャツ

いろんなカラーが出てきましたね。


大きく分けると、タイプは2つ。

【フレンチ タイプ】

ボタン 2つ


【イングランド タイプ】

ボタン3つ


続けて、まいります。

衿が小さめ         フレンチタイプ


衿が大きめ         イングランドタイプ


袖、ちょうちん   フレンチタイプ


袖、切り放し     イングランドタイプ


さらに



台襟なくて、


衿腰なし。  フレンチタイプ



台襟あって、


衿腰ある。      イングランドタイプ


ボタンを開けて着ると、カッコいい。


DRUMOHR カノコ ポロシャツ
価格:¥19,800(税込)
商品番号:21-02-0144-899


そして、ポロシャツのルーツはこちら。

LACOSTE L1212AL ポロシャツ
価格:¥15,400(税込)
商品番号:21-02-0118-462

なぜワニ??


ルネ・ラコステ   (テニス選手)

「いいな〜いいな〜、あの人持ってる、ワニ革のスーツケース。いいな〜。」


コーチ

「なんや、欲しいんか。ほな、次のデビスカップ、アンダーソン戦、勝ったら、買ったるで〜。ウッシッシ。」


実況

「ルネ選手、すさまじい執念だぁっ!普通の選手なら、もうとっくに戦意を失ってることでしょう。全力で " 拾う、拾う "  なんという粘り!なんという精神力でしょうか!」


「いやー、惜しくも負けはしましたが、今日のルネは、【ワニ】のように、喰らいついたら離さない、最高にクレイジーでしたね。」


こうして、

愛称が【ワニ】になったラコステさん。


1920年代
当時のテニスウエアは、

だぶだぶの長袖のドレスシャツ。


動きにくいし、汗吸わない。


風邪を引きやすかったラコステさん。


そこで、

ポロ競技のユニフォーム(当時は、丸首、ジャージー生地)からヒントを得て、


生地を、鹿の子(ピケ)に。

(吸水性、発汗性、伸縮性、耐久性)

ピッタリとした、半袖シャツを考案。

…のちに、ポロ競技に逆輸入。


現役を引退して、現在の全てのポロシャツの原型となる、

ラコステ【 L1212 】が生まれて



「下着じゃないよー。」の意味で、ワッペンを胸に付ける。


ファッション界で初めてワッペンを" 服の表 "に付けた斬新なデザインが、テニスプレイヤーに大反響。


その後

紳士のスポーツ、ゴルフでも、ポロシャツが受け入れられるようになっていく。

(ラコステの奥さんと娘さんは、ゴルフ選手)


ポロシャツといえば、何となく

テニス、ポロ競技、ゴルフのイメージが定着。


ラガーマンは、すいません。

"スキッパー"のポロシャツを、紹介するときがあれば、またいつの日かご紹介します。


では。