Eatable of Many Orders <エタブル オブ メニ―オーダーズ>

片桐 2018.05.09

こんにちは。

先週のGWに熱海に行ってきました。当日は快晴で広い空には白い雲と海、山の向こうには熱海城。気持ちの良い1日でした。



今回熱海に向かった目的はこちら。


Eatable of Many Orders <エタブル オブ メニー オーダーズ>、通称エタブルのお店、EOMO Storeへ。私は今回初めて訪れました。入口の引き戸の取っ手が長靴になっています。







元は劇場だった建物がちょっとしたデパートのようなお店になり、今はエタブルのお店になっています。中央のアーチ型は木製のスツールがいくつもはめ込まれ、形成されています。確か2013春夏のコレクションの際に、地元熱海に工房を構える作家さんに作ってもらったものだと記憶しています。 宮沢賢治の著書「ポラーノの広場」から着想を得て、作中にモチーフとしても登場するアーチをコレクションのテーマに取り入れていました。2016年11月にこのお店が作られた際に使われたという訳です。




奥に工房があり、お店の壁にある窓からちらっと様子が窺えます。試着室や棚の様子も面白く、秘密基地のようでワクワクします。全貌はあえて載せていませんので、ぜひ熱海のお店でご覧になってください。





エタブルのデザイナーの新居幸治さん。トン族の"ピカピカ布"で作られたレインコートを着て。

今回熱海へ向かった目的はデザイナー、新居幸治さんが中国 貴州省の苗族(ミャオ族)、トン族が暮らすエリアに足を運び、見て触れて感じたことを詩人の菅啓次郎さん始め同行された皆さんと語って頂く時間が設けられた為、それを聴く為なのでした今シーズンのテーマ「MIAO BLUE」の準備段階で既に一度訪れている場所ではありますが、今回は苗族の「姉妹祭り」を見る為に再訪したのでした。

感想は、面白かった!の一言に尽きます。少数民族と呼ばれる人達のこと、現在の中国の進むスピード、古来は男女の出会いの場であった祭りがその役割を観光誘致として姿を変えてゆく様など。



ここからはお店でご覧いただける今シーズンのエタブルのウェアを少し。







エタブルの今春夏シーズンのテーマ「MIAO BLUE」はMIAO=苗族、BLUE=藍、インディゴからきています。苗族が作る藍染の生地からインスピレーションを得たラインナップは一口に"藍" "BLUE"といっても様々なニュアンスがあります。











こちらは2色の淡いブルー系のニット素材を組み合わせたトップス。右袖部分に頭を通すと上の様なフォルムになります。頭を通さずに右腕を通すと異なった着方ができるというもの。着ていて楽しいアイテムです。






こちらは藍の葉に染料を付けて判押ししたもの。右上の薄い藍色と左下のピンクは染料で楕円形に描いたもの。同じくエタブルのデザイナー、新居洋子さんによる柄です。

エタブルは私は個人的にも大好きなブランドで、毎シーズン必ず欲しい物があります。その理由を考えた時に浮かんだのがシーズン毎のテーマやコンセプトがしっかりと練られて説得力があること、デザイナー自身がテーマに即した場所へ必ず足を運び、インプットし咀嚼して自分のものとして表現していること、そして次のシーズンには更に前シーズンからの進化した姿が見られること、でしょうか。

関わっているスタッフの皆さんのブランドへの愛情やそれぞれが楽しんで服を着こなしていることなども共感する理由のひとつです。これからどんな風に進んでいくのかがとても楽しみなブランドです。

新宿ビームスジャパン にて関連の展示を開催致します。期間中のみご覧いただける商品も店頭に並ぶ予定です。エタブルの世界観をぜひ体感ください。

開催日程
2018年6月1日(金) ~ 18日(月) 11:00〜20:00 (会期中無休)
開催店舗
ビームス ジャパン 5F
ワークショップ
藍の生葉染めのスカーフづくり
日時:6月9日(土) 14:00〜17:00(1回30分)
定員予約制: 先着30名様(着席)
※ご予約はBギャラリー(Tel:03-5368-7309)まで。
参加費(1回):4,000円(税込/材料費込み/お茶菓子付き)
トークイベント
「貴州リサーチ〜ミャオ族を訪ねた旅のレポート」
日時:6月9日(土) 18:00〜19:30
定員予約制: 先着30名様(着席) 
※ご予約はBギャラリー(Tel:03-5368-7309)まで。
参加費:無料