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天童木工がある暮らし

卓越した成形合板技術により、デザイナーの描くカタチを実現してきた<天童木工>。しなやかな強さと、美しい曲線を楽しむことのできる<天童木工>の家具は、日々の暮らしを充実させます。


<fennica>ではこの度、長年お勧めしている<天童木工>の名作家具のファブリック・カラーリングを一新いたしました。このタイミングで改めてご紹介させてください。

まずはCentroシリーズの2シーター。


<天童木工>チェントロ 2シーター
カラー:[グレードB]NC-143(ライトベージュ)/NC-129(ブラック)
サイズ:W1420 D755 H735 SH380
価格:¥297,000(税込)

*こちらは受注生産です。生地のグレードにより価格が変動します。


ジャパニーズモダンデザインを牽引した剣持勇によるデザインを原型として、<剣持勇デザイン研究所>によりリデザインされた“Centro”シリーズ。


やや硬めのクッションとコの字型の脚が特徴で、サイドフレームだけでなくクッションに覆われた背と座にも成形合板を用いています。

腰部のクッションの膨らみが、快適な座り心地をサポート。長時間座っても疲れづらい設計となっています。


BEAMSでは背と座の生地を張り分けたオーダーも可能なのはご存知でしょうか?2トーンカラーはモダンなデザインが更に際立ちます。


今回は、経緯にベージュとアイスブルーの糸を使用したライトベージュを背に、ブラックを座に配したコンビネーションに。NCという素材はアクリルとウールが7:3で構成され、一年を通して使い心地良い素材です。

続いて、<坂倉準三建築研究所>長大作によるデザインの低座イス。1948年に生まれた竹籠座低座椅子が原型で、座面の高さが29cmと低く設計されています。


<天童木工>低座イス
カラー:[グレードB]NC-111(レッドオレンジ)/NC-121(ベージュ)
サイズ:W550 D683 H650 SH290
価格:¥89,100(税込)
商品番号:56-92-0030-496

*こちらは受注生産です。生地のグレードにより価格が変動します。


ソリ脚も特徴の一つで、畳やラグの上にレイアウトしても傷まないようにとの配慮から。ある歌舞伎役者から「和室に溶け込む寛げる椅子を」と要望を受けたことが始まりというのも有名な話でしょう。デザインとしても印象的ですね。


座面の広さはあぐらをかくこともでき、座面の低さは足を投げ出しやすい。


背と座のカーブラインが身体を優しく支えます。


こちらの低座イスも背と座の生地を張り分けたオーダーが可能です。Centro 2シーターと同じ生地のNCから、背にレッドオレンジ、座にベージュを選びました。


こちらのNC素材、<天童木工>では15色のラインナップですが、BEAMSでは全76色よりお選びいただけます。なんとも悩ましいですが、オーダー可能な製品の醍醐味でもありますね。

最後に、スウェーデン人デザイナー Bruno Mathssonが日本の暮らしを考えてデザインしたMargaretaシリーズのイージーチェア。


<天童木工>Margareta イージーチェア
カラー:[グレードD]D0603(アイボリー)
サイズ:W620 D750 H680 SH370
価格:¥155,100(税込)

*こちらは受注生産です。生地のグレードにより価格が変動します。


成形合板のフレームにキャンバス生地を張り渡して、クッションをのせたイージーチェアです。<fennica>では背に身体を預けられる傾斜のついたLowタイプをお勧め。


低座イス同様、ソリ脚により畳や絨毯が敷かれた部屋でもお使いいただけます。Bruno Mathssonが天童を訪れた際は、畳のある旅館に泊まることを熱望したというエピソードも残っているのだそう。

スウェディッシュモダンと日本の技術が融合した美しいデザインです。


こちらは両側にアームがありますが、片側のみのアーム、アームなしの仕様もあり、コネクターで2シーターや3シーターと幾つも連結可能なことも支持される所以なんですよね。


生地は兼ねてよりサクソニーという素材をお勧めしておりましたが、今回新たにコリーヌ2(ウール75%・アクリル17%・ナイロン8%)という素材のアイボリーをご提案。


こちらもまた素敵な仕上がりで、ウールならではの凹凸ある風合いとボリュームがマッチしています。

サイドテーブルとしてレイアウトしたのはムライスツール。「第一回天童木工デザインコンテスト」で入賞し後に製品化された田辺(旧姓 村井)麗子によるデザインのスツールです。


<天童木工>ムライスツール
サイズ:W450 D434 H360 SH360
価格:¥101,200(税込)
商品番号:56-92-0032-496


同じ形状の成形合板3枚を、金具を使わずに、チークの木目がぴたりと中心で合うよう組み合わせた造形で、スツールやサイドテーブル、重ねればシェルフとしてと、非常にフレキシブルなデザインです。

この他にも、<天童木工>の名作家具をご紹介しておりますので、ぜひ一度fennica STUDIOへいらしてください。


そして、<天童木工>の製品は2025年12月15日より3年ぶりとなる価格改定が実施されます。

2025年12月14日までは現在の価格でご案内ができますので、この機会にぜひご検討ください。

また、10/31(金)-11/9(日)までの期間「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催しております。オーダーの商品もこの期間でのご注文で対象となります。お得な機会にぜひお買い物をお楽しみください。



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

始まりました!-SORI YANAGI DESIGN BLACK COLLECTION-

暖かい日が増え外出も心地良いこの頃。いかがお過ごしでしょうか?

新生活を始めた方もいらっしゃるでしょう。<fennica>では、そんな皆さまにもおすすめしたい家具のご紹介を、4/21(月)よりBEAMS LIFE YOKOHAMAにてスタートいたしました。


『SORI YANAGI DESIGN BLACK COLLECTION』と題しご用意した、柳宗理デザインと“BLACK”の持つ魅力に着目した<天童木工>のスタッキングチェアとダイニングテーブルです。


インダストリアルデザイナー 柳宗理氏との出会いは<fennica>が民藝と繋がっていく起点ともなった大切なご縁。柳宗理デザイン、そして<天童木工>のプロダクトを長くご紹介する中で、また新たな姿でジャパニーズモダンデザインをご紹介でき嬉しく思います。


さらにここ横浜は、野毛山公園の吊り橋や標識、住吉橋や禅馬歩道橋など、柳宗理によるアーバンデザインを数多く見ることのできる所縁の地でもあります。


BEAMS LIFE YOKOHAMAから一番近くに位置するのは横浜市営地下鉄。1972年の開通にあたり設備一式をトータルデザインされました。_こちらは横浜駅のホームにあるベンチ


横浜での開催という点にも思い入れがあるのです。少し足を伸ばして街に溶け込む柳宗理デザインをご覧いただくのもおすすめです。



こちらがこの度“BLACK COLLECTION”としてお披露目したスタッキングチェアとダイニングテーブル。


<天童木工>ダイニングテーブル
サイズ:W1350 D800 H700
価格:¥172,700(税込)
商品番号:56-93-0029-496

<天童木工>ダイニングテーブル スクエア
サイズ:W850 D850 H700
価格:¥140,800(税込)
商品番号:56-93-0028-496

<天童木工>スタッキングチェア
サイズ:W475 D503 H720 SH430
価格:¥91,080(税込)
商品番号:56-92-0109-496


ダイニングテーブルは1969年にデザインされたテーブルを、柳宗理デザインのシェルチェアと調和する形状へとリデザインされたもの。


今回、天板には規格品のホワイトメラミンと対極にある色目を吟味し、深みのある黒のブラックメラミンを採用しました。


天板の側面は黒を薄く塗装した木目の重なりが見てとれ、<天童木工>の高い成形合板技術ならではの表現が伺えます。スチールを曲げ成形した脚の表情もまた特徴的で美しいですね。


