戦い続けるボクサー

SHUN 新井 2021.09.15

今晩は、銀座店の新井です。


ようやく先週末辺りから秋冬物の準備に皆さんエンジンがかかってきたようですね。

週末の皆様のご来店ではご案内にスタッフが足らずお待たせしてしまい誠に申し訳ございませんでした。

今後は改善して準備して参りますので今後も何卒宜しくお願い申し上げます。


そろそろ動かないと毎年マイサイズを買い逃してしまうニットと言えばジョンスメドレー 。

今年も新作が出てますが相当良いです。






JOHN SMEDLEY ニットポロシャツ
カラー:チャコール、ブラック、オレンジ、マスタード、グリーン
サイズ:XS,S,M
価格:¥36,300(税込)
商品番号:21-12-0038-337

JOHN SMEDLEY 30ゲージ カーディガン
カラー:チャコールグレー、ブラック
サイズ:S,M,L
価格:¥37,400(税込)
商品番号:21-15-0622-337

JOHN SMEDLEY 24ゲージ カーディガン
カラー:ブラック
サイズ:S,M,L
価格:¥40,700(税込)
商品番号:21-15-0625-337

ジョンスメドレー デビューは背伸びして高校3年生の時だったのですが、それから毎シーズン1枚買い足してました。

現役20年選手も私のクローゼットにいますね。タグだけは汚れて疲れてますが、肝心のボディは疲れ知らず。ほとんど毛玉も出てないので大したモノです。

メリノウール100%のニットで言えば私は「ジョンスメドレーか、それ以外か」ってな位に。

前に英国ツイードが唯一無二って話をしましたが、羊毛を使った毛編み物もやっぱりイギリス製は唯一無二だと。そりぁ日本が着物着てた時から彼らは羊毛を糸にして洋服作ってた訳なんで歴史が違いますよね。

生地屋さんとかニット屋さんとかカットソー屋さんなどなど色んなパートナーの方達と洋服の企画を練ってた時にも、昨今の様々な機能合繊素材が開発されてるけどウールが天然に存在する1番の機能性素材じゃないかって話になってました。防臭抗菌性とか復元力とか色の定着性とか。テーラードスーツの素材もウールが主流なのはずっと変わらないですしね。

イタリア製のニットもかなり沢山ブランドでやってますが、個人的には着心地も良く耐久性もある良いとこ取りのニットとしてはイギリス製のジョンスメドレーがダントツと感じてます。


何処がそんなに違うのかは未だに明確に分からないんですが、私が思うに羊毛自体の質とその糸の仕上げや糸の独特なうねりではないかと。しっかりと油分を含んだしっとり感があり、尚且つ回復性や弾力性、上品な光沢や伸縮性もあると。

散々アジア大陸の国でニットを企画製造してみましたが、ジョンスメドレーの仕上がりには程遠く、、肌触りだけでも似せようと強めの柔軟仕上げで誤魔化してもワンシーズン着たら毛玉だらけの有様。それなら耐久性をと試みたら、チクチク地獄でしたね。スメドレー様の偉大さを痛感するだけでした。

お値段は張る方ですが、費用対効果は抜群。私も実証済みです。ファストファッションのニットは1年後のシーズンには絶対着ないパターンを何年も繰り返しました。結局我が青春を一緒に過ごしたジョンスメドレー様にお世話になってます。

学生時代に奥さんが家で寒がってた時に、見栄を張ってスメドレー様のカーディガンを部屋着で羽織らせてあげてたのは良い思い出です。

毎度のようにセレクトショップの生き残る道は値下げをしない本当に良い商品をお客様にお買上げ頂く事だとブログで喚いてますが、このジョンスメドレー様は正に理想的。滅多にセールにもならず普遍的に価値も下がらないし、おじいちゃんになっても絶対着られるマスターピースですよね。


表題は60年代半ばのニューヨークで産み落とされたフォークロックデュオSGの代表的作品。自立して生きていく為に戦い続けるボクサーを比喩表現として、戦い続けるように生きていく全ての人達の心に響く名曲。哀愁を感じるイントロの美しいギターと後半の2人のハーモニーによる盛り上がりは、切なくもあり激しさもあり誰しもが心を震わせられる筈です。


気温が下がり始める秋頃に着たくなるジョンスメドレーのメリノウールニット。同じくギターの音色が枯葉舞うこの時期に似合うこの曲。そしてそのどちらも感じるのは時代に流されない普遍性ですかね。ほんとにどちらも秋が似合います。

そんな感じで哀愁と激情の入り混じる複雑な気持ちをこの曲にのせて、明日も頑張ってみようかなと線路沿いの夜道を歩いてます。




それでは銀座でお会いしましょう


新井