ナポリシャツを『良い生地』で。(水色)

花井 宗徳 2021.06.10

困ったら「サックスブルー」と言われるくらい、イタリアでも定番シャツ。

ただ、ここ数年は

■英国調

■アメリカン

■フレンチ

シャツも、いろんな柄や襟型ありますね。

そしてイマ、一周まわったかた。

こちらは、いかがでしょうか。

襟型はこんな感じ。

上品なルックス。奇をテラわない。おごそかなワイドカラー。

【マリアサンタンジェロ】

ナポリ

■ハンドポイント

袖付け、ガゼット、ボタン付け、剣ボロカンヌキ

■釦=マザーオブパール

■生地

毎ジーンズ、名だたる生地メーカーをチョイス


『水色、て、全部一緒じゃん。』

てっ、言われそうですが、全然違いますね。(右から順にご紹介)


①グレンチェック

■生地=THOMAS MASON(トーマスメイソン社)

[控えめな洒落シャツ]

近くの距離で、ようやく柄がわかるくらい。無地感覚で合わせられる稀な生地。

Maria Santangelo / グレンチェック
価格:¥30,800(税込)
商品番号:21-11-2766-435

ピンオックスフォード

生地=ALBNI(アルビニ社)

[オールマイティーな1着]

ピンで打ったようなオックスフォード。通常のオックスフォードは、ジャケット向けですが、『つぶつぶ』が細かいので、これならスーツに合わしてもいい感じ。

Maria Santangelo /ピンオックスフォード 
価格:¥30,800(税込)
商品番号:21-11-2769-435


③ライトツイル

■生地=ALBNI(アルビニ社)

[華やかなドレスアップ]

「/」の綾織りと、ほのかな光沢。スーツスタイルがオススメ。特にこの生地は、淡い(白っぽい)色出し。ライトグレーのスーツにもバッチリ。

Maria Santangelo / ライトツイル 
価格:¥28,600(税込)
商品番号:21-11-2709-435


そして、もうひとつ。

④リネン×コットン

生地=ALBNI(アルビニ社)

[格別 夏のドレスシャツ]

ジャケットにノータイでも、キマります。スーツの場合は、涼しげなネクタイを締めるとカッコいい。

Maria Santangelo /コットンリネン ツイル 
価格:¥30,800(税込)
商品番号:21-11-2770-435

今日は、私も同ブランドを着用。参考までに。

数年前のオーダー品。(襟型は同じ。)フォトログ用の変なポーズですけど、もう一枚。


そうです。“白っぽい”(淡い)水色です。気に入っています。


〜イタリアの「シャツ」は、女性が縫うもの〜

そういう文化ですね。

【マリアサンタンジェロ】

1953年創業。マリア女史によるシャツブランド。(ナポリに構える工場)職人さんも、ほとんどが女性。


※仕立てはキメ細かく、つつみこむような優しい着心地。


お久しぶりに水色のシャツ、いかがでしょうか。