【第12話。販売員になって思うこと。needlesヒザデルパンツを添えて】

赤松 優一 2023.11.17

【仕事を楽しめ】



という社風が大変強い弊社。




他所で働いてきた私にとって、こういう事を謳っている会社は割と多いと感じます。



そうは謳っているものの大体が表向き用、会社のイメージの為や、上辺だけの提言をしているだけ、みたいな印象を受ける会社も多々ありましたが



弊社ビームスはまじで【楽しめ】と伝達してきます。






私もある程度いい歳ですので、何事にも最低限のモラルを持って事に当たりますが、この手の世辞は申しません。




ビームスはまじで言ってきます。




このサイズの会社がこのようなスタンスで運営されている事に驚きが隠せない39歳でございます。





皆様こんばんは。あなたの心のワンダーランド、ステファニー赤松でございます。












先日早くお店に着いてしまったわたくし。


すぐさま二人の先輩が到着します。





【秀作こと音速の知識人、笹木】




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そして東京から舞い降りたビームス プラス の伝道師


【グラマラス藤井】 





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荷物の入荷も見当たらなかったので笹木より


「スタイリングを撮ろう」と言って頂き。


三人でお洋服をピックアップ。




店先でああでもないこうでもないと撮影をしておりました。



入社当初はこの撮影が何とも気恥ずかしかったわたくし。



随分なれてきて、ご機嫌お澄まし顔で撮られておりましたが

8シャッター目くらいでようやく気がつきました。



















嗚呼、もうすっごい邪魔。



グラマラス藤井がもっっすっごい邪魔。





本気で気がついてなく、普通にポーズを取っていたので

微妙な雰囲気を察し振り返ったときには結構本気の




「おおぉぉぉいい!!」




を先輩二人に炸裂させてしまった次第です。






ちなみに背後に写っているアンニュイな首の傾げ具合を発揮しておるのがグラマラス藤井。



誌面で活躍するスーパーモデルと対等、もしくは上回る首の傾げ具合でございます。



かのようにお茶目なミドルチームの面々で日々過ごさせて頂いておるこんにち。







ご覧頂いております皆様方、お仕事は楽しいでしょうか。





歳をとり守るものが増えていくと人生の選択肢を狭めねばならず、不本意ながらのお勤めをされてる方もいらっしゃることと存じます。



そのような経緯で得られたお給金の余剰分を何に遣おうか。




車に。


ゴルフに。


美容に。


お洋服に。


おいしい食事に。





皆さま様々な事かと思いますが、わたくし赤松。


30歳あたりから




【何にお金を遣うのかでなく、誰にお金を遣うのか】




という事を強く思うようになりました。




業界の人間としてはまだまだ可愛いものですが、私もそれなりにお洋服に浪費してきた人生でございまして



お買い物人生の前半は新しい物が手に入る事に対しての喜びが100でございましたが、後半は



【間に入っている人間への対価】



と言うと言い過ぎ感もありますが、

そのサービスに関わっている人間への価値、という比重が高くなっていったように思います。



例えば販売員があまり良くないお店でブランドのお洋服が10000円で売っていたとして


隣のお店で素晴らしい販売員が同じお洋服を15000円で売っていたならば1ミリも迷う事なく後者で買います。




気分が悪ければ食事はまずいですし、せっかくの新しいお洋服も楽しくありません。



逆に言えば人が魅力的であれば少々美味しくなくても食べに行きますし、商品の値段が高くてもお店に顔を出すでしょう。



我が家は大した車ではありませんが、車の手入れも安くて済む所にでなく、好きな先輩の勤めている所に出します。




先日、barbourのコートを購入した際に改めてそのような事を考えておりました。




バブアー購入のいきさつは下記より。

↓↓

【第五話。】

【第六話。】

【第七話。】




バブアーに関心を持って向かっていったのはあくまで自身でございますが、



愛の戦士、家城(イエキ)が試着の面倒を買って出てくれた事。



マスター中井が試着中に隣からイタズラしてくる事。



ビームス唯一神、大前がバブアーの心構えを話してくれる事。



イナバウワ長尾がフードを外した跡のジップを「下顎みたい」といじわる言ってきた事。



こういう時間がより洋服の楽しみを倍増させているのだなと感じた次第です。



多分、自分でバブアーのことを調べて勝手に着て、一人でレジに運んで愛想悪いやつにお金渡して手にしたバブアーならこんなにこのコートは嬉しくなかったように思うのです。




勿論素晴らしさの定義なんてものも様々で、皆様が同じ思考で生きているなんて事はありえないので同じように思われない方がいらっしゃるのは重々承知ではございますが


このお仕事に就いて改めて一番大事にしていたいのが





【そのように思ってもらえるような販売員であること】






決してこんな内容を書く予定ではありませんでしたが、【皆様お仕事は楽しいでしょうか?】あたりから方向性が定まらずマジレスを書いてしまい


当ブログの方向性に反していると、この段階で気がつくも今更消すのがもったいないのでそのまま続投いたします。



【B to C】なんて言われる業界でございますが、自分が対応した事で喜んでもらえる、お洋服に頭を悩ませる皆様と一緒に頭を抱える、そんな一瞬一瞬が大変有意義だなと。




まさに仕事の価値こそ人それぞれなれど、

私はいわゆる【B to B】と言われる喜ぶ人の顔が直接見れないお仕事で、全てのBtoBがそうではありませんが、前職に限って言えば効率のよい作業のみを必要とされるような働き方をしてまいりましたので


【誰かのハッピー】


に携われるというのはなかなか大変に気分の良いものだと思うわけでございます。



それが仕事であれば尚の事です。




しかし人間怖いものでいずれこの気持ちも色褪せていく事でしょう。



勿論仕事ですのでビームスに関係なく

大人は【数字】とは切っても切り離せないのも事実でございます。





人がお金を遣う瞬間が当たり前にならぬよう。



もう少し年老いた時、39歳でこの業界にトライした事を失敗だったと言わなくて済むよう



目を掛けてくれる人

応援してくれる人の気持ちを大事に。




失敗はしても不義理をせぬように。











って笹木が言うてました。






人のセリフとは言えなんともエモい、エモーショナルなブログになってまいりました。



エモま…

エモーショナー赤松。




当ブログをこの回から見てしまった方々からは称賛を浴びてしまうことうけあい、

配信以降は女性の皆様から「素敵!」とのアプローチを受けてしまう予定で数日過ごしてまいりますので、今から 



「すいません、結婚してるので」



というセリフを凛々しく言うトレーニングに励みたいと思います。





業務中にレディーススタッフから仕事の事で話しかけられて



「この商品の在庫ってありました?」

「すいません、結婚してるので」


「今日のインスタライブの打ち合わせなんですけど」

「すいません、結婚してるので」


「このクソハゲチャビンが」


「すいません、結婚してるので」



とうっかり答える可能性がございますのでご容赦くださいませ。





なんかもう洋服の事を書く感じでもないので

私の好きなものを下記に記しておきます。



私のトレードマーク。ワイドパンツの雄、needlesよりヒザデルパンツ。



詳しいお話はいずれどこかで。







下記よりエモーショナー赤松のスタイリングがご覧頂けます。スタイリングがお気に召されましたらトップページより(♡+フォロー)頂けますとより便利にご利用頂けます。



皆様の1フォローにつき、私の毛根が1つ回復する説を検証中。



100フォロー達成で私の長髪時代の写真が公開されるとかしないとか。



基本的にはいい加減な事ばかり書いておりますので、また暇な時にお越し下さいませ。

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本日も素敵なお洋服と楽しい出会いが皆様に訪れますように。



エモーショナー赤松優一