マットな中に程良く艶のあるブラックメラミンと光沢あるスチールのコントラストは、モダンデザインが際立つシックな印象で、これまでとはまた違った顔を見せます。

1998年にデザインされたスタッキングチェアは、日本の限られた住環境にもフィットする、持ち運びや収納の利便性を考慮して設計されました。


特徴的なのは背面と座面が浮いているように見える軽やかなデザイン。これは前後の対角線にある脚を、貫材で繋ぐことでフレームを作り、2つのフレームを交差させた上に背面と座面を取り付けつけている独特な構造から生まれています。

スタッキングした際には上の椅子の貫材が下の椅子の座面のカーブラインに沿うように貫材の形状を調整。やや外側に広がる脚裾により腰掛ける際やスタッキング時の安定感も実現しています。

このBLACKは2006年に販売されていた仕様で、この度特別に復刻することができました。ホワイトアッシュ材に施されたマットなBLACKの塗装は、木目の美しさが静かに浮かび上がるような表情です。


成形合板技術による曲線は深い黒により部屋の中で際立つでしょう。

今回に向けて準備したスタイルサンプルもぜひご参考に。






強く包容力のあるBLACKが、リラックスタイムからビジネスシーンまで寄り添います。

“BLACK COLLECTION”のお披露目にあわせて、柳宗理デザインのテーブルウェアも取り揃えました。


セラミックシリーズや黒柄のカトラリー、<出西窯>の陶器と、<fennica>で長らくセレクトしているラインナップです。


磁器より軽量で陶器より強度のあるセラミックに、マットな釉薬を施した柔らかな表情のセラミックシリーズ。


独特な丸みのあるフォルムと黒釉白地釉に焼き〆の縁が印象的な<出西窯>柳宗理ディレクションシリーズ。


久々のご用意となりましたので、こちらも改めてお手に取っていただきたいです。


そして、会期中はFOOD角打ちスペースがあるBEAMS LIFE YOKOHAMAならではのご案内として、“BLACK”に因んだメニューをご用意。柳宗理デザインのテーブルウェアで提供いたします。

“昼のBLACK × BLACK SET-柳宗理デザインカップ&ソーサーで呑むBLACK TEA × 青柳ういろうの黒ういろう-”[提供時間:11:00〜21:00]


柳宗理 セラミックティーポット
価格:¥6,160(税込)
商品番号:56-71-1651-346

柳宗理 セラミックカップソーサー
価格:¥3,410(税込)
商品番号:56-71-1649-346

柳宗理 セラミックプレート M
価格:¥2,640(税込)
商品番号:56-71-1655-346

柳宗理 黒柄ヒメフォーク
価格:¥3,740(税込)
商品番号:56-71-0597-346


青柳ういろうの包装も柳宗理によるデザインなんですよね。1952年にデザインされてから、今日までリニューアルを繰り返しながらも当時の雰囲気のままで継承されています。


黒砂糖のコクや深みのある黒ういろうと、紅茶とほうじ茶に日桂の葉を合わせた甘めのブレンドBLACK TEAのSETです。


“夜のBLACK × BLACK SET-柳宗理デザイングラスで呑む黒ビール × 丘のおかし-”[提供時間:17:00〜21:00]


柳宗理 ワイングラス L
価格:¥6,050(税込)
商品番号:56-71-1647-346

柳宗理 セラミックボウル S
価格:¥1,980(税込)
商品番号:56-71-1658-346


お酒を召し上がる方には厚岸産牡蠣殻を使用したオイスタースタウトの濃厚黒ビール。美瑛で採れた粒揃いのあずきを煮てフリーズドライしたサクサク食感のおかしとのSETです。

『SORI YANAGI DESIGN BLACK COLLECTION』に足を運ばれた際は、ぜひBLACK × BLACKのペアリングもお楽しみください。


明日4/25(金)-5/6(火・祝)までの期間は「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」も開催いたします。

ゴールデンウィーク、この機会にぜひおでかけください。



『SORI YANAGI DESIGN BLACK COLLECTION』
会期:4/21(月)-5/6(火)
場所:BEAMS LIFE YOKOHAMA 1階



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

【ライフスタイリング】を知っていますか?

こんばんは。

予めお伝えしておきます。こちらのブログは長文となります。ご了承の上、ご覧ください。

【ライフスタイリング】という言葉を知っていますか?聞いた事の無い方の方が多いはず。何故ならこれは、家具や器、雑貨といった生活=ライフとスタイリングを掛け合わせた造語なのです。

BEAMSの中のレーベルの一つである<fennica>では、ウェアやシューズ、バッグといった、身に着けたり、持って出かけるアイテムと、家具や照明といったインテリアに、器、カゴ、フリークロスといったハウスウェアの類をトータルコーディネートとして提案しています。

【ライフスタイリング】ウェアだけでなくインテリアやハウスウェアを加えた<fennica>レーベル独自の提案を行うカテゴリーです。特徴としては、前述にある通り、椅子やテーブルや器、雑貨などのハウスウェアアイテムをウェアなどと組み合わせたコーディネートがご覧頂けるというものです。


松本民芸家具 別注フェニカロッカー
価格:¥217,800(税込)
商品番号:66-91-0091-079

こういった感じです。<松本民芸家具>別注フェニカロッカーは、コンパクトなサイズ感ですが、実際に座ってみたらどんな感じなの?傍に置くならどんな風に?という時に参考にして頂ければ幸いです。

【ライフスタイリング】を提案する際に私たち店舗スタッフが心掛けていることがあります。それは、実際に店舗へお越し頂くことが難しい場合にも家具や照明のサイズ感やそれぞれの対比を把握出来るように提案すること。

例えば、こちらの画像。

ARTEK DOMUS CHAIR
カラー:バーチ/チェリー
価格:¥121,000(税込)
商品番号:56-92-0047-869

身長165cmのスタッフが<artek>Domus Chairに座ったらこんな感じに。


身長152cmならこんな感じ。



身長176cmならこんな感じ。



身長176cmで椅子の傍に立つとこんなバランスに。

と、いうように、一脚の椅子に対して身長や体型の異なる複数の人間が座る画像を比較して見ることが出来る訳です。一つの家具に対して複数の異なるコーディネートがご覧頂けるのも【ライフスタイリング】の特徴です。


また、よりリアルなお部屋画像がご覧頂けるのも【ライフスタイリング】ならでは。




商品だけでなく、私物を交えたコーディネートが見られるのも【ライフスタイリング】だけのお楽しみです。



<fennica>ディレクターの菊地はライフスタイリングに対してこのように話しております。

『fennicaのライフスタイリングとしては、このブランドやデザインだからこう組み合わせなければならない、というような決まりはつくらず、自分が良いと思ったものを直感で選び、自由にスタイリングしてもらえることを目指しています。松本民芸家具の上にメキシコのかごが置かれていても良いし、Artekの家具と日本の陶器が並んでいるのも良し、そんな風に楽しんでもらえる商品をそろえていきたいと考えております』

