久留米絣のアロハシャツとスカート

2022.06.25

着込むほどに風合いの増す、久留米絣。

風を通し、肌あたりも軽く、着ていて心地良い、久留米絣の季節がやってきました。


括り・染め・織ることで、かすれた模様が独特の表情を生む絣。

世界中にある絣織ですが、久留米絣は200年前一人の少女の発見を起源に日本で独自に育まれたもの。

移ろいゆく時代の中で久留米絣の可能性を探り続ける<オカモト商店>と、<fennica>のタッグでお届けする久留米絣の洋服が並びます。

明日6/26(日)より並ぶのが、アロハシャツとスカート。

たくさんの久留米絣を見せていただき、またこれまでにないバリエーションで製作できました。


<オカモト商店 × fennica>Hawaiian shirt
サイズ:M,L
価格:¥29,700(税込)
商品番号:66-01-0012-520


こちらはランダムに並んだ水玉模様の久留米絣。


緯糸で水玉模様を作った上に、経糸でも水玉模様を作り、重ねて織っていきます。


シンプルに見えて、重ねて織るのが難しいのだそう。濃紺にも見えるBLACKにBLUEの水玉模様はポップになりすぎない良さがあります。

身長174cmの前田は、SIZE M。リジットのジーンズにタックインしたアメカジスタイルです。



こちらは微笑みつつじという絵絣。


まるで微笑んでいるよなつつじがわかりますでしょうか?爽やかな色合わせの久留米絣です。


同じくSIZE Mを、タックアウトし、ボーダーTEEやキャンバススニーカー“WATTS”のGREENでストリートスタイル。



こちらも松風という絵絣。


亀甲つなぎに松と花が並んだ縁起良い模様です。


身長175cmのスタッフ藤田はSIZE L。昨年のアロハシャツはSとMの2 SIZEでしたが、今年はMとLの2 SIZEに。ゆったりとしたシルエットが今の気分で楽しめます。

こんな感じでジャケットスタイルにもおすすめです。



こちらは括りの工程が入らないチェック。


深みのある色合いの5色の糸が絶妙なバランスで配置されています。


凹凸のあるスラブ糸を用いていて、質感に表情が生まれているのも他にない雰囲気。

こちらもジーンズと合わせたアメカジスタイルで。


アロハシャツと言えど、久留米絣の風合いがスタイリングに幅を出してくれるように思います。


スカートはこちらの3パターン。


<オカモト商店 × fennica>Skirt
価格:¥24,970(税込)
商品番号:66-27-0012-520


5枚接ぎの広がりを抑えたシルエットで、ドローコードで調節のできるリラクシーなデザイン。


経絣の菱形模様はWHITEの経糸がBLACKの緯糸でトーンが抑えられ、シックな印象。


身長165cmのスタッフ片桐が纏うと、足首が見える丈に。刺繍のプルオーバーシャツと合わせ、オリエンタルなスタイルです。



こちらはBLUEとYELLOWの縞模様。


こちらもチェックのアロハシャツ同様、凹凸のあるスラブ糸を用いています。カラーリングも相まって、グアテマラの織物のような雰囲気も漂いますね。


身長152cmのスタッフ徳永は、少し腰位置を落として縦長のシルエットを強調したバランスに。<marimekko>のブラウスと合わせ、互いのカラーを引き立たせたスタイルです。



こちらは筑後川をモチーフにしたという、ストライプに水玉が並んだ清涼感ある経緯絣。


独特なBLUEが新鮮で、モダンな印象です。


身長152cmの私がウエスト位置をジャストに合わせ、くるぶしが見える丈です。<quitan>のドレスから覗かせて生地の重なりを楽しみました。



いかがでしょうか?

梅雨はどこへやらな暑さに今日も久留米絣に手が伸びそう。

ぜひ多彩な魅力溢れる久留米絣の洋服をお楽しみください。



Mori