【第40話。時の流れが早いと感じた39歳の春】

赤松 優一 2024.04.12

寒い。


桜も咲き、ようやく寒さもひと段落かと思えばまた寒い。



普段は無神論者きわまりないわたくしでございますが、こういう時だけ神様いい加減にしなさいよ、こちとらブログに暖かいだの寒いだのと書いておるのだと思ったりする次第です。



皆様こんばんは。ビームス 梅田、赤松でございます。



寒さから桜からの寒さというこの流れで思い出したのですが



昔の大雪時にマンションの小学生たちと雪だるまを作ったことがありマンションの子供たちとは割と顔見知りなのですが、

その時作ったスライム型の雪だるまが近所でまぁまぁ噂になってしまい、大雪2日目時には近隣の小学生が集まってしまった事があり。








通常雪だるまとは雪を押し固めて作られると思いますが、この子は巨大な雪の塊から削り出して創造されたという(実働8時間)我ながらなんとも美しいスラリン雪像でございますが



この時多分、総勢15人のくらいの小学生がいたと思います。




いかんせん大人が私一人でしたのでもう小学生が喋る喋る。


そりゃあもうもうええわと言いそうになるくらい喋ります。



聞いていようが聞いてまいがどうでもいいのでしょう。




帰国子女であることを聞いて欲しそうに無駄に【アメリカ】というワードのイントネーションだけがやけに美しい子


その程度の英語で帰国子女を振る舞うにはあまりにも無理があるだろう。



一人称が【僕】であることを突っ込んで欲しそうにしている女の子


たかだか一人称ごときで個性演出が成立するとおもうな小童よ。



何故か剣道の技術解説をしてくる男の子


お前に至ってはマジの技術解説で場合によっちゃちょっとおもろかったから今度別で聞くわ。



などと心の声も半数混じっておりますが

本当に様々。

色々な小学生がおりました。





中々機会のあることでもないので、このような状況も割と楽しんでおりましたが外部の小学生(マンションの子じゃない子)までは流石に名前と顔が覚えられず。



その時集まっていた他所の小学生がいまだに外ですれ違う際


「こんにちは〜」


なんて言ってくれたりする訳で、最初は誰かわからず戸惑っていた私も


「嗚呼、あの時のあなたね」


と今では眉ひとつ動かさず、洗練された大人の


「おうっこんちは〜」


を返しております。




そのいつも外ですれ違うと挨拶をしてくれる小学生が


こないだ親御さんと一緒に歩いており

我々としてはいつも通りの



「こんにちは〜おうっこんちは〜」



のやり取りでございますが


その時の側にいた親御さんの表情。




「えっ誰??」的な。




ええ、お母さんわかります。わかりますとも。




人間の不信感がMAXに達した時の表情でございます。



今まで幾度となく見てきた「それ」でございます。


この人と知り合いなの?


いい大人からそんな心の声がだだ漏れておりますが


ええ、わかりますお母さん。



自分ちの子が私と遊んでいる、挨拶を交わす、そんな由々しき事実は今すぐ手を引かせたい所でしょう。




私だって好きで面倒見た訳ではないのですよ、お宅のガキんちょが勝手に首突っ込んできたんだしょうが


などとたまに言いそうになりますが


この手のくだりはよくある事なので

バツの悪そうな親御さんを尻目に100点の会釈をしてその場を立ち去る私も慣れたものでございます。





的な思い出があった小学生がこないだ中学生の制服を着ており。



はて、あの雪だるまの日は何年前の話だったろうか。



そもそもあいつは当時何年生だったのだ



もうそんなに月日が経ったのかと驚きが隠せません。




娘もついこないだまでは赤ん坊だったのが今では幼児。



小学生だった子が中学生に。




世の中の時間というのは私が思っているよりも早く過ぎ去っていっている様です。




娘も喋る内容が単語から二言、三言と増え中々感慨深いものがあり、音程はともかく今ではチューリップの唄を口ずさんだりしており


最初は泣いて仕方なかった保育園も今では「早く行って」と言わんばかりの恐ろしくキレのあるバイバイを繰り出してくる娘でございます。



そんな周りの成長を目の当たりにしながら最近よく思うのは



【果たして大人の成長具合とはいかがなものであろうか】



という事。





子供は明らかに体も大きくなりますし、出来ない事が出来ていく様がはっきりしているのでわかりやすく成長を感じますが、

果たして大人はいかがなものかと思う訳です。


特段自分に対して強く思います。




与えられるのを待つだけではあまりにも退屈で、仕事に限らず自ら行動を起こす大切さを再認識しておる次第。



私は何をしたいのか。



生きていく上で必要か否かで判断する事は大切ですが、

それだけというのもまた物足りず。



くだらん事に全力を注ぐのもまた一興ではなかろうか。


恐らく【熱中】するというプロセスが大事なんだと思います。



という訳で39歳赤松、きたる健康診断の胃カメラに怯えつつ、娘と共に成長できる何かを求めて日々生きてゆきたいと思います。



毎年欠かさず行っている家族のお花見も娘が生まれて3度目となりました。


時期が少しずれたのか満開よりも少し落ち着きをみせておりましたが綺麗な桜を見ると春にちなんでつけた娘の名前と成長に心が動きます。



来年も楽しみです。






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赤松 優一