まずは【ライフスタイリング】見て気になったら店舗でお試し頂く事も可能です。オンラインショップと店舗を上手く活用して、インテリアコーディネートをお楽しみください。


↑スタイリング本文の下方に【ライフスタイリング】タグがあります。こちらをタップ頂くとまとめて見られます。


また、オンラインショップの商品ページの下方にも【ライフスタイリング】画像が表示されます。こちらも併せてご覧ください。家具や雑貨をご検討の際には、ぜひ参考になさってみてくださいね。 



昨今、手仕事の器や雑貨、ライフスタイルを語る上では、必ずといって良いほど出てくる”民藝”という言葉。ある意味、現在のインテリアのトレンドに含まれているといっても過言では無いかもしれません。巡回展なので東京での会期はあと僅かですが、ご興味ある方にお勧めの展示です。↓

https://mingei-kurashi.exhibit.jp/

下↓の「お気に入り」を押して頂くと保存され、こちらのブログをまた読み返すことが出来ます。こちらも併せてご活用ください。




ビームス ジャパン5F fennica STUDIO

Katagiri


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

天童木工製作

<fennica>レーベルでは日本のブランドと共同製作して様々な別注ウェアを世に送り出してきました。日本の物作りは「ジャパン メイド」として国内のみならず、海外の服マニアにも絶大な人気を誇っています。レアなビンテージウェアを集め、縫製や仕様、作られた時代の使用目的によるデザインを現代に忠実に再現する事が出来る職人技は日本だけに残っていると言っても大袈裟では無いでしょう。

その職人技によって生まれる品は家具の製造にも残っています。

今回は創業80年を超える歴史を持つ<天童木工>の名作椅子をご紹介致します。

天童木工は古くから、第一線で活躍するデザイナーや建築家と共に数々の家具を製造してきました。

プロダクトデザインの黄金期とも言える1950年代から70年代にかけて多くの名品を世に送り出して来ましたが、今回ご紹介の椅子は所謂「天童クラシックス」とは別の視点から生まれた一品。子供椅子にfennicaは着目して別注椅子の製作に至ります。


それが、こちらの<Little Red Chair>




元々のデザインでは背もたれに穴が開いておらず、無塗装でサイズが少し小ぶりでした。




デザインの起源は1967年に「ゆかり文化幼稚園」の新校舎を丹下健三氏が設計した際に一緒に作られた椅子が基なっています。








その後、2002年から天童木工が「キッズチェア」として販売される事になった物をfennicaでは赤塗装して別注販売する事に。


赤塗装を選んだのは成形合板(プライウッド)の先駆者<チャールズ アンド レイ・イームズ>が1945年に発売した「チルドレンズ チェア」をリスペクトした思いからです。





木地が見えるように選んだ赤塗装。




そしてプライウッドならではの曲線。



天童木工×fennica
カラー:レッド
サイズ:ONE
価格:¥35.200-(税込)
商品番号:66-91-0040-496

お子様が大きくなられた後は、サイドテーブルとしてお使い出来るかと思います。ミッドセンチュリーモダンの流れを汲む隠れた名作チェア。お勧めです。



お付き合い頂きまして有難うごさいました。

↓こちらの画像をタップして、宜しければフォローをお願い致します。




名作家具を手に入れるなら今-天童木工とARTEK-

部屋で寛ぐ時間を豊かにする家具。

美しくタイムレスなデザインの名作を選べば、様々な節目を迎えても、なくてはならない存在として長く楽しんでいただけることでしょう。

先日のブログでも<天童木工>をご紹介しましたが、世界中で愛される名作を生み出す<天童木工>、加えて<ARTEK>も同じく、2022年5月16日に価格改定がございます。

5月8日まで開催の「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」期間中にオーダーいただけば、改定前価格でお得にポイントを貯めていただけますので、このタイミングでのご来店もしくはBEAMS公式Online Shopでのお求めがおすすめです。


アイコニックなドーナツ状の座、バレリーナのようにすらりと伸びる脚が美しいリングスツール。1955年の発売から長く愛される名作です。


<天童木工>Ring Stool
価格:¥35,200(税込)
商品番号:66-92-0008-496

※2022年5月16日以降の価格は¥37,400(税込)となります。


幾重にも重ねられた積層合板によって作られた座面は、程良い傾斜で座り心地の良さにも繋がっています。


<天童木工>創始者の一人であり職人でもあった加藤徳吉氏によるデザイン。華奢に見えて頑丈、持ち運びやすさから、工場の其処彼処に置かれていたのだそう。


シートの張り込みはコードを埋めることで、すっきりと美しい。<天童木工>の技術を活かした職人ならではのデザインです。


こちらは“Centro Sofa”と、サイドテーブルのように合わせた“Murai Stool”。


“Murai Stool”は1961年開催の第一回天童木工デザインコンクールで入賞した後製品化された田辺麗子氏によるデザイン。旧姓の村井から付けられています。


<天童木工>Murai Stool
価格:¥93,500(税込)
商品番号:66-92-0127-496

※2022年5月16日以降の価格は¥101,200(税込)となります。


同じ形状の3枚の成形合板を金具を使わず組み合わせたシンプルで美しい造形は、杢目が中心に向かって合わさるよう細部までこだわり抜いた仕上がり。チークの杢目が際立ちます。


玄関に置けば、靴を履く時の高さにも丁度良く、オブジェとしても素敵なデザインです。


“Centro Sofa”は剣持勇氏の構想をもとに、1985年、国立京都国際会館のために<剣持勇デザイン研究所>がデザイン。


<天童木工>Centro Sofa 3seater[張地グレードB]
価格:¥311,300(税込)
商品番号:66-94-0004-496

※2022年5月16日以降の価格は¥342,100(税込)となります。生地の種類・サイズにより価格は異なります。


サイドフレームはもちろん、程良い柔らかさのクッションの内側にも<天童木工>の技術を活かした成形合板を用いています。腰にあたる膨らみも丁度良くフィットし、快適な座り心地。


BEAMSでは背と座の生地を張り分ける2トーンでのオーダーが可能。よりモダンな表情に仕上がります。

こちらは以前オーダーし、インテリアを楽しむスタッフの自宅の様子。


張地はパープル(座はグレイ)、木部はBW色の濃いブラウンに。この通り背面のデザインも美しく、部屋の真ん中にレイアウトしても素敵です。


柳宗理氏が紙で手遊びする中でデザインが閃いたという“Shell Chair”。背と座を一体成形することで背をもたれたときにしなりが生まれ、優しく背中を受け止めます。


<天童木工>Shell Chair[張地グレードB]
価格:¥97,900(税込)
商品番号:66-91-0019-496

※2022年5月16日以降の価格は¥106,700(税込)となります。生地の種類により価格は異なります。


複雑な曲面を成形した時に出るしわを逃がすために機能する穴。

切り込みを入れることで、この部分の合板は後ろ側に押し曲げ、腰の当たりを良くしているのですが、柳宗理のロゴのようにも見えますね。機能性とデザイン性が両立された美しいイスです。


有機的な曲線が美しい<ARTEK>の“100 Screen”と“Chair 66”。どちらもAlvar Aaltoによるデザインです。


1936年に生まれた“100 Screen”は、パイン材を垂直に並べて繋ぎ合わせたシンプルな構造ながら、波を描くように自在に置くことのできるフレキシブルなパーテーション。コンパクトに丸めて置くことも可能です。


