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Various Looking ~BEAMS PLUS Open Collar Shirts~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。




梅雨が明け、やっと夏を感じる気温、日差しになってきました。

いよいよ半袖のシャツやショーツへと切り替える方が多くなっている様に感じます。

今年の夏は特に暑いみたいですので・・・洋服も色々と限られてきそうです。

そんな夏に向けて一枚、自分からオススメのシャツをご紹介させて頂きます。







BEAMS PLUS / バティックプリント ショートスリーブ オープンカラー シャツ
カラー:ブラック、オリーブ、マルチ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥14,300(税込)
商品番号:11-01-1210-139


ALL NIGHT BEAMS PLUSを見て下さっている方は、

この生地をご覧になられるとピンと来る方もいらっしゃるかと思います。

以前に水曜日担当の佐久間が紹介していたろうけつ染めのBEAMS PLUS ORIGINAL FABRICS。

ろうけつ染めやバティック柄とも呼ばれる今回のファブリックは

ろうによる防染を活かし、染色とそうでない部分で柄を表現しています。

何よりも最新のプリント技術とは違い、伝統的な染め方によるムラ感が特徴的。

滲んだ色合いがまさに魅力的な生地柄です。

今回はそんな魅力的な生地を使った盛夏物、オープンカラーショートスリーブをご紹介致します。




今までBEAMS PLUSでもこう言った柄はいくつかリリースしてきましたが、

今回はバティック柄に見えつつも、新鮮な色使いや柄からコーディネートにアレンジが楽しめそうです。

何よりもタイダイの様な滲んだ色を見ると、変進開花の楽しみもグッと湧いてきます。

早速、ビームス プラス 有楽町の夏の鉄板コーディネートでもある

柄シャツ+チノ(トラウザーズ・ショーツ)で合わせてみました。



STAFF YOSHIDA





今回のカラーバリエーションの中でも一番目を惹き、明るいトーンが特徴的なマルチカラー。



アロハ?アフリカンバティック??とも見えそうなビビットカラーの色使いは

シャツ地のスポーツコートの差し色として最適です。

全体的なイエロー、パープル、グリーン、ブルー…と言った原色を使いつつも、滲んだ見え方は肌馴染みがとても良いです。



スポーツコートにアロハシャツ、BEAMS PLUSでも夏のスポーツコートごなしで見られます。

そんなイメージでYOSHIDAがコーディネートしてくれました。





モデルは50年代のストアブランドの開襟シャツをベースに、フィッティングをややゆったりとして作成しています。

フロントのダブルのフラップポケットも、一枚で着用した時に使わずともデザインとして面白みがあります。



ビビットの利いた柄には、やはりベーシックなベージュのチノトラウザーズがばっちりです。

シャンブレーシャツ生地のスポーツコートに、洗いざらしのミリタリーチノ。

そんなコーディネートに華を添えたYOSHIDAらしいスタイリング。







続いてはYOSHIDAが着用しているマルチカラーを更に後染めしたオリーブカラー。

オリーブに後染めしつつも、全部単色ではなく、しっかりと柄が浮き上がってきています。



オリーブ×パープルグラデーションはグッとくる色合わせ。

骨太アイテムが好きな佐久間イチオシなのも袖を通すと納得です。



オリーブカラーという事で…自分はオリーブのチノトラウザーズでコーディネート。

ベージュのチノトラウザーズで合わせるのはもちろん、オリーブとの相性も抜群です。

チノトラウザーズだけでなく、オリーブ系のミリタリーパンツとも合わせてみたい…

ろうけつ染めの柄は見えつつも、後染めにより一気にスモーキーな印象が増した生地。

オリーブ系のアイテムがお好きな方に…是非袖を通して頂きたいカラーです。




最後はSTAFF ISHIKAWA





ISHIKAWA着用のカラーはブラック。

様々なドットパターンが入り、白からブラックのグラデーションが目を惹く一枚。

最近購入していたカットオフチノショーツと合わせ、色数を減らしたコーディネートです。





ゆったりとした身幅の広さに、ワイドなチノショーツ。

涼し気な印象と都会的な色・柄使いは有楽町の街並とマッチしています。



コンクリートや都会的な街並みにすっと馴染みそうな柄シャツ。

個人的には何だかミリタリーのデジタルカモフラージュ?の様にも見え、グレートーンのミリタリーアイテムとも相性が良いのではと。

クラシック、エスニック、トラディショナル…ろうけつ染めやバティックと聞くとそう言ったイメージが湧いてしまいますが、

今回のこのブラックはとてもモダンな見え方に。



 



