Fictional Pop Highlander

家城 仁人 2023.02.21

こんにちは。

International Gallery BEAMS 担当 家城です。 

日々のスタイリングのより深い部分やそれぞれの洋服への思い入れをこのブログシリーズにてお伝えできればと思います。

本日はこちらのコーディネート。

テーラードジャケットにラップスカートはクラシック(風)な組み合わせ。

しかし、ブラック×ベージュの配色で洋書に載っているそれとはまた違う感じにしました。

とてもハイファッションの薫りがする色のコンビネーション。

で、


インナーは《Veni Vedi Vici》のポップなタートルネックカットソー。

◯Cutsew

Veni Vedi Vici × International Gallery BEAMS / 別注 JCVD ロールネックTシャツ
カラー:ブラック
サイズ:S、M、L
価格:¥15,400(税込)
商品番号:23-14-0021-739

全貌はこちら。


すごいポップ。

今日のコーディネートのストイックなムードを少し和らげてくれています。

後ろを向くと、


背中の"Xtrem Fashion"。ん?"過激的ファッション"?

ポップやキュートの裏にいつも隠されているデザイナー ダニエルの問題提起。

ちなみに、これすごーく分かりづらいのですが文字がラメで施されてます。ラメで過激的ファッションって…どうなんだろう…。ってな感じに程良くダサくてとても良い。

ちなみにこちらはコットン100%ですから1年間着用頂けます。

で、気になるこのスカートについて。


こういうラップスカート(=巻きスカート)は、スコットランドの正装であるキルトを起源とした洋服で、筒になっているのではなくて1枚の布を腰に巻く仕組み。

実際にキルトを生産してきた背景を持つメーカー製(イングランド製)のモノらしく、しっかり織られたツイード生地や、(見えてないですが)腰周りのアジャスターレザーベルト、


こういうプリーツとか、しっかりと作り込まれています。

所謂"それっぽい"モノ、と一味違った一着とはその古着屋の店員さんの弁。僕もまた数回の着用を経て、そうなのだろうなと思っています。

だって本格仕立てのテーラードジャケットにも負けない力強さがあるからです。

それでありながら、


僕のイメージでは、こういうラップスカートにあまり無い配色のタータンチェックという事が刺さりました。コスプレにならなさそうな配色。(どちらかと言うと日本の女子高生のコスプレになりそう…笑)

とくれば、今後に向けてはスカートをもっとリアルな感じで履きたいなと思っていて、僕が思うリアルってスカートを履いているというよりシャツを腰巻きしているくらいにラフに見える感じです。

だから膝丈くらいに裾上げをしてみようかなとも考えています。その方がシャツの腰巻き感が出ると思うので。

それでいてこういうジャケットだけでなく、ボリュームのあるニットなんかとも合わせてみたいところ。

さて下に目をやって、


パンツ&シューズは微フレア×ヒールブーツでシャープな感じに。インパクトのあるレイヤードに対してミニマルな足元でバランスを取りました。

◯Shoes

Simon Fournier / サイドジップブーツ
カラー:ブラック、ライトブラウン
サイズ:6、7、8、9、10
価格:¥71,500(税込)
商品番号:23-32-0465-940

最近スカート×パンツとか、ショーツ×パンツとか、或いはパンツonパンツとか当レーベル的にはボトムスのレイヤードあれこれを推しています。

そういうのって実際レイヤードしてもしなくても成り立つとは思うのですが、ファッションみたいな娯楽が全て合理化されてしまったらそれほど悲しい事はありません。

洋服の合理性とファッションの非合理性を両方大事にしていけると良いですよね。


以上。是非スタイリングと照らし合わせてご覧頂ければ幸いです。

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