スタッフ「山田 広志(兄)」の記事

カタチを変えて。

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さて、いつものご報告です。

先週末、遥々湘南まで赴き、プラス原宿スタッフの尾島こと、おじ丸推しの湘南と対戦。


試合前の腹ごしらえは、名物のしらす丼を、湘南ゴールドビールで流し込む。


スタジアム前でパシャリ。

内容はと言うと、先制されてから終始追う展開に、やきもき。ロペスの2年連続の得点王に近づく同点ゴールも、再度逆転される。こぼれ球からのアマジュンのポジショニングは流石。最後は、ヤンマテのフィニッシュで、アデショナルタイムの劇的なフィナーレで逆転。


天晴れっ!のトリパラを。

その後は、中2日、そのままACLのアウェイ、オーストラリアへ。週中もしっかりと勝利で収め、いよいよ今週末で、最終節。いいカタチで、今シーズンを締め括って欲しいものです。それにしても、優勝争いも見物。最後まで楽しみたいと思います。

今週はこちらを。


BEAMS PLUS Full Zip Shawl Collar Knit
カラー:GREY,BLACK,BROWN,GREEN
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000-(税込)
商品番号:38-15-0201-156

BLACK

BROWN

GREEN


(GREYは、店舗在庫無しの為、収められず…)


今シーズンは襟型を変えて登場。


ビンテージから踏襲された、ジップアップニット。よく見かけるのは、襟の上までジップが締められるようになっているか、はたまた、襟無しタイプでしょうか。

上まで締められる事でより防風性を高める事は、想像に難しくないディテールながら、顎髭を貯えている方なんかだと、着用の不快感を感じられる方も多いかと思う。かといって、襟無しのだと、何だか可愛らしい印象がな〜と。えらく脱力感のあるムードは好きなんですけどね。スエットパンツなんか合わすといいのは分かってる。V型だと話しは変わってくるのですか…

ただ、このストライプデザイン、古めかしい印象を持ったジップニットは、V型はあまり無い。どこそこかのアウトドアブランドや、スクールニット、はたまたスエット素材ではあるのでしょうけど。


今回は、ショールカラーに。小襟のバランスが、インナーにした時も上着への干渉が少ない。

その、アウターらしいカウチンをイメージしたような、ブルゾンタイプは、この気温差のある今の日本気候には脱ぎ着がし易く、ちょうど心地良いムード。






前見頃は、ジップの重みに対応する為か、横縞に取ってあり、テープ部分を挟み込み折り返してある。


開けて着た時も、ダレる事の無いよう配慮。


多少の厚みある生地が、襟に繋がり、襟を立てた時も、カタチを維持してくれ、高い防風性を発揮。






後ろ見頃は、縦縞の編み地で、稼働し易い上、背中の着用感が心地良い。生地の取り都合なのか、生産効率を意識したような無駄のない作りと、それを活かした前見頃を含めて、少しの見え方の変化が、さり気無いデザインのアクセントになっている。



ポケット付きと言う所も、より羽織りらしくこなすには、使う使わない関係なく、必要なデザイン。






裏側を見てみると、あそびがあり、物を入れても動きすぎない、表が膨らまないような仕様と丁寧な作りにニンマリ。

色の組み合わせも重要な要素の一つ。




トーンを意識したような配色は、何処か現代的で、洗練されたムード。


そんな中、一色はアウトドアムードらしい、色を効かせた組み合わせもご用意。何だかアイビームードにもこなせそうな配色だ。

タッチ感も注目してみる。ウールナイロン混紡。


適度な滑らかさのある生地であり、強度にも配慮した、程よいクオリティが、日常着にはいい。高級品もいいけども、気兼ねなくの良さもいい所かと。

是非、お気軽にお試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

懐かしいけど、新しい。

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

今週は正志の代打。さて、いつものご報告です。

先週末は、台風で延期になった磐田戦。アウェイのゴール裏は席数が少なく、チケットの争奪戦に敗れ、自宅での観戦。泣

やはり、早い時間帯での集中力が、気になるところ。先制を許しながら、前半の内にロペスのゴールで追いつき、後半早々に、らしい流れるようなパスワークから西村の逆転ゴール。その後もロペスの流石の嗅覚でハットトリックなど、突き放す。が、まさかのまさかの一点差まで詰めよられる所が、今の現状を示してるな〜と。残留争い中の相手はやはり怖いけど、勝ち切った事で、ひとまず良しとします。

