ただいま開催中の『fennica pop-up store Roppongi』。
先日ブログでお伝えしたとおり、イベントのトピックとして<天童木工>の名作椅子の新色を<fennica>各店に先駆けて、ビームス 六本木ヒルズにてご覧いただけるんです。
今回はそちらのご紹介を。

<天童木工>Heron Rockingchair[張り地:グレードV]
サイズ:W58.2cm D85.3cm H93cm SH42.8cm
価格:¥99,000(税込)
※生地の種類によって価格が異なります。
<天童木工>のインハウスデザイナーであり技術者でもあった菅澤光政さんによりデザインされ、1966年に誕生した“Heron Rockingchair”。
“Heron”=白鷺を指し、一本脚のサイドフレームの形状が、山形にも多く生息する白鷺に似ていたことから名付けられました。

肘掛け以外は一体型となったテニスラケットにも用いられるサイドフレーム。
これは当時まだ発展段階であった<天童木工>の成形合板技術を組み合わせて生み出されたものなのです。

写真はサイドフレームの型。単板に接着剤を塗布して何層にも重ね、上下・左右・斜めから熱と圧力をかける多方面プレス機で成形します。

ここにコマ(木片)を間に挟み込むことで分岐形状を一体に。この「コマ入れ成形」は接合部分が無くなるため、スリムながら衝撃を吸収するしなやかな強さを保ちます。加えて局所的に厚みを変える「不当厚成形」を併用することで、より美しく強度の高いフレームを実現することができました。
小さなブラッシュアップは重ねながらも、半世紀以上に渡り愛される名作。彫刻家 イサム・ノグチをはじめ、建築家やデザイナーにも愛好者が多いことでも知られていますよね。

この名作に今秋、ブラウンウォールナット色(ホワイトビーチ)が新たに加わりました。<fennica>としては『fennica pop-up store Roppongi』で初お披露目です。

ブラウンウォールナットに合わせた、ブラックのビニールレザーがシックな印象。ビームス 六本木ヒルズのラグジュアリーな雰囲気にマッチしています。
菅澤光政さんは、1994年当時<fennica>ディレクター エリスと北村が民藝に興味を持つきっかけとなったバタフライスツールを取り扱う縁をもたらしてくださった方でもあります。書籍「ニッポン最高の手しごと」では対談の様子と当時のエピソードをご覧いただけますよ。

<fennica>ディレクターの自宅では、ナチュラル(ホワイトビーチ)に爽やかなブルーを合わせたヘロンロッキングチェアが置かれていました。(奥にはバタフライスツールも。)カラーリングや質感の違いで印象もがらりと変わります。ノルディックモダンを感じさせるコンビネーションも素敵ですね。
ビームス 六本木ヒルズでのPOP-UP STOREも今週末まで。

ぜひ<天童木工>の卓越した技術がもたらす快適な座り心地、素晴らしいデザインをお楽しみください。
『fennica pop-up store Roppongi』
場所:ビームス 六本木ヒルズ 3階
会期:12/2(土)-12/12(日)11:00-21:00
Mori