<ARTEK>Chair 66
カラー:White Laminate
価格:¥50,600(税込)
商品番号:66-91-0069-571

※2022年5月16日以降の価格は¥57,200(税込)となります。


<ARTEK>100 Screen
価格:¥316,800(税込)

※2022年5月16日以降の価格は¥334,400(税込)となります。


1935年発表の“Chair 66”。“Stool 60”に次ぐロングセラーのチェアです。

無垢のバーチ材に入れた筋目に薄いベニヤを差し込むことで積層材状にし、曲げ加工を可能にする手法をとったLレッグ。<ARTEK>のアイコニックなデザインは街中で目にすることも多いでしょう。


“Shell Chair”同様、もたれると程良くしなる背もたれ。持ち運び易いという点でも優れたデザインです。



どれも長く愛される名作たち。

タイムレスなデザインは、スペースが許されるならば早く手に入れていただくのが良いと私は考えます。

経年ににより生まれる味わいを楽しみながら、ご自身のもとでヴィンテージへと育てていただけたら…なんと素敵でしょう。


ぜひこの機会でのオーダーをお待ちしております。


家具のオーダーは下記<fennica>店舗にて承ります。

【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720


「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」は5月8日(日)までの開催です。

楽天ポイントも貯めていただくと更にお得です。


※ポイントはオーダー商品到着時に反映されます。

※公式オンラインショップでは楽天ポイントカードのご利用はできません。




Mori

名作家具を手に入れるなら今 -天童木工 Margarita Sofa-

雨の多い4月。

中々すっきりしない天気が続きますね。ゴールデンウィークはご自宅でゆっくり過ごされる方も多いでしょうか?


と ここでご紹介したいのが、自宅で過ごす時間を豊かにする家具。実はオーダーするなら今がおすすめなのです。

何故かは後ほどお伝えするとしまして…


<fennica>ディレクター エリスの以前の自宅の様子をご覧いただきましょう。


<fennica>のMIXスタイルを体現するエリスによるコーディネート。北欧や日本の名作家具、東北のボロやアフリカンクラフトと様々なジャンルのものが隔てなく並びます。

その中央に置かれたのが<天童木工>の“Margarita Sofa”。北欧を代表するデザイナー Bruno Mathssonと<天童木工>のコラボレーションにより生まれた名作です。

優しく包み込まれるような座り心地は、“Sit on”ではなく“Sit in”=椅子に入り込むというBruno Mathssonの哲学が反映されたデザイン。

座面が水平に近く立ち上がり易いHIGHタイプもございますが、傾斜の付いたLOWタイプはまさに“背中で座るような”リラックスチェア。

日本の生活様式に合わせてデザインされた床摺りの脚は床を傷つけにくく、このように畳の上にも安心してレイアウトできます。


コネクターによる連結で、お好みで2シーター、3シーター、4シーター…と、自由に組み合わせ可能。模様替えで3シーターを2シーターと1シーターに分けても良いですし、家族が増えたタイミングで1シーター追加でオーダーしたりと、とってもフレキシブルなんです。


<天童木工>の卓越した技術による成形合板のフレームはバックサイドから見ても美しいですね。

このフレームにキャンバスを張り渡し(ここにもクッションが入っています)、程良い柔らかさのクッションが乗せられた形状は、軽量でお一人での場所移動も楽にできますよ。

また、クッションはスナップボタンで取り外し可能。エリスは大判のエヴェクロスをぐるりと被せて模様替えを楽しんでいました。


洗練されたフォルムはフローリング・畳、部屋のスタイルを問わず素敵に溶け込みますね。

Margarita Sofa”におすすめの張地は、なんといってもサクソニー(コットン57.5%・ウール25%・アクリル17.5%)。


色が混じり合うミックス糸を平織りした生地は、ボタン留めされることでより立体的な表情を生みます。更にフレームのホワイトビーチやキャンバスとも好相性。

こちらの張地でしたらオンラインショップからもご注文いただけます。(店頭では豊富な素材・カラーの中からお選びいただけますよ。)


<天童木工>Margarita Sofa LOWタイプ/右肘掛け
カラー:サクソニー(張地グレード C)
価格:¥122,100(税込)
商品番号:66-91-0034-496

<天童木工>Margarita Sofa LOWタイプ/肘掛けなし
カラー:サクソニー(張地グレード C)
価格:¥116,600(税込)
商品番号:66-91-0033-496

<天童木工>Margarita Sofa LOWタイプ/左肘掛け
カラー:サクソニー(張地グレード C)
価格:¥122,100(税込)
商品番号:66-91-0035-496

<天童木工>Margarita Sofa用コネクター
価格:¥6,600(税込)
商品番号:66-98-0034-496

※張地のグレードにより価格は変動します。


そして、冒頭でオーダーするなら今がおすすめとお伝えしたのは、5月16日(月)受注分より価格改定があるため。


こちらの“Margarita Sofa”2シーター(張地 グレードC/サクソニー+コネクター)の価格は…

¥250,800(税込)※5月15日までの価格
  ↓
¥278,300(税込)※5月16日以降の価格

と、おおよそ10%のプライスアップとなります。(他のプロダクトも〜20%増と改定)


昨今の資材高騰や情勢では、価格が上がることも当然と言えますし、それこそ適正価格になる訳ですが、以前からご検討されていた方には、ぜひこの機会のオーダーをおすすめします。

更に、明日4/28(木)からは「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」がスタート!


先程の“Margarita Sofa”2シーターをORANGEステージ(通常ポイント付与率3%)の方がオーダーされる場合

6,840ポイント※3%付与
  ↓
13.680ポイント※6%付与

と、お得にポイントが貯まります。(※オーダー品到着時にポイントが反映されます。)


加えて、楽天ポイントも貯めますと、1,140ポイント付与。(※公式オンラインショップでは楽天ポイントカードのご利用はできません。)

お得に貯めたポイントで、お洋服や陶器・雑貨など、またお買い物を楽しめますね。

ということで、明日4月28日(木)〜5月8日(日)までのオーダーがおすすめですよ!


家具のオーダーは下記<fennica>店舗にて承ります。

Margarita Sofa”はただいま神戸でご覧いただけます。東京には浜松町に<天童木工>ショールームがございますので、様々なプロダクトを一度にご覧いただけますよ。


【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720




暮らしに寄り添う<天童木工>の家具。

ぜひこの機会にいかがでしょうか?