さて、グッと寒くなった今週は、こちら。


BEAMS PLUS Mt. Parka Nylon Ripstop 3L
カラー:LIGHT BEIGE,KALE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥58,300-(税込)
商品番号:38-18-0581-139

先ずはその色合いに惹かれてしまい、筆をとった次第。

マウンテンパーカーと聞くと、デザインのキモとなる一つがポケットワークデザイン。控えめなディテールが好みな私は、そのミニマムさに加え、ノスタルジーなムードが堪らない。

シェルの素材と共に、歩んできたであろうマウテンパーカー。70年代のバックパッキングブームが後押ししていたのか、その機能性が、街着として調子も良く、大衆に浸透したのでしょう。当時のブランドからも、ヨークを切り替えたようなモノや、裏地と配色を効かせられたモノ、プルオーバー等、趣向を凝らした様々なデザインがリリースされているのは、過渡期だったのか、供給過多から生まれたのか、試行錯誤や工夫が見られている。

今回ベースにしたのは、そのハシリと言うか、原型と言うか、60年代から70年代にかけてのムード。




特徴のある立体感の首周りが、フードを被った時に、雨風を凌ぐにばっちり。ドローコードを締め、ツバのある帽子を被るもんなら、視界の確保も良好。帽子は濡れますけどね…汗


胸元の、斜めに配されたスラッシュポケットは、ハンドウォーマーとしての機能がこれ以上ないと言う配置。




ジップの引き手は、これまた、控えめながらに主張する小振りなデザインで、ポケットを使わない時は被せられ、テープは表のデザインに干渉しないのも、ミニマムさの追求でしょう。


背中に配されたマップポケットもそれは同様に。




さらに見えない隠しポケットは、こちらの縫製に合わせて、控えめに機能性を向上させているのは、お得意のBEAMS PLUS らしい意匠。


脇下のベンチレーションは、服の中に溜まりすぎた熱を逃し、快適に。


ヒントとしたビンテージにも搭載されていた、身頃のドローコードは、着丈の長さを活かし、”こなし”にアクセントを加えてくれる。


バックスタイルを見るとそれが良く分かる。


身頃半分の裏側は、着用感を快適にポリエステルコットン混紡の裏地。 




袖口調節の簡素な作りにもグッときてしまう。


ディテールデザインの仕上げは、やはりボタンでしょうか。凹凸のある叩いて仕上げられたような表情のある、小さな径のボタンは、クラシックな表情を後押ししてくれる。

オリジナルで作り込んでおり、BEAMS PLUS の拘りが、垣間見れる。それほど、ボタン一つとっても、特にミニマムな表情のアイテムには重要である事がお分かりいただけるのではないでしょうか。

さらにさらに、生地にも大注目な要素。


KALE


Lt.Beige

使い込まれたようなまだらに見えるビンテージムードたっぷりの表情は、マイクロリップの生地にプリント。発色の良さとその味わい深い表情のマッチングは、着始めからコーディネートに馴染み良し。

こちらの色は、最早タフに使いまれ、着用者の使用感、歴史が詰まっているようだ。

当時にはないアップデートとしては、やはり3レイヤーの生地使い。見た目は古いけど、古めかしい、懐かしい感じで留めない。アイビーにも普段着にでも、取り入れるだけでいつものスタイルも何だか様子が違いますよ。お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

大人な横縞

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さて、いつものご報告です。


リーグ戦と並行して戦っているACLは、対ブリーラム(タイのチーム)と。

今までの鬱憤を晴らすかのような圧勝且つクリーンシート。力の差が見られた一戦は、高校生のデビュー等嬉しい姿も見れてにんまり。

中2日となった先週末は、降格が決まっていた、鳥栖との一戦。アウェイ且つ出社と言う事もあり、その日行われたリーグ戦の全情報をシャットアウトし、自宅でのDAZN観戦。

相手は最早プレッシャー無しであったろう怖い存在。先制された時は、絶望感しかなかったけど、前半の内に追いつき、後半、流れるような連携で仕留め逆転。選手全体の攻守の切り替えや高い守備意識、ヒヤッとする立ち上がり意外は、らしい戦いに満足感。まだ残り3試合ありますが、ひとまず残留を決めた事に安堵。まだ、神奈川ダービーやら、控えていますので、残り楽しみたいと思います。

