3月も最終日・・・
桜開花の話しがでるものの、今日なんかは悪天候で寒いですが、暖かい春までもう少しと言ったところでしょうか・・・。
そんな肌寒い日にあえてこのタイトル…「夏の黒とは…」について書かせて頂こうと思います。
メンズクロージング(この場合クラシック)に於いて、一般的にシーズンを通じて「黒」をメインに着ることはあまりないことなのですが、挿し色に「黒」を使うことでグッとシックな着こなしができるシーズンが「夏」なんだと思っています。。。
特にイメージできるのは黒いリネンのカジュアルシャツだったり、そのままリネンの黒いジャケットだったり・・・と古くから定番とされている「黒」も皆さん知っての通りです。。。
そして2017SSシーズン、その「黒」を効果的に使用したスタイルを幾つか紹介させて頂きたいと思います。
まずはジャケットスタイルのインナーに「黒」のレトロポロで、カーキ系のトーンを中央で一気にキュッと絞めたコーディネイト。
個性的なパターンのジャケットですが、インナーを「黒」にすることで、非常にシックで落ち着いた印象になりますね。。。
次はこちら。。。
こちらは「黒」でも、ブラックシャンブレーを使ったコーディネイトですが、ブラウン系のジャケットにも自然にマッチしています。
ちなみにポケットチーフも同様のトーンですね。
このジャケットだとブルーのシャンブレーも当然合いますが、「黒」の方がちょっと大人っぽく見えます。
そして最後にデニムトーンのジャケットに「黒」のニットタイです。
定番中の定番アイテムとして一本はお持ちの方もかなりいらっしゃるかと思われますが、「夏に黒のニットタイ」って個人的にも昔から好きで、今シーズンは自分の中で再燃しているアイテムなのです。
今季は特にコットンスーツなんかに合わせたいと思っています。。。
「夏の黒…」って、今シーズンのトレンドなの?・・・って聞かれると、実はそこまでそうではなかったりするのですが・・・こう言うアイテムって、大人のファッションの中で変わらない大事な部分の一つなんだと個人的には思っているところです。
女性の皆さんにも、「黒」を挿している男性を見て「ちょっとセクシー・・・」って感じてくれると御の字なのですが。。。
KAMIYAMA