【第65話。赤松のBEAMS PLUS冒険記、前編】

赤松 優一 2025.11.17

こんばんは。ビームス 神戸の赤松です。


ビームス 神戸に移ってきて約1年半。


今回はBEAMS PLUSの面積が多い店舗で、知らず知らずのうちにBEAMS PLUSに魅せられた41歳おじさんの日記となります。





写真はBEAMS PLUSスタッフの与那嶺。


残念ながら手にしているシューズは関係ありませんが今回のタイトルに相応しいのではと思いチョイスいたしました。



ではまいりたいと思います。



私は入社当時からほんの少しだけ革靴に興味があって、当時の配属先であるビームス 梅田で更にその興味が加速しました。


ビームス 梅田は関西でも少し特殊な店舗で

大きく言うとカジュアルとドレスがひと店舗の中に混在しています。


当然スタッフもカジュアルな人間とスーツを着てる人間がおり

洋服のジャンルを超えて色んな意見飛び交うお店でした。



ドレスのスタッフはもちろん革靴に詳しく、毎日色んな靴をはいていて

全く何もわからなかった頃から先輩たちやお店に並んでいる革靴を

アメリカの貧困層の少年がショーケースのトランペットに憧れるが如く眺めてきた結果


少しづつ自分の革靴も増え

なんとなく【クラシックなアイテムが好き】

程度の自覚は芽生えていました。


ただそんなに深入りはしていなかったのか

気に入ったものがあればアメリカでもイギリスでもフランスでも何でもよかったような感覚です。


むしろヨーロッパだアメリカだ、何年のトレンドだなんて議論は自己満足なものであり

はっきり言ってしまうとそういうやり取りを

【寒い】とまで感じていたこともあったくらい。



なので自身の立ち位置をレーベルで区別するような事はなく

BEAMS PLUSもBEAMS HOUSEも適当に好きですという意味もこめて自身を

【ビームスぷらちゅ】【ビームスはうちゅ】所属ですだなんて言って遊んでおりました。



洋服はNOルール、自己表現として自由である事以上の喜びはない


そんな感覚が強かったように思います。



革靴に興味があったことから

先輩に洋服の時代感がわかって楽しいと勧められた映画のDVDも

革靴が好きなだけで歴史がどーの的には考えていなかった私は


「全くもって全然オモロない」


で終わらせていたほどです。



ついでなのでその時期中でも気に入っていた三足。


まずはフランスのウエストン

別に今でも好きですがペニーローファーの中では一際完成されていると思います。



J.M. WESTON
価格:¥156,200(税込)
商品番号:21-32-0206-778



イギリスのクロケット&ジョーンズ

多分タッセルローファーが1番好きなんだと思います。

どのブランドのもの好きですがキャベンディッシュ3のこのカラーは特に気に入ってますし

セクションとしてはドレスものですが個人的にはプラスの世界観にも噛んでいるような気がして勝手に重宝しています。




CROCKETT&JONES / CAVENDISH3
価格:¥126,500(税込)
商品番号:21-32-0096-502


そして初めての購入となったオールデン

ローファーと同じくらいのウイングチップがすきで

このブランド特有のバーガンディカラーに一目惚れして神戸に来てすぐに買った記憶です。




【別注】ALDEN / Long Wing Tip Cordvan
価格:¥209,000(税込)
商品番号:38-32-0001-339


そしてビームス 神戸に来たくらいの頃から出勤の9割が革靴に。



洋服としてそこそこ楽しんでいましたが

夢中というような情熱まではなく

まだどこか惰性感があったかもしれません。


何と言いますか表現が難しいのですが

洋服を買ったり着たりする事自体に感動が減って


仕事柄なんとなく買っている


的な。



多分これは読んで頂いている皆様にも共感の方が多いのではないでしょうか。


そんな私がある日、ある一着との出会いから

1930〜60年あたりのアメリカに心奪われる事になるのです。



つづく。



久々にブログ執筆をしましたが

我ながら全然オモロない気がしております。



が、一旦書ききってみますのでお付き合い下さいませ。




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