改めて<小鹿田焼>を見てみる。

M.FOUJITA 2023.09.27

ここ最近の私は民藝にまつわるヒト、モノに吸い寄せられている日々でして。



今月は弾丸で大阪の美術館まで民藝の展示を見に行き、東京に戻れば百貨店で行われている柚木沙弥郎さんの展示や、えのきだ窯さん、松田共司さんの個展やイベントなどでご本人と色々とお話ししたり、、、



お店ではイベントもありましたし、9月はとても濃厚な月となりました。



そして、民藝のことを考えながら店内を見ていると、まだしっかりと紹介出来ていない窯があるなと。



今月はブログにて<出西窯>のことを書きましたが、今回はまだお話し出来ていなかった<小鹿田焼>について書いていこうと思います。



もう私が書かなくともその良さをご存知の方が大勢いらっしゃることでしょうが、改めて私なりに書いてみます。



<小鹿田焼>は300年前に小石原焼の陶工を招き、その陶工たちへ土地を提供して始まったそう。



以来、「一子相伝」にて技術が継承されており、今も10軒の窯元が昔と変わらない方法で陶器を作り続けています。



<小鹿田焼> 5寸皿
価格:¥2,200(税込)
商品番号:56-71-0573-188


こちらの5寸皿にもみられる、飛び鉋や刷毛目といった伝統的な技法もその特徴で、小石原焼にも同様の技法で作られたものが見られます。



しかし、小鹿田の土の方が黒みがちということもあり、特に飛び鉋にはより白と黒のコントラストがハッキリと現れます。




<小鹿田焼>の日常使いの器たち、私も日々使用しているのですが、料理を盛るのが楽しくなるような絵付けで、毎日使っても飽きがきません。



<小鹿田焼> 6寸鉢
価格:¥4,950(税込)
商品番号:56-71-0578-188



<小鹿田焼>4.5寸飯碗
価格:¥3,300(税込)
商品番号:56-71-0576-188


<小鹿田焼> 4.5寸汁椀
価格:¥4,620(税込)
商品番号:56-71-0577-188




それぞれ手にも馴染み、使い勝手も良いので、お家の器を<小鹿田焼>で統一、なんてことも全く問題無いと思います。



目にも楽しく、食器棚に並んでいる姿は可愛らしさも感じるのでは?




<fennica>ではそんな<小鹿田焼>と別注にて色々なモノを作ってきました。




<坂本浩二 × fennica> 別注 小鹿田焼 ピッチャー 5寸
価格:¥8,250(税込)
商品番号:66-99-4471-188

<坂本浩二 × fennica> 別注 小鹿田焼 ピッチャー 6寸
価格:¥12,100(税込)
商品番号:66-99-4472-188

<坂本浩二 × fennica>別注 小鹿田焼 ピッチャー 8寸
価格:¥15,950(税込)
商品番号:66-99-4473-188


民藝の話の中で欠かせない人物であるバーナード・リーチ。小鹿田焼の歴史においてもそれは同じく、皿山に滞在した中で数々の名作を残しています。



そんなリーチの作品を元にしながら、坂本浩二窯にお願いをして作って頂きました。



全く同じという訳ではなく、坂本浩二窯のアレンジが効いた仕上がりです。




健康的で美しい仕上がりで、花を生けても絵になります。




<坂本浩二 × fennica> 別注 小鹿田焼 7寸広口蓋
価格:¥17,600(税込)
商品番号:66-99-4474-188

こちらはパン種容れを元に作られた蓋物。




中に何を入れるのか、考えてしまいます。



悩んでいる方へはひとまずインテリアとして飾るのもオススメで、部屋の中でかなりの存在感がありますよ。



さて、<小鹿田焼>の紹介もそろそろ終わり。



日々使う器のことをもう一度見直してみたり、作っている人たちのことを考えたりすると、目の前にある普通の器が、一際輝いて見えるのではないでしょうか。



そうしたことから好きな窯元や作り手を見つけるのも生活をより一層楽しくしてくれると思います。



ぜひ新宿のお店でそうした楽しみを増やしてみてはいかがでしょうか。

それでは。

よろしければこちらから、ビームス ジャパン、そして私のフォローをしてみて下さい。


ブログやスタイリングなどお楽しみいただけます。

ビームス ジャパンはこちらから




私はこちらから



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。