こうして3人のスタイリングを眺めていると自分のワードローブには何色がベストなのか…それとも何色必要なのか…。

今年の夏も猛暑らしく、毎朝外の気温を確かめるのに恐怖を感じています(夏が苦手なので…)。

涼しく、ファッショナブルに、そしてしっかり着倒せるシャツとして今回オススメさせて頂きました。

アレンジの利いた柄だからこそ、ご自身で自由に『~っぽく』『~風に』と解釈し、コーディネートを楽しんで頂けたらと思います。







と、最後にビームス プラス 有楽町の明日からのイベントの告知をさせて頂きます。

月曜日にサミュエル金子がアナウンスしていましたが…只今絶賛ビームス プラス 有楽町にて開催しています!


REMI RELIEF Custom Order Exhibition


今回も圧倒的なボリューム感、圧倒的なカスタム仕様、そして皆大好き!?なミリタリーアイテムがメインで登場します!

当店では残り2日間となりますが、ビームス 神戸、ビームス 辻堂と巡回していきます。

もちろんBEAMSのオンラインページでもご利用頂けますので、ご来店が難しい方はそちらを是非ご利用下さい。





JUNICHI YANAI






BEST Summer Wear ~REMI RELIEF~

夜更かしの皆さん、こんばんは。

木曜日担当のJUNICHI YANAIです。



さてさて、いよいよ日中は本格的に暑くなり、半袖シャツの出番を伺っております。

どうしても暑さが増してくると、洋服の色数を抑え、ベーシックな色使いになってしまいがちな自分には、

今年は柄のシャツにも挑戦してみようかと企んでいます。

ここ毎シーズン定評があるモデルとして

本日はREMI RELIEFの新柄アロハシャツと

今年は新顔のプリントの開襟シャツをご紹介させて頂きます。





REMI RELIEF × BEAMS PLUS Cut Jucquard ALOHA Shirts





REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 カット ジャカード アロハシャツ
カラー:ホワイト、ネイビー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥23,800-+税
商品番号:11-01-1132-671


レーヨン生地によるドレープ感、

ジャカードによる柄の見え方。

今年もブランドが得意とする

加工を施した深みある色使いと

立体的な柄の見え方が楽しめる

スペシャルなアロハシャツが入荷しました。




通常のジャカードと違い、

カットジャカードは柄と柄を繋ぐ裏糸をカットする事で

ここまで迫力あるジャカードでも

刺繍の厚みを減らしてくれます。

表面のジャカードの立体感はそのままに

裏面は刺繍の厚みを格段に抑えています。

手作業によるこのカットは

着心地はもちろん

生地のドレープ感を損わせない素晴らしい技法です。




実際に洋服を畳んだ時に

折り返し部分に柄がきても

綺麗に畳めるのは

刺繍による柄のデメリットを感じさせません。







製品洗いが掛かったシャツは、

少しくたびれた雰囲気もあり

柄や色目の派手さを

少しだけ抑えた印象です。

履き込んだデニムや

洗いざらしのチノトラウザーズとの相性も良さそうです。







STAFF SUZUKI

柄の主張があるシャツに対し、崩し過ぎない様にウールトロピカルのグレートラウザーズでコーディネート。

アロハシャツを

少し上品なスタイリングにし、

猛暑でも着用できる涼しげなスタイリングにしています。




REMI RELEIFが得意とする加工技術や

ひと手間、いえそれ以上に手間と時間を要したカットジャカードは

今年も素晴らしい仕上がりとなりました。

春夏の代名詞的なアロハシャツ、

そろそろ解禁しても良いのではないでしょうか。




次は新顔の

REMI RELIEF × BEAMS PLUS Open Collar BANDANA Shirts







REMI RELIEF × BEAMS PLUS / 別注 ショートスリーブシャツ
カラー:ホワイト、ネイビー、ブラック
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥18,800-+税
商品番号:11-01-1131-671

BEAMS PLUSが依頼をし

バンダナ生地を作り込んでもらったモデルです。

身幅の広さ、着丈の短さが特徴的な

ボックスシルエットのバランスは

シルエットだけでも

コーディネートのアクセントとなります。














ガーゼの様な薄く、優しいタッチ感ある生地は

真夏でも快適に過ごせそうです。

ウェスタンモチーフにしたコンパクトな柄は








STAFF YOSHIDAは、

生地の透け感を活かし

ボーダーシャツと合わせ、

カジュアルかつ涼しげにスタイリング。







STAFF YAMADA/山田兄弟(弟)

