夜ふかしの皆さま、こんばんは。
木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。

さて、先日パリ、スコットランドの出張を終え、無事日本に帰ってきました。

パリではファッション・ウィークに入り、各国のブランドが集まり展示会が開催。
BEAMS PLUSも例年通りに展示会を開催し、各国の卸先様にご来場いただきました。
自分もその展示会のサポートへ。
普段は買付の立場ではありますが、ここではバイヤーの方々を迎え入れる立場。
BEAMS PLUSの全アイテムの中から、バイヤーがどんなファブリック・スタイル・カラーをピックアップしていくのか、
とても気になるところ。
合同展示会場として使われるような広い会場に
約800点近いアイテムが展示。
この物量から商品をピックアップし、どういう商品構成していくのは本当に大変だろうなと(笑)
それくらい、他のブランドと比較しても圧倒的なアイテム数。
BEAMS PLUSのディレクターMZOの頭脳はどうなっているのか・・・毎度恐ろしく感じます(笑)
2026年春夏となると、まだまだ先ではあるものの、またとんでもないアイテムが豊富にリリースされますので、是非お楽しみに。
さて、そんなパリ展示会。
自分もこの期間はやはり極力BEAMS PLUSのアイテムでコーディネートを意識しています。
本日は自分のスタイリングを振り返り、個人的なマストバイアイテムをご紹介させていただきます。


BEAMS PLUSのトロピカルパターンを採用したMIL Open CollarとGYM Shorts。
レーヨンやシルクの生地の肌触りやドレープ感をターゲットに、
よりイージケアができるようにポリエステル素材で表現。
生地への加工が入り、とにかく今まで袖を通していたポリエステル素材とは全く違うタッチ感です。
ベタつきにくく、今時期は速乾性にとても驚きます。
普段はあまりオープンカラーシャツを着ず、
どちらかというと台襟があるシャツを好んでいましたが
シーズンを象徴する様なトロピカルパターンで入荷後に即購入。

パリのカラッとした暑さにどうしても着たかったセットアップ。
セットアップだと少々派手!?に見えるかもしれませんが、
単品使いではとても夏らしさを表現してくれるアイテム。
ここからまだまだ夏は長いと思うと・・・まだまだ登板回数が多くなりそうです。



続きましては
BEAMS PLUSのSuper120's(超細番手)のスーパーファインメリノウールを使用した
3B Box-fitのスポーツコート、B.D. Classic-fitのボタンダウシャツ、IVY Wideのトラウザーズの3ピース。
この春夏、ウールの魅力に引き込まれました。
サマーウール(トロピカルウール)のスーツやスポーツコートは袖を通して来ましたが
ここまで薄手のウールは初めて。
ましてや肌に直接当たるシャツではウール素材・・・これが本当に気持ちよく、暑いパリでも快適に過ごせました。
今までは自分の中の一番涼しく着用できると思っていたのは
マドラスチェックやブロックプリントでもお馴染みインド綿でしたが、
今年はこのウールを体感し、
ここまで涼しく、汗をかいても肌離れするウールが逆転。
更には洗濯機で洗えるイージーケア。
とにかくこの猛暑に着るアイテムとしては強くおすすめしたいアイテムです。
キャンディストライプ?ロンドンストライプ??
いずれもアイビールックには最適なストライプパターンも
よりアメリカンスタイルの雰囲気を演出してくれます。

パリのファッション・ウィークとなれば・・・
やはりここは気張って3ピースでコーディネート。
普段は単品使い、ないし2ピース使いがメインではありますが、
ぐっと華やかに見せるなら(自分が着るとそうは見えませんが・・・)、3ピースで着用して頂くととても洒落てます。

足元にはやはりアイビー・プレッピースタイルにはかかせられない
BEAMS PLUS Oxford Shoesを。
ここ最近、かなりヘビーローテーションで着用しているシューズであり、
木型から作り込んだジャパンメイドのホワイトバックスです。
象徴的なホワイトスエードのアッパーにブリックカラーのソールは
ベーシックアイテムの一つとして抑えておきたい一足。
もう一色展開しているベージュも欲しい・・・
ホワイトは気に入りすぎて、ストック購入をしようかも検討中・・・



お次は出張前に購入した4B Double BreastedとIVY Wide。
薄っすらとヘアラインの線が入るクラシック面なウール生地を使い
ブレザースタイルのセットアップスーツ。
特にこのスポーツコートにブレザーボタンが採用されているのがとても新鮮。
クラシックな生地表情ではあるものの、
ブレザーボタンによりスポーティーな印象です。
だからこそスポーツコート単体でも使いやすいのかと。
一般的なネイビーブレザーとは違い、
青みがたったネイビーはとても洒落たルックスです。

組下のボトムスはワイドストレートが特徴的です。
ボックスシルエットのスポーツコートに
テーパードを感じさせないワイドなストレートシルエットの組み合わせは鉄板。
素材の特性上、ドライタッチかつシワになりにくい素材は
この時期の出張時に着用するトラウザーズとしてとても最適。
スポーツコートに合わせ、迫力あるストレートシルエットがとてもお気に入りです。

インナーにはB.D. Classic-fit Linen Printを。
60年代のシャツに見られる様な細かいモチーフがプリントされたシャツ。
このクラシックなセットアップスーツに合わせたく、
敢えて色慣れするネイビーをチョイス。
ネクタイの柄が際立ち、リネンの表情もしっかり立ちます。

今シーズンから登場したこのクラシックフィットのショートスリーブバージョン。
タックインした時のブラウジング、ゆったりとした身幅やアームホール。
フィッティングも含め、とてもお気に入りのシャツです。

最後はMIL-SHT Mesh Camo Jacquardのスタイリングを。
こちらも以前にブログで触れさせて頂きましたが、
生地を織る段階でカモフラージュ柄を織り、
そのカモフラージュ織りの上にカモフラージュ柄をプリントしたオリジナルファブリック。


プリントだけでは出せない立体的な表情と
ジャガードによる部分部分のメッシュ感。
ミリタリーアイテムとギア感あるアウトドアソースのアイテム。
色・柄だけでなく、色々なスタイルのアイテムでスポーティーなコーディネートに。
2025年春夏、BEAMS PLUSのシーズンアイテムや自分の着方を振り返り
今年は"ウールファブリック""セットアップ""色・柄の多様"が特に気分みたいです。
コーディネートはさておき・・・気になるアイテムがあれば是非店頭でお試しください。
この猛暑を少しでも楽しむ為にも、
自分にとって心身快適に過ごせるアイテム選びもとても大切かと。
まだまだこの暑さが続きますので、
くれぐれも熱中症等々にお気をつけてお過ごしください。
カリスマYANAI