皆さまこんばんは!
第15回のブログを書かせていただきます!
先日、高校からの友人と古着散策に行って参りました。服飾の学校でも何でもない一般的な高校を卒業したのですが、何故かアパレル業界に就職した友人が多く、仕事の話やら高校時代の部活の話やら、のんびりと過ごしました。懐かしいなあと思いつつ、同業他社の同級生から刺激をもらった素敵な1日になりました!もちろん古着も買いましたよ!
私がビームス 二子玉川で担当しているビームス プラスと言うレーベルはほとんどのアイテムが1945〜65年のアメリカの大衆衣料をベースに作られています。当時を彷彿とさせるディテールはそのままに、素材やサイズフィッティングをアップデート。古着やヴィンテージなどとは深い関係があるのです。そして今シーズンも古着から着想を得たアイテムが沢山登場しておりますのでご紹介致します!
こちら!
MIL-SHT Shirt Textured Ripstop
カラー:ベージュ、オリーブ、ネイビー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥30800(税込)
商品番号:38-01-0186-139
気温が上がりTシャツ一枚では寂しい、レイヤードを楽しみたい!とお悩み方々にオススメのアイテムです!詳しく見ていきます!

ミリタリーシャツをベースに登場。開閉し易い大きめのボタンやポケットが特長です。

縦に長い大きなポケットは両胸に施されています。写真のように眼鏡も完全に収納が可能。当時は双眼鏡などの利用頻度の高いモノを入れていたのでしょうか、、フラップ付きポケットはチリや埃の侵入を防ぐためのディテール。現在ではイヤフォンやお財布など失くしやすいアイテムの収納にお使い下さい!
所々にみられるダブルステッチは強度高めるためのもの。当時のミリタリーやワークウェアに施されています。
大きな牡丹はアクセスのし易さを感じ、より実用的なディテールとなっております。
特長的な襟元。当時の軍人は戦闘中に首元を保護するために立てて着用していました。これにより風や砂埃から首を守り動きやすさを確保していたそうです。
素材をみていきます!
薄手のリップストップを引き揃え(複数本の糸をまとめて編む)にし、ストライプ調に施しております。
リップストップとは、細い糸と太い糸を格子状に織り込むことで、強度を上げる縫製のことで、生地が破れにくく軽量化であることが最大の特長です。rip(裂ける)stop(止める)から名付けられた言われています。第二次世界大戦中に軍服やパラシュートの強化のために開発されました。
そしてこの風合い!お写真では伝わりづらいかもしれませんが、自然な凹凸感を楽しんでいただけます!
こちらは、近江晒と言う加工法を採用しています。木材や植物を燃やしてできた炭を水で溶かし布にかけ、日光に晒すことで漂白しつつ漂白剤にはない柔らかい肌触りと独特のシワ感を生み出すのです。
それでは最後にスタイリングを!
ミリタリー由来のシャツにチノパンと無骨でシンプルなスタイリングを組みました。カラフルなプリントTシャツをインナーに着用しアウトドアムードを演出。シューズはブラウン、ブラックの配色でミリタリー由来のデザインでありながら、VANSのスニーカーでストリートな雰囲気も感じれるよう意識しました。
無骨なミリタリーシャツでありながらも素材やサイズ感を現代風にアップデートしたこちらのアイテム。ショーツに合わせたりするのもカッコ良さそうですよね。夏の時期に気兼ねなく着用して頂ますこちらのシャツを是非、お近くのビームス店舗でお試し下さい!