長くなりましたが今週はこちらを。


BEAMS PLUS Crew Stripe Shaggy
カラー:LT.BROWN,BROWN,GREEN,BLUE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥30,800-(税込)
商品番号:38-15-0197-319


LT.BROWN

BROWN

GREEN

BLUE

秋は何処へ?やらな、気温が下がったかと思えば、日中はカットソーといった日もあったりと、約一ヵ月程後ろ倒ししているような上、朝晩の冷えを感じるここ数年の日本の気候に戸惑いつつ…

日頃から寒がりではない事を公言はしており、この時期でも薄着で出社してますが、店にいる時では、冬を感じたく。

秋期間が短いのは、残念に思いながら、ニットを楽しみたい。そんな気持ちです。


こちらは、BEAMS PLUS の新型モデル。新型と言っても、見た目は、割とシンプルなクルーネックのベーシックスタイル。

幅がある色の組み合わせで、大胆に配さられたホリゾンタルストライプ(横縞)が、コーディネートを楽しませてくれる事に違いない。


ホリゾンタルストライプと聞くと、若々しい印象がある。アメリカでは、キッズからティーンズまで、比較的幅広く若者が着てる事が、映画や書籍等で見ても多い印象がある。


異質な存在、地位の低い人といった邪険に扱われていた昔のストライプの捉え方から、アメリカ国旗にあるような自由の象徴としてのポジティブなイメージに変わっていったとされている。50年代のティーンネイジャーに愛されたのも、そう言った主張が影響したのでしょう。


逆にオトナはそれに反してストライプ(縦縞)を選ぶ傾向になっていったのでしょうか。60年代あたりに掛けての大衆衣料を見ると自分はそう思ってしまう。はたして、真相は如何に。


まぁそんな背景はヤボな気がするので、純粋に楽しみましょうと。

ストライプ(横縞)も、素材が変われば、オトナな印象を与えてくれる。ましてやニットとくれば、品がグッと上がる。

糸から、配色の妙、仕上げまで、全てスコットランドで作り上げられたこのニットは、老舗ファクトリーに依頼したもの。イギリス由来のあるブランドの製品も手掛けているといった安心感のある背景。

ウール製品は水が重要な要素である事に加え、その原料もタッチ感を左右する。決して滑らかな高級感と言うよりかは、普段着らしい素朴なムードを演出。


表面のシャギー感でふっくらとさせた表情からは、想像しない軽さも魅力の一つ。


裏から見た様子

編み地の密度を緩めに設定している事から、軽い着心地を実現させているが、見た目は寒々しく見えないような所は、拘りの一つでしょう。

さらに、ホールガーメント仕様とくれば、最早言うこと無し。






繋ぎ目の無い袖口や裾。裏から。


肩周りの一体感のある着心地を実現させ、見た目のスマートさも兼ね備えている。




身頃も勿論ストレスフリー。

横縞に抵抗ある方、オトナに楽しめますよ。是非お試しいただけると嬉しいです。

YAMA

古めかしいけど心地良い

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さて、いつものご報告です。


先週は久々の大阪遠征。天皇杯準決勝、対するはガンバ大阪。リーグ戦では、普段ビジターは2階に追いやられる為、今回は1階席での応援が可能と言う事。


流石の専用スタジアム、臨場感と、負けたら終わりの熱量ある一戦を愉しめるとなると、行くしかありませんでした。

内容はと言うと…手痛い延長後半の最後の最後に力尽きる。勝ち切れない試合が続いており、らしい感じの終わり方にガックリしながらも、白熱した試合展開に久し振りに満足ある一戦でした。

中2日の、水曜日は、何て日程を組むんだ?の協会への不満はありながらも、リーグ戦、対する浦和。


15連戦の疲弊は、明らかに見て分かる通り。痛み分けのドローで勝ち点を積み上げる事が出来たが、下位争いは続く。早く残留確定を手にして欲しい所です…


さて、長くなりましたが今週はこちら。


BEAMS PLUS Cardigan Stripe 12G
カラー:GREY,BROWN,ORANGE,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥24,200-(税込)
商品番号:38-15-0204-156

GREY

BROWN

ORANGE

NAVY

クラシカルな見た目のストライプ柄。ここ毎シーズン登場しているレギュラー組。

60年代らしいムードあるカーディガンスタイル。この時代のトレンドの一つだったのでしょうか。あらゆる当時のメーカーから、バリエーション豊富にリリースされている事から、大衆衣料として生活者に愛されたアイテムであったと思う。


