<fennica>のセレクションに欠かせない、Made in 久留米のアイテム達。
久留米絣の洋服や、ファインヴァルカナイズのスニーカーと、魅力的なアイテムが生まれる久留米より、今季は新たなキャンバススニーカーが届きました。
<DOEK(ドゥック)>は、久留米絣の伝統を守りながらオリジナルの生地を生み出す<GOOD WEAVER(グッドウィーバー)>のオリジナルブランド。
<GOOD WEAVER>は久留米絣の洋服を共同製作してきた<fennica>ではお馴染みのブランドです。
“doek”とは、オランダ語で織物という意味があり、日本語の“ズック”の語源でもあるのだそう。ズックだけで靴を指すこともありますよね。
「良質な織物でスニーカーを作ること」を命題に、<DOEK>は素材を引き立てるプロダクトを生み出しています。

<fennica>でセレクトしたモデル、“DOEK OXFORD”は、内羽根式のクラシックなテニスシューズをモチーフに、素材を最大限活かしたデザイン。
丹誠な手仕事によるヴァルカナイズ製法は、<MOONSTAR>の工場で作られています。
フットベッドには天然の通気性を持つコルクを採用。
返りが良く粘りあるソールは、耐久性や履き易さはもちろん、美しい仕上がりが魅力です。
カラーは<fennica>のアイテム群にマッチする3カラーをピックアップ。
INDIGO/INDIGOは、ソールからパーツに至るまで全てINDIGO。まるでドボンと藍甕に潜らせたような仕上がりです。

アッパーには、久留米絣の織り機である昔ながらの力織機で織った10oz相当の目の粗いオリジナルのキャンバスを使用。糸の状態で藍染めを施したキャンバスは、履き込むほどに生地の表情が変化し、育っていきます。
BROWN PARAは、パラフィン加工をした撥水性と難燃性の高い工業用ハードダック地を採用。
世界中のワーカーに愛されてきたタフなブラウンダック生地は、ハリがありますが使い込むほどに柔らかな風合いへと変化していきます。
ECRU BROWNは、INDIGOと同様に力織機で織った10oz相当の目の粗いオリジナルキャンバスを使用。染色を施していないため、生地が痩せることなく生地本来のふっくらとした風合いを存分に味わえます。

ソールはBROWNで、コントラストの優しいコンビネーションです。
<fennica>の2022年秋冬のテーマ、“Art to wear”を表すLOOKでも、3カラーをそれぞれのスタイルに使用しています。
<Jamieson’s Knitwear × fennica>の“Punk-Ivy Stripe Cardigan”を軸にしたタイドアップスタイルには、INDIGO/INDIGOを。
ジーンズと<DOEK>の異なるINDIGOのレイヤーが良いですね。裾はひと折りすることで、裏地で境目が入り<DOEK>の質感も際立って見えます。
<Sanca × fennica>“British Army Hospital Jacket”と<orSlow × fennica>“Swiss Army Over Pants”、<cableami × fennica>“US Army 2 Color Baseball Cap”と、今季<fennica>がおすすめするミリタリーアイテムでまとめたコーディネート。
OLIVEには、BROWNのダック生地がはまりますね。BLACKのソールがジャケットの色も拾いつつ、全体をまとめます。
ECRU BROWNは、カラフルなスタイリングに。<ts(s)>のウォームカラーがきれいなシャギークロスベストに<MACALASTAIR × fennica>のセーターで色遊び。こちらのセーターは明日ご紹介しますので、どうぞお楽しみに。
ECRUは春を連想する方もいらっしゃると思いますが、アウターなどダークトーンが増えがちな秋冬に、足元はECRUというのも良い塩梅でおすすめですよ。
メンズのスタイリングでご紹介しましたが、サイズは22cmから28cmまでご用意しています。
すっきりした面持ちの“DOEK OXFORD”は、汎用性があるのできっと出番が多くなるはず。そして育った表情というのも一層愛着が湧くことでしょう。
ぜひチェックしてみてくださいね。
Mori
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