半袖シャツにショーツといったミニマルなスタイリング。

ワイドかつ短めのショーツが、

ボックスシルエットのシャツと上手くはまっています。



これからは暑い日々が続き、

徐々に一枚着の洋服が活きる季節になりました。

シンプルになり過ぎない為にも

是非、コーディネートに取り入れて頂きたいシャツです。




まだまだ紹介しきれない柄の半袖シャツ・・・

オンラインにも多数掲載しております。

これからの盛夏時期の準備として

是非、参考にして下さい。

もちろん商品に対して

フィッティングや

着心地や柄の雰囲気等

お店に直接問い合わせ頂ければ

リモートでご案内ができますので。




くれぐれもコロナと日本の猛暑に負けず

日々をお過ごし下さい。

それではまた来週。




JUNICHI YANAI



今年の開襟シャツのススメ

ビームス プラス BLOGをご覧の皆様、こんにちは。MZOです。

巷はゴールデンウィーク真っ最中、皆様も満喫してますでしょうか?


BLOGご無沙汰してました。すいません。

先週一週間、2018年の春夏シーズンのビームス プラス オリジナル商材の生地の仕込み出張に行って参りました。

西は広島 福山から、北は北陸 能登半島まで。

毎回この出張で思うんですが、

1つの洋服が出来るまでにたくさんの人たちが携わってくれていることを改めて実感させられる出張で、今回もたくさんの新たな出会いに感謝してます。


現在、春夏シーズンまだまだ真っ盛りの中ですが、すでに来年の春夏に着たいと思える、もう欲しいと思えるアイテムをたくさん仕込んでこれました。

皆様にご紹介出来るのはまだもう少し先のタイミングになりますが、、

その前に、来月には次シーズンの秋冬アイテムのご紹介が出来る頃かと。


さて、本題です。

本日のBLOGはこちらです、



ts(s)との別注アイテム。

ようやく、こんなアイテム着たくなる気温と気候になりました。


毎シーズン、アウトドア・ミリタリー・ワークと言ったメンズファッションにおけるベーシックなスタイルをベースに、ブランド独自のフィルターを通したコレクションを展開するブランド ts(s)。

ブランドらしさは、様々な手法を用いた素材使いと、着心地・見た目のカッコ良さを追求したデザイン・ディテール。そして粋な色使い。


数年前にPick upしたts(s)の開襟シャツ。

ゆったりとしたフィッティングが特徴的で、レーヨン素材のドレープ感が粋な半袖シャツ。私も当時購入し、今でもこんな時期から登場回数が増えるシャツ。

昨年着ていた時に、数名の方から「それどこのシャツ?」と聞かれたことから今回の企画が生まれたようなもの。。。


キーワードは、『RESORT STYLE』。

1950年代、戦勝国となったアメリカは、様々な分野で高度成長期を迎えます。

富裕層を中心に、フロリダ、ジャマイカ等へバカンスを楽しむスタイルが徐々に広がりを見せました。

インスピレーションを受けたのが、こちらの写真。



当時販売されていた、「GENTRY MAGAZINE」から拝借。


ts(s)らしさと、こんな時代感をうまく掛け合わせた開襟シャツ。

身幅にかなりゆとりを持たせながらも、着丈はベーシックなサイズ感をキープ。ボクシーなシルエットが特徴です。


素材はこのためだけの別注生地。

リゾートらしさを演出してもらった、強い陽射しの下でも着やすいウェイトの軽い着心地と、肌触り。

通常は、ドレスシャツなどに用いられる120番双糸を使用したヘリンボーン組織のシャツ生地を製品染めを施し、独特なコシと風合いに仕上げてもらいました。

ソフトな肌触りは、真夏のスタイルにも是非ともキマる開襟シャツ。

スモーキーなペールトーンのカラーリングもts(s)らしい。


そして、是非コーディネートしてもらいたいショーツも企画。


2プリーツのディテールにより、ゆったりとしたリラックス感あるショーツを提案します。

ハリコシが清涼感を与える、コットンヘンプの素材を使用。

ライトウェイトな着心地は、開襟シャツとの相性もばっちりかと。


これからの季節、

Fashionの楽しみ方の一つは、粋なスタイリングを楽しむのもススメ。



MZO