若者が最も勢いのあった豊かな時代とされる50年代以降、60年代にかけて、ヨコ使いされた柄アイテムは、若々しい、はたまたワルの印象を嫌っての、ストライプ表現なのかはわからないが、ストライプ柄が馴染んでいたのには違いないハズ…Tルックの提唱で、スッキリとした見え方が好まれていた事も影響しているのでしょうか。オトナ達が普段着として愛用している姿にも納得。なんだか真面目に見えません?笑


なんて勝手に憶測でコーディネートの理由を考えてしまっている。なので、ここは、オトナに、さらっと取り入れるだけで、サマになる事は言わずもがなでしょう。


ただ、当時は、大衆衣料として愛されていたアイテムだっただけに、普段着としてもガシガシ気にせず着れる、リーズナブルで買えるのもキーポイントだったに違いなく、行き届かせる為にウールでないものも沢山出回っていた。と言うか、化繊のものが大半なような気がする。

化繊を取り入れる事での、日常範囲での丈夫さと、扱い易い手軽さもあったのでしょう。

古着市場で手軽に見つかるものは、ガサガサとした肌触りが大半だと思う。良さでもあるかと思うが、もう嫌だと言う方、ご安心を。


GREY


BROWN


ORANGE


NAVY

BEAMS PLUS のこちらは、12ゲージの程良い厚みが心地良い、ボディはウール100%。

リブパートは、ナイロン混紡で、堅牢度を上げ伸び過ぎないよう配慮。

ウール本来の暖かみある風合いと、滑らか過ぎない、硬さのある適度なゴワつきを残しながら、当時のムードを表現している。高級素材のような肌触りを追求していないところも好印象で、あくまでも日常着としての保温性向上と、素朴な風合いのマッチングがちょうど良いバランスに仕上がっているのではないでしょうか。

さらに言えば、クラシックな見た目のハズのカーディガンが、ストライプのピッチや配色生地の表情で、何だか古めいて見えないのも魅力だと考える。


メランジ調な生地の見え方も後押し。


特にパープル使いは新鮮味溢れる配色。また、レジメンタルを彷彿させる配色にはグッとくる。トラッドな装いまで網羅出来る万能性あるアイテムかと思います。是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

これぞ漢着

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

一週空いてしまいました…が、今週もいつもの通り、ご報告です。

先週は、代表ウィークも重なり、leagueはお休みでしたが、ルヴァン杯の準決勝。


我が推しは、週中のホーム第一戦を、グゥの音も出ない程の内容で落とし、週末のアウェイ名古屋の地での第二戦に期待する。

先制するも、後半に、課題である立ち上がりの隙を突かれ、同点とされるも、終了間際に完璧な崩しから引き離す。しかし、二戦合計スコアにあと一歩及ばず敗退する結果…

今週は、金Jでのleague再開。まさかの降格圏争いに巻き込まれているので、何とか勝ってもらいたいものです。今週は、諸事情で不参加ですが…。泣

さて、気を取り直して今週もお付き合いください。

こちらを。



BEAMS PLUS Henley 2B Waffle
カラー:WHITE,NATURAL,GREY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥15,400-(税込)
商品番号:38-14-0073-103


WHITE

NATURAL

GREY


何やら武骨なムード漂う。お馴染みのヘンリーネックスタイル。

冬の定番であるアンダーウェアである事には間違いないだろうけど、様子が違う。




太い前立てに、2つボタン。何なら、ボタンは4つ穴。想像する猫目ではないだけで、武骨さからは柔らかい印象を受ける。

恐らく、ミリタリースタイルのベースなのかなと想像しながらも、アンダーウェアである事には変わり無い。






別注のHealthknitと見比べてみると、ネック回りだけでも、こんなに縫製の仕様が違うのも面白い。


前立てのリブだってそう。






ボディの縫製も、直に触れる部分の快適な着心地を実現するかのように、つなぎの部分はフラットになっており、より下着に特化したような縫製仕様である事がわかる。


変わってBEAMS PLUS のこちらは、どちらかと言うと、一枚着し易い現代的な表現を。


大きく違うのは、袖や、裾の仕上げ方でしょうか。


袖はリブ無し


裾はタタキで。

これだけで、全く違うものに見えてくる。本来の意図としては、高い保温性や機能性を求めないといけないアイテムであるが、そのムードを楽しみながら、色々なアイテムとの相性を考慮出来る万能選手。