Mori

天童木工の名作ロッキングチェア

ただいま開催中の『fennica pop-up store Roppongi』

先日ブログでお伝えしたとおり、イベントのトピックとして<天童木工>の名作椅子の新色を<fennica>各店に先駆けて、ビームス 六本木ヒルズにてご覧いただけるんです。

今回はそちらのご紹介を。


<天童木工>Heron Rockingchair[張り地:グレードV]
サイズ:W58.2cm D85.3cm H93cm SH42.8cm
価格:¥99,000(税込)

※生地の種類によって価格が異なります。


<天童木工>のインハウスデザイナーであり技術者でもあった菅澤光政さんによりデザインされ、1966年に誕生した“Heron Rockingchair”。

“Heron”=白鷺を指し、一本脚のサイドフレームの形状が、山形にも多く生息する白鷺に似ていたことから名付けられました。


肘掛け以外は一体型となったテニスラケットにも用いられるサイドフレーム。

これは当時まだ発展段階であった<天童木工>の成形合板技術を組み合わせて生み出されたものなのです。


写真はサイドフレームの型。単板に接着剤を塗布して何層にも重ね、上下・左右・斜めから熱と圧力をかける多方面プレス機で成形します。


ここにコマ(木片)を間に挟み込むことで分岐形状を一体に。この「コマ入れ成形」は接合部分が無くなるため、スリムながら衝撃を吸収するしなやかな強さを保ちます。加えて局所的に厚みを変える「不当厚成形」を併用することで、より美しく強度の高いフレームを実現することができました。


小さなブラッシュアップは重ねながらも、半世紀以上に渡り愛される名作。彫刻家 イサム・ノグチをはじめ、建築家やデザイナーにも愛好者が多いことでも知られていますよね。

この名作に今秋、ブラウンウォールナット色(ホワイトビーチ)が新たに加わりました。<fennica>としては『fennica pop-up store Roppongi』で初お披露目です。


ブラウンウォールナットに合わせた、ブラックのビニールレザーがシックな印象。ビームス 六本木ヒルズのラグジュアリーな雰囲気にマッチしています。


菅澤光政さんは、1994年当時<fennica>ディレクター エリスと北村が民藝に興味を持つきっかけとなったバタフライスツールを取り扱う縁をもたらしてくださった方でもあります。書籍「ニッポン最高の手しごと」では対談の様子と当時のエピソードをご覧いただけますよ。


<fennica>ディレクターの自宅では、ナチュラル(ホワイトビーチ)に爽やかなブルーを合わせたヘロンロッキングチェアが置かれていました。(奥にはバタフライスツールも。)カラーリングや質感の違いで印象もがらりと変わります。ノルディックモダンを感じさせるコンビネーションも素敵ですね。


ビームス 六本木ヒルズでのPOP-UP STOREも今週末まで。


ぜひ<天童木工>の卓越した技術がもたらす快適な座り心地、素晴らしいデザインをお楽しみください。




『fennica pop-up store Roppongi』
場所:ビームス 六本木ヒルズ 3階
会期:12/2(土)-12/12(日)11:00-21:00



Mori

始まりました!『fennica pop-up store Roppongi』

<fennica>が今度は六本木の地へ!


いつものお店を飛び出し、ビームス 六本木ヒルズ 3階に<fennica>がまいりました。(もちろんいつものお店でもお待ちしております。)


ビームス 六本木ヒルズは、メンズおよびウィメンズのカジュアルからドレスまで取り揃えるビームスの新たな旗艦店として2018年秋にオープン。

2階カジュアルフロアと3階ドレスフロアで構成されています。


<fennica>のPOP-UP STOREは、3階ドレスフロアのイベントスペースで開催。会期中は<fennica>スタッフが交代で常駐いたします。


六本木ヒルズまでいらしたら、目印はこちらのウィンドウディスプレイです。

<fennica>定番アイテムを纏ったマネキンとアフリカンクラフト、ジャパニーズモダンデザインファニチャーとがお出迎え。


中に入り2階から3階へ上がった場所にございます。



昨日のブログでもご紹介した<Nychair X>。このPOP-UP STOREを皮切りに取り扱いを再スタートいたします。詳しくはこちら



そして、<天童木工>の名作の一つ、菅澤光政氏による“Heron Rockingchair”。この秋新たに加わったブラウンウォールナットを<fennica>各店に先駆けてご用意いたしました。また詳しくはブログでご紹介しますね。



益子でのPOP-UP STOREで新作をご用意した瀬古有美さんの磁器ですが、六本木に並ぶのは新たに先日窯出しされたばかりの作品。こちらもまたブログでご紹介させてください。



更に、昨年初お披露目した<仙台木地製作所>佐藤康広工人による“AINU Kokeshi”を、特別に今回のPOP-UP STOREにてご用意しました。


加えて全て藍に染まった“INDIGO Kokeshi”も並びます。



<仙台木地製作所>の“AINU Kokeshi”と“INDIGO Kokeshi”に関しては数量限定のため、規約を設けさせていただきます。

【<仙台木地製作所>販売規約】
※AINU Kokeshiは、お一人様3点までとさせていただきます。
※AINU kokeshiとINDIGO Kokeshiは、お取り置き・お取り寄せ・通信販売は不可とさせていただきます。


また、<ギャラリーかんかん>ご協力のもとご用意した仮面やテキスタイルなどのアフリカンクラフトも。





もちろん、<fennica>が様々なブランドと共同製作した定番的アイテムも持ってきておりますよ。









ぜひ六本木の地でも<fennica>のミクスチャースタイルをお楽しみください。




『fennica pop-up store Roppongi』
場所:ビームス 六本木ヒルズ 3階
会期:12/2(土)-12/12(日)11:00-21:00



Mori

初の六本木地区『fennica pop-up store 六本木ヒルズ』

皆様こんにちは。


先日、11/28(土)〜11/29(日)の2日間限定で開催した『fennica pop-up store Mashiko 』無事に終えることができました。

沢山のお客様、「ましこ2021」関係者の皆様、様々な方と交流することができ、幸せな2日間をスタッフ一同過ごし有意義な時間となりましたことに、心より感謝申し上げます。



さて、益子のイベントが終わったばかりですが、続いて12/2(木)から開催のこちらのお知らせです。







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『fennica pop-up store 六本木ヒルズ』



クラフトとデザインの橋渡しをテーマに掲げるレーベル<fennica(フェニカ)>のPOP UP STOREを「ビームス 六本木ヒルズ」3階にて開催します。

今回の為に特別に焼いて頂いた、陶芸家<瀬古有美>の白磁や緑釉の器、普段から取り揃えている各地方の陶器、そして<天童木工>を中心とした家具類と海外の手仕事品に加え、<fennica>の定番品である別注ウェアやストール、ホームスパンのネクタイ等、多岐に渡るアイテムを取り揃えます。 

さらに<天童木工>新色のロッキングチェアを<fennica>各店に先駆けてご用意致しました。
また、「ビームス 六本木ヒルズ」で開催されるPOP UP STOREを皮切りに、日本人デザイナー新居 猛(にい・たけし)がデザインした<ニーチェアエックス>の取り扱いを再スタートします。 
是非、この機会をお見逃しなく。


開催期間
2021年12月2日(木)~12月12日(日)



開催場所
「ビームス 六本木ヒルズ」3階

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<fennica>では初となる六本木地区でのポップアップストア。

先ずはこのイベントの為にご用意したスペシャルアイテムを少しご紹介しますね。






数日前に窯出ししたばかり、瀬古有美さんの白磁や緑釉の器。






英国セント•アイヴス、海の色と白浜をイメージした翠の釉薬と白磁が美しいですね。








益子の濱田窯とイギリスのセント•アイヴスで修行された、瀬古さんならではの器達。

ポップアップではこれ以外にも花器等、焼きあがったばかりのモノが並ぶ予定です。









新たな家具も。




<天童木工>新色のロッキングチェア。







また、日本人デザイナー新居 猛(にい・たけし)がデザインした<ニーチェアエックス>の取り扱いを『 fennica pop-up store 六本木ヒルズ』を皮切りに再スタートします。






