アメリカ、メイン州より。

島向 将平 2020.04.05

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。



BEAMS PLUS担当島向です。





リリースからかなりのご好評いただいておりますL.L.Bean × BEAMS PLUS別注第3弾。


私もシューズ、バックを購入しましたが、、


全て揃えたい。

店頭でお客様をご案内させていただく中で

そんな思いが出てきてしまう程、魅力的なコラボレーションです。



因みに3年以上前に購入したこちらも今も現役で使用中。




通常のボトムよりも高さをとり、ワントーンにしたボートアンドトートは当時衝撃的で、買わずにはいられなかった事を覚えています。



まず、L.L.Beanを語る上で欠かせないアイテムが「メインハンディングシュー」と「ボートアンドトート」ですね。


メインハンディングシューはL.L.Bean創立の原点であり、まさにブランドの顔といえます。


ボートアンドトートは元々氷を運ぶ頑丈なバックをベースに開発され、70年以上たった今もなお、メイン州の工場で職人の手作業により製作されてます。


徹底した管理とフィールドテスト、そして熟練した職人から生まれる商品こそL.L.Beanのもつ魅力であり、BEAMS PLUSが大切にするコラボレーション企画です。


今回の企画、実は1度お蔵入りした企画だそう、、


2016年の別注リリース以降、L.L.Beanとのコラボ企画は途絶えていました。

L.L.Bean経営人の一掃により、バタバタとしていたL.L.Bean側の理由から、BEAMS PLUSが考え、大切にする〝本物のL.L.Bean″での別注企画が叶わなかった事が理由の1つ。


この頃、実は大手セレクトショップからL.L.Beanとの別注アイテムのリリースや卸しが散見されてました。


当時L.L.Beanとの別注や、卸はあまり見る事はありませんでしたが、市場でも氾濫としていた時期だったようです。


BEAMS PLUSとしては、ちゃんとしたアメリカのL.L.Beanを伝えたい。

そんな理由から色々な代替え案があったそうですが、その流れには乗る事なく

BEAMS PLUSの熱い思いだけをL.L.Beanに伝え、

大人しく待っていたそうで、、


その後状況が落ち着いてきたL.L.Bean側からの逆オファーにより、

この企画が今回別注として晴れてリリースされた。

という経緯です。



さて、そんな事を経てリリースされた別注ですが、大きく変わる点がシューズです。


〝ビーンブーツ″と〝メインハンティングシュー″

この2つの違いです。

今までBEAMS PLUSが企画してきたのはハンティングなどをメインに考えられた〝メインハンティングシュー″でした。


このモデルはソールが柔らかく湿地帯での活用性の高さを考慮されたギア的な物に対し、

〝ビーンブーツ″はよりタウンユースでの着用を想定されたモデルです。

ソールもアスファルトに対応した硬さに調整されている為、より普段での着用に適した仕様としてアップデートされています。


よく

「ビーンブーツ=メインハンティングシュー」

と思われている方も多いのですが、2つの違いがちゃんとあるんです。




ヒールにもちゃんと過去のモデルと今回のモデルで使用が変わっております。


あとは新型のポーチ、ボートアンドトート。

どちらも間違いなしのアイテム群かと思います。



ポーチもちゃんとメイドインU.S.Aです。


今では定番別注のボートアンドトートも

インラインのボトムよりも高さがあり、通常の工程とは違った作業を要する事から、当時は職人の怪我が続出し、サンプル企画の段階で断られたり、、、


でもやっぱりやりますよ。なんて大雑把なアメリカ人らしさがあったり。



なんて事ない。さりげない。


しかし、

洗礼され、誰もが知る歴史あるアイテムを

型から別注したBEAMS PLUS。


それを叶えてくれる、L.L.Beanの器の広さ。



そんな作る側、企画側の熱い思いが詰まった素晴らしいコラボレーション企画を

是非手にしていただきたいです。







アイテムによっては数が少なくなってきております。




是非ご検討下さい。







島向