<CLASS>穴の開いたジャケット

山口 悟史 2022.02.13

洋服好きのみなさま

お待たせしました

今期もこのブランドのご紹介です


皆さん大好きな<CLASS(クラス)>

2022SSのアイテムが入荷してきました


今シーズンのシーズンテーマは

”Metaphysics”

形而上学(けいじじょうがく)


全くピンときません

初めて聞いた言葉でした

「また難解だなー」

いつもだとそんなこと気にせずにスルーしがちなんですが、、、

なんとなく聞いたことあるとか、雰囲気で分かる気になってるのが最近嫌になっている僕は、色々調べてみてしまいました

普段はあんまりテーマなんか気にしないし、お勉強っぽくなっちゃうのが嫌だし、、、

ただ、そんなこと忘れるくらい面白かったです(何の感想でしょうか、、、)


ネットで調べてみると


”形而上”

1 形を持っていないもの

2 哲学で、時間・空間の形式を制約とする感性を介した経験によっては認識できないもの 超自然的、理念的なもの

出典:デジタル大辞泉


よく分かんない

便利な世の中になった今、よりかみ砕いて説明してくれました


~「形而上」というのは、「形がない」もしくは「形を越えた」精神的なものだと思ってください

「形のないもの」とは「人の気持ちや心」、また「形を越えたもの」とは「神様」や「仏様」の事を指します

簡単に言うと、「思考の中の世界」ということです


という事らしいです


ちなみに”形而上”の対義語は”形而下(けいじか)”


”形而下”

1 形を備えたもの 物質的なもの

2 哲学で、感性を介した経験によって認識できるもの 時間・空間を基礎的形式とする現象的世界に形をとって存在するもの

出典:デジタル大辞泉


最後にまとめにて


つまり「形而上学」とは「目に見えない本質を追求する学問」を言うのです


と書かれていました


くだらないことをあーだこーだ考えてしまう僕は、それから毎日店頭に並んだ<CLASS(クラス)>のアイテムとにらめっこ

なんでこんなに気になってしまうのか自分でも分かりませんが、気になってしまったものはしょうがない

”形”にするしかありません


”形にする”

行為自体が形而上とは全く逆じゃない?って思ったあなた

僕もです


ただ店頭には<CLASS(クラス)>の洋服が確かに、確実に形として存在しています

”形がない”とか”形を越えた”

とかそんな言葉に惑わされると、それこそ本質から遠ざかってしまいそう


な気がする、、、


それに気づいた?僕は、「だったら好きなように”形”にしよう」


「チャンスは今夜」


なんて開き直ってしまいました



経費ゼロなので一応お金という”形”は存在しません

ビニールにカーテン



牛の骨にはビニールをぐるぐる巻き



穴の開いたジャケットにはビニールが絡みつきます





結局何を表現したかったとか、テーマはなんだとか、そんなこと聞かれても自分でもよく分かってません

明治通りのちっぽけなディスプレイスペースなんか1日に何人の人が気にかかるのか分かりませんが、、、

これは僕なりの勝手な解釈

穴の開いたジャケットを見たときに湧き上がってきたイメージ


頭の中に浮かんだそのイメージ(形の無い物)

形にした


なんて都合のいいことを書いておいてやり過ごそう


うん


とてもめんどくさいブログになってますが、今回も非常にパワーのあるアイテムばかり


<CLASS(クラス)>CUT JACKET
カラー:CHARCORL.GREY
サイズ:2
価格:¥150,700(税込)
商品番号:23-16-0937-693





<CLASS(クラス)>ZIP JACKET
カラー:LT.GREY
サイズ:2
価格:¥171,600(税込)
商品番号:23-16-0936-693










<CLASS(クラス)>シームウェスタンシャツ
カラー:CHARCORL.GREY
サイズ:1 2
価格:¥61,600(税込)
商品番号:23-11-2117-693




<CLASS(クラス)>PLUG IN PANTS
カラー:BEIGE
サイズ:1 2
価格:¥61,600(税込)
商品番号:23-23-1445-693


<CLASS(クラス)>クロップドデニムトラウザー
カラー:RORDEAUX NAVY
サイズ:1 2
価格:¥40,700(税込)
商品番号:23-21-0379-693

<CLASS(クラス)>クロップド バナナパンツ
カラー:RORDEAUX NAVY
サイズ:1 2
価格:¥40,700(税込)
商品番号:23-21-0381-693


まだこれから入荷予定のアイテムもありますが、すでに完売してしまったモデルもあります

前回ご好評いただいた<PENDLETON(ペンドルトン)>とのスペシャルアイテムの販売時にも感じたことですが、<CLASS(クラス)>が好きな方は非常に自由な発想でスタイリングを楽しんでいる印象でした


堀切氏が自身の作る洋服について質問されたときに度々答える言葉

「自由に着てください」

それは本当に本心でおっしゃっているんだと思います


少なくとも僕はそう思う


すごく個人的な理由で、今シーズンも洋服を楽しみましょう

もちろんそれ以外のことも、、、


今回はアイテム別の細かい紹介をする前に力尽きてしまいました、、、

実物は是非店頭で


「穴の空いた男が、一人で喋ってる」


結局言葉の意味なんて2センチ位しか理解できなかったなぁ、、、

まあいいか


ご来店お待ちしてます


Yamaguchi