家具の詳細やその他の商品情報は、随時ブログやオフィシャルインスタグラム等でご紹介していきますので、楽しみにお待ち下さい。


それでは今回はこの辺で。









Watanabe Tsubasa

天童木工のチェントロソファ

この頃は、長く過ごす自宅での時間を充実させたいと、家具をお探しという声を伺います。

ということで、今回は数ある中でご検討される方も多い、<天童木工>の名作“Centro Sofa”を改めてご紹介させてください。



<天童木工>チェントロソファ 3シーター[張り地:NC]
サイズ:W1840 D755 H735 SH380
価格:¥283,000+税
商品番号:66-94-0004-496

*生地の種類によって価格が異なります。


“Centro Sofa”は、ジャパニーズモダンデザインの礎を支えた剣持勇の構想をもとに、1985年<剣持デザイン研究所>が国立京都国際会館のためにデザインした名作。


以前こちらのブログでもご紹介しましたが、快適な座り心地にはいくつかの秘密があるんです。


1. 程良い硬さのクッション。
2. 腰にフィットする背もたれの膨らみ。
3. 姿勢が崩れないよう浅めにした座面。
4. フレームだけでなくクッションを張り込んだ内部まで用いられる成形合板。


<天童木工>の卓越した技術によって可能とした素晴らしいデザインです。その座り心地は、ぜひ店頭でお試しくださいね。


そして、オーダーの醍醐味である生地選び。<fennica>でおすすめする<Ribaco>社の「NC」は、76色と豊富なカラーバリエーション。<天童木工>のカタログには15色掲載ですが、BEAMSでは全色からお選びいただけます。


さらに、BEAMSでは2色を選んで背と座の張り分けがオーダー可能。なので、その組み合わせは5000通り以上にもなるんです。


LIGHT BLUE × BLUE


こちらは原宿オフィスのブルーを基調としたフリースペースに置かれるチェントロソファ。

ブルーの濃淡で、ノルディックモダンを感じる洗練された色合わせ。それもそのはず、同じスペースに置かれたフィン・ユールのベーカーソファと同じ配色なんです。


IVORY × BURGUNDY


こちらもノルディックモダンをイメージしたカラーリング。座面にアクセントカラーをのせた少し意外な色合わせも、チェントロソファの美しいフォルムにマッチしますね。


GREEN × GRAY


NAVY × GRAY


グレーにグリーンやネイビーとベーシックなカラーなら、クッションやカーテン、ラグなど、合わせるインテリアで印象もガラリと変えられます。背面を濃色にして輪郭をはっきりと見せるコンビネーションも素敵です。



オーダー前は「長く使うものだから、ベーシックなカラーに…」もしくは、「オーダーなのだから他にはないオリジナルなコンビネーションに…」と、色々と想像が膨らむことと思います。

ぜひ、店頭で色選びのお手伝いをさせてくださいね。



<天童木工>創業80周年記念による、スペシャルな低座イスのオーダー受付は間も無く終了となります。詳しくはこちらのブログをご覧ください。

12/20(日)まで「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」開催中ですので、ご検討されている方はこの期間中のご来店がおすすめです。

※今回開催で付与されるダブルポイント分は2021年2月末日までの期間限定ポイントです。詳しくは店頭にてご案内いたします。



※<天童木工>はオーダー家具商品のため下記<fennica>各店の店頭にて承ります。

◼︎International Gallery BEAMS 2階(原宿)/TEL:03-3470-3948

◼︎BEAMS JAPAN 5階(新宿)/TEL:03-5368-7304

◼︎BEAMS KOBE B1階(神戸)/TEL:078-335-2720




Mori

松本民芸家具と暮らす

すっかり秋の空気になり、季節の歩みを感じますね。いかがお過ごしでしょうか?

店頭ではスタッフもマネキンも秋の装いなのはもちろんのこと、新宿では秋のイベント『柿渋のちから』を開催中。そして原宿では季節の模様替えを行いました。


<松本民芸家具 × fennica>のローテーブルを囲うように並ぶ、同じく<松本民芸家具 × fennica>の低座椅子、<天童木工>のチェントロソファにマットソンチェア。

<倉敷緞通>の絨毯(非売品)の赤は紅葉色に映り、秋らしいコーディネートになったのではないでしょうか?


<松本民芸家具 × fennica>ローテーブル
カラー:BEAMSカラー
サイズ:W1150 × D760 × H 400
価格:¥188,000+税
商品番号:66-93-0013-079


こちらのローテーブル。改めてご紹介させていただきますと、木工漆工芸の人間国宝 黒田辰秋が<松本民芸家具>の工房で制作をしていた時期に監修したという「#67型座卓I」をベースにしています。


元々天板の高さが32cmのつくりなのですが、40cmに変更してオーダーした特別モデル。この8cmの差により、ソファ前のローテーブルとしてレイアウトしたり、床に座ってくつろぐ場面でも丁度良い、絶妙な高さに仕上がっているのです。


天板四隅は斜めにカットされ、そこから八の字に伸びた板脚。隅が鈍角状になるとシャープな印象を和らげますし、斜めに伸びた板脚はテーブル下に脚を入れる際にゆとりが生まれますね。

この洗練されたデザインにより、天板の杢目の美しさも引き立つように思います。


<松本民芸家具 × fennica>低座椅子
カラー:BEAMSカラー
サイズ:W550 × D450 × H650(SH300)
価格:¥136,000+税
商品番号:66-91-0015-079


低座椅子は「L型布地ローチェア」がベース。<fennica>ディレクター エリスのイメージを伝え、既存のラインナップにはないライトブラウンの生地を使用しています。


<松本民芸家具>の布張り椅子と言うと光沢のあるベルベット生地を連想しますが、このざっくりとした織り生地もまたマッチするんですよね。


このローテーブルと低座椅子の製作依頼をした当時というのは、原宿ではじめてアフリカのクラフトに焦点を当てたイベントを行った時期と重なります。テーブルやソファだけでない床での生活スタイルは、アフリカンクラフトを取り入れる提案とも繋がるという訳です。ロースタイルは天井までの空間に余裕が生まれ、部屋を広く感じられるメリットもありますよね。

そして、拘りのラッカー仕上げのお話も。

<松本民芸家具>を取り扱いし始めたのは、2009年の秋に遡りますが、当初より“BEAMSカラー”という特注色でご紹介しているのはご存知でしょうか?


主要材として用いられるミズメザクラは、丹念に手塗りでラッカー塗装を重ねることで濃い赤茶色になります。その色目は<松本民芸家具>の特徴の一つ。ですが、長年使い込まれた時にはじめて最良となる塗装をしているという職人の話にあるように、経年で色が透け飴茶色に育った色目がまた美しいのです。

<fennica>では、日々手入れしながら使い込み3年が経過した頃のような、ワントーン明るいフィニッシュでご紹介をしています。

これには<松本民芸家具>を取り扱う前から並ぶ<ARTEK>などの白木の家具とも調和するようにという狙いもあるのです。


お手持ちの家具や床材の色に捉われず、美しいと思う感覚を大事にして、ミックスしていくスタイルを楽しんでいただけたらと思います。


過去に公開されたコンテンツ「fennica things」で<松本民芸家具>の特集をご覧いただけますよ。

こちらのローテーブルと低座椅子はInternational Gallery BEAMS(原宿)にてご覧いただけます。

9/18(金)から24(木)まで「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催しておりますので、ぜひお得な機会にご検討ください。



※<松本民芸家具>のご案内は下記<fennica>各店の店頭にて承ります。

◼︎International Gallery BEAMS 2階(原宿)/TEL:03-3470-3948

◼︎BEAMS JAPAN 5階(新宿)/TEL:03-5368-7304

◼︎BEAMS KOBE B1階(神戸)/TEL:078-335-2720




Mori

天童木工の名作が、特別仕様に

ご存知ですか?

