AMERICAN INDIAN JEWELRY

村尾 日宏 2022.08.07

遂にビームス 梅田の夏の風物詩


インディアンジュエリーフェアが開催中です


いざ実際物を見てみると、インディアンジュエリーが欲しくなります。今年はもう買わないかな〜と思いながらも実際はそうはいきません。


なぜこんなにも興味を持つ様になったのか、

インディアンジュエリーはアメリカの文化なのがどうなのか

自分の好きな物の好きな理由って難しいなと感じます。


私はアメリカ物、いわゆるヴィンテージ物が好きです。俗にいうアメカジってやつです。


けれどインディアンジュエリーは私の好きなアメリカからは少し離れている気がします。


そもそもアメカジって90年代の日本で生まれた物。アメリカへの憧れが生んだファッションスタイルだと思います。


完全に主観ですがヒッピー達の雰囲気と90年代の渋谷の雰囲気が共に感じれるから好きなのだと思います。



ネイティブアメリカン達はメキシコ人から銀細工を学び、取り入れたそうです。

約150年ほど前の話です。

そこから観光地のお土産物として広まっていきました。


インディアンジュエリーとは私の憧れる発展したアメリカではなく、その前の時代のアメリカのカルチャーだと思います。

日本で言えば極端ですがアニメのイメージのある日本ではなく、侍の時代の日本って感じです。


ヨーロッパのコインを溶かして、メキシコ人の技術を使い、ネイティブアメリカンが作った異文化が入り混じるまさに今のアメリカに近い物を感じるから好きなのかもしれません。




多種多様な文化を受け入れるアメリカを感じるインディアンジュエリーは90年代のアメカジ通称渋カジにも通じるミックスカルチャーと私自身は解釈しています。


長い前置きが終わり、店内のご紹介です。


当店入口すぐのショーケース

一際目を引くネックレスがあります。


ナバホパールです。
直訳するとナバホ族の真珠ですが実際は光沢のあるシルバーです。

シルバーを使い自然な物に見立てる、まさにインディアンジュエリーな1点です。

大ぶりな物は是非試着してみてもらいたいです。

燻しのシルバーの雰囲気と重量感を手に取って感じて頂きたいです。






トゥファキャスト(石灰の型にシルバーを流し込み独特の風合いが特徴の製法)が特徴の

1枚目、アーロン アンダーソン

2枚目、ハリソンジム


男性ファンの多い印象です。

無骨な見た目と独特の質感が良いですね。


個人的にはハリソンジムの直線的なスタンプワークが好みです。




こちらはスタンレイパーカーの作品

様々な産地や年代のターコイズを使ったリングや太陽をモチーフにしたサンバーストのリング。私自身も一昨年、2点購入し愛用してます。


リング自体にボリュームがかなり有り、迫力があります。

シルバー自体の密度も高く、毎年入荷する度手に取ってしまう魅力的なアイテムです。


まだまだ店内、ご紹介したい物がごさいますが今回はここまで


次回の更新をお楽しみ下さい。


是非気になる物あればお問合せお待ちしております。



ビームス 梅田 ムラオ