【第38話。ビームス 梅田のスタッフ紹介その13、藤井洸太】

赤松 優一 2024.03.22

「あ、ビームスの人や」



先日神戸の街を歩いていた時に聞こえてきたセリフです。


一瞬で色んな事が駆け巡りましたが

いかんせん私はビームス 梅田所属。




これだけ離れた神戸の街で私の事を指しているはずがないと半信半疑ながらも声の方を振り返ると

いかにも年頃な女性二人と目が合ってしまい


そもそも私かどうかもわかりませんが会釈をしておきました。


爆笑する女性を尻目にそそくさと退散してまいりましたが、流石はビームスと言ったところでしょう。


どこで誰がこちらを知っているか分かりませんので改めて身の振る舞いを正さねばなるまい、そのように感じた三月の昼下がり。



再び寒さに見舞われておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。




皆様こんばんは。ビームス 梅田、赤松でございます。




先日いつもご贔屓にして頂いているお客様から



「スタッフブログが楽しい、話した事ないけど人となりが分かって見方が変わるね」



と言って頂き。




遊び半分に書き記してきた赤松ブログが大きな意味を持つ瞬間がございました。


俄然奮起すると共に温度感はそのままに。


いささか間隔が空きましたがまだまだ残っているビームス 梅田のスタッフ紹介を続けてまいりましょう。




本日はこちら。



【ビームス プラスと愛の伝道師、マジで何聞いてもすぐに帰ってくるプラスマスター藤井洸太】








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過去の紹介ブログはこちら。


【尾崎友祐 編】
【岡本ゆか 編





ビームスはその大きさ故に人事異動が多く、先日も別れを惜しんでいたばかりですが

藤井はといいますと前々回の際に原宿から梅田に異動してきており、私が入社した昨年の10月より少し前にビームス 梅田に来たとの事。



いかんせん関東からの異動ですので初めてお会いした時は


「むっちゃ標準語」


といった印象でございました。




冒頭申し上げた通り、ビームス プラスの専門スタッフで関西のビームス プラスを盛り上げるべく関東から派遣されたベテランスタッフで


自らをグラマラス藤井と名乗るほどの愛らしいルックスに加えビームス プラスの商品への情熱、博識さから非常にアイコニックな立ち位置として活躍。





私は大きな服を、大人なブランドで組んでいくのが好きでそれ以外にあまり服のルールみたいなものが無いのですが


反面どちらかというとビームス プラスは服の歴史を重んじる所があり、

トラディショナルスタイルというか、それとこれは変だよね、みたいな事を言われるイメージでした。



担当のスタッフもパリっとしている人が多く私のような人間でなく、上品ないい大人の装いだと括っておりましたが藤井と出会ってからその印象が変わってきています。



藤井に商品の話を聞いても1聞いたら6くらい返ってきますし、それらはプラスの商品に限らず「洋服」としての共通点も多く、たくさんの学びがあり


ビームス プラスの商品について答えれない事はないと言っても過言ではなく(マジです)



何と申しますか


ビームス プラスが人の形をしたら藤井だった。


いや、もしかしたら藤井を服にしたらビームス プラスになったのかもわかりません。



そんな藤井は、プラスとしてのあるべき形という考え方が非常に柔軟で、例えば私は2024年から少しだけトラディショナルな装いを取り入れたいと思い、色々と教えてもらっておりました。



ベースのスタイルがオーバーサイズで、かれこれ15年くらいこのスタイルなのでサイズダウンが嫌で

なかなか四苦八苦していると

ベースのスタイル作りも踏まえた上で



「いいじゃないですか、ビームス プラスみたいな格好でスケートとかしてたらむっちゃ格好良いじゃないですか」



と私のスタイルとの融合も推奨してくれる何ともナイスガイな藤井でございます。



逆に伝統を大事にしないといけないということもしっかりと踏まえており、そこのバランスの取り方が絶妙であり、柔軟でもあるのが藤井の魅力。


私のようなライト層からしっかりと踏み込んだオーセンティックなスタイルの方々まで対応ができ、まさに原宿から舞い降りたビームス プラスの伝道士であります。




そして私と藤井のあいだには定番コントがあり


藤井が私を褒めてくれると気を良くした私はすかさず


「抱こか?」


と尋ね


「いや、僕、坊主NGなんで」



と即答される、

今や性の垣根がなくなりつつあるジェンダーレスと言われるような時代になんとも寄り添えた


男性同士の営みを否定するのではなく、単純に坊主頭が藤井の好みではないというちょっと深めな意味合いを持たせる


ウィットに富んだ大人なジョークを操るような側面も。








写真はお澄ましさんな藤井。


普段は笑顔の眩しい30代です。





ちなみに余談ですがトラディショナルを勉強しようと昔に購入していた雑誌をパラパラとしておりますと原宿時代の藤井が載っていたことがあり、思わずInstagramに投稿したのも良い思い出。




せっかくなので藤井と度重なる相談を重ね購入した一着をご覧頂きたい。








BEAMS PLUS / 4B Double Breasted Blazer Wool
カラー:ネイビー
サイズ:S. M. L. XL
価格:¥49,500(税込)
商品番号:38-16-0195-887




私がトラッド入門編にまず検討したのがブレザーです。


超定番かつ名作であるビームス プラスの春夏用のもので当初は使いやすいであろうシングルタイプを検討しておりましたが、


藤井とのセッションを重ね、私のような大きめな洋服な人間はダブルの方がハマりが良いのではとなり。








私は170センチほどなのでMサイズでも全然大丈夫でしたが、ここもバランスを取りLサイズを。


袖が少しもたつき過ぎたので藤井に寸法を測ってもらい、


「せっかくのダブルなんであげ過ぎず、今より少し短いくらいにしとこう」


という方向の元、直しに出して着用しています。



私はライト層なのでしっかりとした着方ではありませんが、それでも名作と呼ばれるに相応しい使いやすさ。美しさでございました。


皆様も是非。




と服屋らしい営業もそこそこに、本日は終了したいと思います。


皆様ビームス 梅田にいらっしゃいましたら是非一度ビームス プラスもご覧になって下さい。




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現在チームあかまchu会員数100名を目指して奮闘中。


服屋らしからぬ社会風刺とコミカルな切り口をモットーに執筆しております。


洋服の紹介をしている時はよほど好きなものか、
あるいは仕事上の大人の事情の場合のみで基本的には人となりを知ってもらうのと、皆様の心のクスっとを目指して活動中。



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お買い物以外にも皆様に楽しみを。



本日も素敵なお洋服と楽しい出会いが皆様に訪れますように。



赤松優一