数々のジャパニーズモダンファニチャーを生み出す山形県天童市の<天童木工>は今年で創業80周年を迎えます。

<fennica>では、これを記念した様々な企画の中の一つで、こちらも誕生60周年となる“低座イス”の特別限定モデルを受注販売いたします。





<天童木工>低座イス 60th Anniversary Revival Edition
木材:クルミ材/チーク材
サイズ:W550 D683 H650 SH290
価格:¥88,000〜¥98,000+税

*張り地によって価格が異なります。


ご紹介が遅くなってしまいましたが、7月1日から12月25日までの“期間限定販売”です。


低座イスというと<fennica>でも長くご紹介をしてきた名作。

20世紀の日本建築界を代表する建築家 坂倉準三によって1954年に原型がデザインされ、カンチレバー構造を持つ現在の低座イスが完成したのが1960年のこと。坂倉準三研究所の所員であった長大作が坂倉準三による設計の空間に向けてデザインしたことから誕生し、今日まで愛されてきました。


現在使用される材はナラですが、特別限定モデルとして、発売初期に使用されていた、“クルミ材”と“チーク材”仕様の低座イスのオーダーを期間限定で承ります。


“クルミ材”


1960年、ミラノトリエンナーレに低座イスが出展された際にも用いられ、当初クルミ材の仕様でのみ販売されていました。その後チーク材と併売されていましたが、流通量の少なさから安定した供給に向かないということで廃盤になった経緯があります。


国産のクルミ材(ジャパニーズウォールナット)は、北アメリカやヨーロッパで採ることのできるウォールナット材(ブラックウォールナット)とは異なり、落ち着いた色目と野趣溢れた木目が特徴的。生育環境により、天然木の中でも特に木目の個性が出る材とされています。

このクルミ材仕様の低座イスは、International Gallery BEAMS 2階(原宿)にてご覧いただけます。


“チーク材”


世界三大銘木であるチーク材は美しくはっきりとした木目が特徴。先に記したようにクルミ材の少し後、60年代半ばに発売され80年代末まで販売されていました。


人気の高い仕様でしたが、材料費のバランスから廃盤にせざるを得なかったのだそう。復刻を要望する声も多かったようで、このタイミングでの再販が実現しました。光沢ある豊かな風合いは経年でより深いものへと変化します。

このチーク材仕様の低座イスは、BEAMS JAPAN 5階(新宿)にてご覧いただけます。


どちらも天然素材のため木目や色の出方が一つ一つ異なりますが、専門の職人が表情を確認しながら、フォルムにあわせた美しい縞模様を厳選し仕上げてくださるとのこと。

そして、1950,60年代のエンブレムを再現した特別バージョンエンブレムが付けられます。

<天童木工>の低座イス 60th Anniversary Revival Edition」特設ページで紹介されている低座イスのストーリーや製作の様子も併せてご覧になってみてくださいね。



こちらは、現行のナラ材の低座イス。70年代に追加されてから今日まで販売を続けている仕様です。

こちらのナラ材仕様の低座イスは、BEAMS JAPAN 5階(新宿)BEAMS KOBE B1階(神戸)にてご覧いただけます。


<天童木工>低座イス
カラー:ナラ材
サイズ:W550 D683 H650 SH290
価格:¥71,000〜¥82,000+税
商品番号:66-91-0063-496

*張り地によって価格が異なります。ナラ材のみ、BEAMSでは背と座を張り分け可能です。詳しくはこちらのブログをご覧ください。


「和室での暮らしに溶け込み、ゆったりとくつろげる椅子」との要望を叶える低座イスは<天童木工>の技術により美しさと快適さを兼ね備えています。

モダンな面持ちは洋室にもマッチしますよ。生地の質感や選ぶ色によって印象が変わりますので、ぜひご相談くださいね。


周年記念によるスペシャルな機会を、どうぞお見逃しなく!



※<天童木工>はオーダー家具商品のため下記<fennica>各店の店頭にて承ります。

◼︎International Gallery BEAMS 2階(原宿)/TEL:03-3470-3948

◼︎BEAMS JAPAN 5階(新宿)/TEL:03-5368-7304

◼︎BEAMS KOBE B1階(神戸)/TEL:078-335-2720




Mori

2020年を想う

早いもので12月。あと1ヶ月で2020年を迎えますね。

今回は“2020年”から連想して…リストックした<天童木工>のリングスツールを改めてご紹介。


<天童木工>リングスツール
価格:¥32,000+税
商品番号:66-92-0008-496


1942年、<天童木工>工場長であった加藤徳吉によりデザインされ1955年に誕生したリングスツール。

もともと作業用に作られたスツールとあって、当時の工場ではあちこちで使われていたそう。


まるでバレリーナのように華奢な脚とは裏腹に耐久性が高く丈夫。当時から頼りになる存在だったわけですね。


このリング状の座面は幾重にも重ねられた積層合板によって作られており、程よい傾斜が良い座り心地にも繋がっています。木目も美しい…


そして、どこを見てもネジや針がありません。

座面と脚は中に金属パイプを叩き込み接合する地獄ホゾという特殊構造で一度組めば抜けない強固な作り。

シートは丸天張りという技術で、側面のわずか3mmの溝にシートを打ち込み、コードを埋めることで、こんなにも洗練された仕上りになっているのです。


轆轤で作られる、くびれた脚もきれいですね。

なんといってもアクセントになるカラーリングが目に楽しい。


冒頭の2020年を連想したというのは、この輪と色から1964年の東京オリンピック開催時に“五輪スツール”といって親しまれたから。(これにはブルーが必要なのですが…オーダーで対応できますよ。)

<fennica>にはこの通り、ラスタカラーが並んでいます。


時代を超えて色褪せることのない名作を、今手に入れるというのも、心に残り良いタイミングではないでしょうか?


そして、2020年の日々を彩るは、こちらのカレンダー。


<桂樹舎>芹沢銈介 型染カレンダー
価格:¥16,000+税
商品番号:66-99-3715-745

<桂樹舎>芹沢銈介 卓上カレンダー
価格:¥1,200+税
商品番号:66-99-3713-745


染色家 芹沢銈介が1946年から約40年間製作したアーカイブから、現在は暦が一致するデザインを用いて製作されているのですが、閏年である2020年と一致したのは1964年のみだったとのこと!

東京オリンピック開催年のなんと素敵な巡り合わせでしょう。

日本の風情を感じる型絵染は海外の方への贈り物にもおすすめですよ。


ぜひ店頭でご覧ください。



Mori

バタフライスツール

11月に入り、今年も残すところ2ヶ月となりましたね。

やっと冬服も楽しめる季節になり、セーターを着て外へ出ると冷たい風も心地良く感じます。


寒い季節は家でゆっくり過ごす時間も増えるのではないでしょうか?

