fennicaの定番のこと。

片桐 2018.06.19

こんにちは。

今回はfennica(フェニカ)の定番商品に関して。ご存知の方もいらっしゃるでしょうから、ちょっとした復習といった所でしょうか。お店に行くと「いつもある」と思われがちなものですが、それら一つ一つはそれぞれ何らかの拘りの元に生み出されているのです。





fennica(フェニカ)のバイヤー兼ディレクターのテリー・エリスと北村恵子。彼らがレーベルの発足からコンセプトの組み立てや商品の買い付け、ディレクションの役割を担っています。

今回は彼らが企画、提案したフェニカの定番商品を改めて見て頂きたいと思います。








フェニカのお店に訪れたことのある方であれば、目にしたことがあるかもしれません。天童木工のチェントロソファ。剣持勇によるデザインで、背面からアームと座面の2色の張り分けでのオーダーが可能です。同じシリーズでテーブルも作っています。



店頭ではサンプルのみのオーダー販売。生地のランクによって価格が異なります。店頭のサンプルに使われているのはBランクのNCという、フェニカでは最も人気のある生地です。色のバリエーションが一際多く、更に2色張り分けとなったら選ぶ選択肢は必然広がっていきます。但し張り分けが出来るのは同じランク同士のみです。勿論シンプルに単色でのオーダーも可能です。天童木工でも元々2色張り分けの仕様はありますが、フェニカでは張り分ける箇所を別で指定しており、この仕様はビームスだけのスペシャルです。









続いてこちらは松本民芸家具。サイズを小ぶりにしたり、高さを変えたりとフェニカならではの別注から、



塗装の色を薄くして木目の風合いを際立たせた仕上がりにして貰ったり。オーダー品に関しては、もちろん従来の濃いめの色での塗装も受け付けております。









富山の桂樹舎。手漉きで手染めの型染め和紙で作られた雑貨類。元々ある形状のものですが箱の側面を無地や別柄で指定することにより、モダンな印象になります。大きさの異なるものを重ねて置いてインテリアのアクセントにするのも良いですね。









宝島染工 天然の藍を100%使用し、昔ながらの染色技法や手作業で染色加工を行い、現在の市場に合わせた提案を行っている福岡の染色工房です。フェニカではトップスやシャツ、ワンピース等の幾つかの型を別注で作って貰っています。インデイゴ=デニム、和 といったイメージが根強いですが、本当の意味での藍染というのは決して多くはありません。それが天然藍を使ってきちんとした工程で作られている、というのはフェニカというレーベルにとってはとても意味のあることなのです。藍甕に漬ける回数でも色の深さは随分と異なりますし、泥染を併用することで深い色合いが生まれます。是非、店頭でそれぞれの色や風合いを手に取ってお確かめください。






書籍「ニッポン 最高の手仕事」。今回ご覧頂いた以外にもテリー・エリス、北村恵子の携わったフェニカの“こと”や“もの”がご覧頂けます。彼らが関わった中の一部ではありますが、どうぞご一緒に手しごとの旅へ。


定番や別注に関することもまた思い立ったら少しずつお話させて頂ければと思います。
その際には少しの時間、お付き合い頂けると幸いです。

ご不明な点などございましたら、下記店舗までお問い合わせください。



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Katagiri