家の中にアイコニックな家具があるとより暮らしが楽しくなると思います。

という事で今回は<天童木工>よりこちらのご紹介。


ジャパニーズモダンデザインを代表するプロダクト、柳宗理デザインのバタフライスツールです。


<天童木工>バタフライスツール
カラー:MAPLE,ROSE
価格:¥47,000+税
商品番号:66-92-0015-346


この蝶が羽を広げるシルエットをしたスツールは、1956年に誕生してから半世紀以上たった今日でも度々雑誌やテレビ番組で取り上げられるなど、もはや説明不要の名作ですよね。


デザインの起点はスケッチや平面図を描くところから‥ではなく、紙を折ったり曲げたりと手遊びからイマジネーションを広げ生まれたと言われています。

それを<天童木工>の高度な成形合板技術によって表現された訳ですね。


<fennica>としては、あまり取り扱いがなかった1990年代半ば当時、ディレクター エリスと北村がぜひBEAMSで取り扱いたいと尽力し、そこから柳宗理さんと出会い、民藝とも深く繋がっていくきっかけとなった、大きな意味を持つアイテムでもあるのです。


ニッポン最高の手しごと
価格:¥1,400+税
商品番号:66-81-0003-435


このお話は書籍「ニッポン最高の手しごと」に記されているので、ご存知の方もいらっしゃるでしょうか?

ぜひこちらの書籍も店頭でご紹介させていただければと。



店頭でご案内していると、玄関で靴を履く際の腰掛けとしてお考えの方が多い様子。家に帰ればオブジェとして玄関を華やかし、出迎えてくれます。


曲線美が魅力的なモダンなデザインは、どんなテイストのインテリアにもマッチすることでしょう。


2枚の成形合板が互いを支え合う姿から、結婚のお祝いの品に選ばれる方もいらっしゃるのだそう。そんな想いを込めた贈り物としても素敵ですね。



11/4(月・祝)まで「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催しています。

この機会にぜひ、見にいらしてください。



Mori

fennicaの定番のこと。

こんにちは。

今回はfennica(フェニカ)の定番商品に関して。ご存知の方もいらっしゃるでしょうから、ちょっとした復習といった所でしょうか。お店に行くと「いつもある」と思われがちなものですが、それら一つ一つはそれぞれ何らかの拘りの元に生み出されているのです。





fennica(フェニカ)のバイヤー兼ディレクターのテリー・エリスと北村恵子。彼らがレーベルの発足からコンセプトの組み立てや商品の買い付け、ディレクションの役割を担っています。

今回は彼らが企画、提案したフェニカの定番商品を改めて見て頂きたいと思います。








フェニカのお店に訪れたことのある方であれば、目にしたことがあるかもしれません。天童木工のチェントロソファ。剣持勇によるデザインで、背面からアームと座面の2色の張り分けでのオーダーが可能です。同じシリーズでテーブルも作っています。



店頭ではサンプルのみのオーダー販売。生地のランクによって価格が異なります。店頭のサンプルに使われているのはBランクのNCという、フェニカでは最も人気のある生地です。色のバリエーションが一際多く、更に2色張り分けとなったら選ぶ選択肢は必然広がっていきます。但し張り分けが出来るのは同じランク同士のみです。勿論シンプルに単色でのオーダーも可能です。天童木工でも元々2色張り分けの仕様はありますが、フェニカでは張り分ける箇所を別で指定しており、この仕様はビームスだけのスペシャルです。









続いてこちらは松本民芸家具。サイズを小ぶりにしたり、高さを変えたりとフェニカならではの別注から、



塗装の色を薄くして木目の風合いを際立たせた仕上がりにして貰ったり。オーダー品に関しては、もちろん従来の濃いめの色での塗装も受け付けております。









富山の桂樹舎。手漉きで手染めの型染め和紙で作られた雑貨類。元々ある形状のものですが箱の側面を無地や別柄で指定することにより、モダンな印象になります。大きさの異なるものを重ねて置いてインテリアのアクセントにするのも良いですね。









宝島染工 天然の藍を100%使用し、昔ながらの染色技法や手作業で染色加工を行い、現在の市場に合わせた提案を行っている福岡の染色工房です。フェニカではトップスやシャツ、ワンピース等の幾つかの型を別注で作って貰っています。インデイゴ=デニム、和 といったイメージが根強いですが、本当の意味での藍染というのは決して多くはありません。それが天然藍を使ってきちんとした工程で作られている、というのはフェニカというレーベルにとってはとても意味のあることなのです。藍甕に漬ける回数でも色の深さは随分と異なりますし、泥染を併用することで深い色合いが生まれます。是非、店頭でそれぞれの色や風合いを手に取ってお確かめください。






書籍「ニッポン 最高の手仕事」。今回ご覧頂いた以外にもテリー・エリス、北村恵子の携わったフェニカの“こと”や“もの”がご覧頂けます。彼らが関わった中の一部ではありますが、どうぞご一緒に手しごとの旅へ。


定番や別注に関することもまた思い立ったら少しずつお話させて頂ければと思います。
その際には少しの時間、お付き合い頂けると幸いです。

ご不明な点などございましたら、下記店舗までお問い合わせください。



International Gallery BEAMS 2F

Katagiri


天童木工周年記念モデル ヘロンロッキングチェアのご紹介

日本を代表する家具「バタフライスツール」が生まれてから60年。
成形合板技術の集大成ともいえる「ヘロンロッキングチェア」が生まれてから50年。
半世紀以上が過ぎてもブランドのアイコンとして名作であり続ける、二つの家具を記念して、発売当時の使用をほぼ再現した特別モデルを数量限定で発売致します。
 
■ 特設サイト
『 天童木工 | Butterfly Stool & Heron Rocking Chair Anniversary Revival Edition 』
https://tendo-mokko.tumblr.com/


BEAMSでの販売・抽選方法につきましては、BEAMSオフィシャルサイトにてご案内中です。

http://www.beams.co.jp/news/260/


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?と思った方、こちらはヘロンロッキングチェアの多方向プレス機です。

1966年に菅澤光政氏がデザインしたヘロン(=白鷺)チェア。

元々は一本足チェアとも呼ばれており、側面の伸びやかな曲線とコマ入れ部分がアクセント。

1967年にヘロンシリーズはGマークにも認定されています。






今回の周年記念モデルの見所は、細かく分割された背面部分と、現在は使われていないナラ材のフレーム。

どちらも昔のデザインを踏襲したものです。現在作られているものとはまた印象が違います。

こちらのモデルは生地を選ぶ事が出来ますので、まるでヴィンテージをオーダーしているような感覚になりますね。


モダンで軽快な印象なのは勿論、座面も広く取ってあるので快適そのもの。

これも天童木工の高い技術力に裏打ちされた、ロングセラーモデルというのも頷けます。


実は日系アメリカ人のデザイナー、イサム・ノグチ氏も白のヘロンロッキングチェアを愛用していたようで、店内には掲載のある雑誌も参考商品としてご紹介しています。

また、今回は天童木工で依然作られていたシャルロット・ペリアンがデザインしたチェア、オンブルも展示中。

デザイン・技術とも素晴らしい天童木工の魅力を、ぜひお確かめ下さい。


展示は今週末までとなっております!

ご興味のある方は是非お越し下さい。


ASAMI



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