ボタンは艶消しマットな質感。


WHITEは、同色にホワイト


NATURALは、ホワイト

(違うように見えて、WHITEと、NATURALは同じ色のボタンです)


GREYは同色にグレー


編み地はと言うと、




立体感のある表情で、生地のボリュームもしっかりとある点もいい。あからさまではない、何やら武骨だけど、実はそうでもない、ような所も魅力的だと思う。

どちらを選ぶか、はたまた選ぶ必要の無いくらい、どちらの要素も必要なアイテムかもしれません。

あっ、綿100です。

是非お楽しみくださいますと嬉しいです。

YAMA


秋模様

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さて、いつものご報告です。

今週、天皇杯の準々決勝。

雨降りしきるニッパツ

対するはJ2勢で唯一勝ち残っている山口。ルヴァン杯、リーグ戦、ACLと過密な日程の中、公式戦4連敗中…しかも大量失点での敗戦が続き、早急な立て直しが急務。前半から攻め立て、山根のプロ初ゴールが飛び出しながら、退場者を出し、追いつかれる展開。相手も退場者を出し、荒れる流れも、カテゴリーの違いを見せつけた後半。終わってみれば大勝も、課題だらけ…

今週はリーグ戦、FC東京。10人で戦いきった疲れがなければいいんですが、少しでも守備が改善に迎えばと思います。

まだまだ、狙えるタイトルレースが残っており、時間が足りません笑

しっかりと今週もサポートしたいと思います。

今週はこちらを。



BEAMS PLUS WORK Indian Heavy Flannel
カラー:WHITE,PINK
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥24,200-(税込)
商品番号:38-11-0899-139

安心感のある佇まい。

色によってのキャラクターの違いを楽しめるのも、このワークシャツ型のデザインだからなのだろう。





胸の2つのポケットは、バイアスに取られ、表情のアクセントに。丁寧な柄合わせも好きだけど、自分は、このバイアス使いが生地を無駄なく効率を重視しているアメリカらしいムードを感じられ、好みである。




ディテールはお馴染みの、トリプルステッチを駆使した肩周りから身頃に、主張した仕様に。3本の細いステッチ幅に加え、ステッチ間の細かいピッチのある縫製は、本格派ながら、柄があるからか控えめ顔。ステッチの浮き沈みの立体感のある縫製部分、歪みの見えない3本のステッチは、技術力が集約されている。




2枚袖にイッテコイも健在で安心安定。


さらに、空環仕上げは、よりビンテージなエッセンスを注入しながらも、ヘリテージ感を感じさせない。と言うのは、やはり生地によるところが大きい。


今回落とし込まれた生地は、インドにて織られている。




マドラスでお馴染みのインドファブリックは、そのマドラス生地と同様の工程を経て作られている。

と言う事は、生地の詰まってない柔らかいムードと言う事。平織りでは無い為、やや重厚感のある生地ではあるものの、手染めされた糸で、テンションの強度の少ない織り上げ、天日干しされた、時間をかけて乾燥させた生地は、その柔らかいムードを作り上げている。


ツイルながら、光の抜け感がある、何処か涼し気な様子


マドラスでよく見られる多色配色なのも、そのムードを後押ししてくれている事で、綾織の重厚感は、ワークシャツ型のデザインが、解消している。

程良い肉厚生地。ちょうど心地の良い季節に、コットン素材のちょうどいいやつ。今シーズンからリニューアルされたサイズ感も相まって、肩肘張らないやつ。

トラッドに合わすも良し、デイリーウェアとして是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

素朴さ残る品の良い貴方

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さて、いつものご報告です。

先週は、代表ウィークであったものの、カップ戦は開催。我が推しは対札幌にホーム一戦目に大勝したお陰で、アウェイ二戦目は落とすも昨年同様準決に進む。


平日の聖地ニッパツは臨場感満載

リーグ戦は今週から再開。今週の推しは金J(金曜日のナイターで開催される)で、対するは降格争いから一歩抜け出た好調京都。このblogが投稿される頃には、笑顔でいれているのか。上位陣に食い込むには、一戦も落とせない為、しっかりと声援でサポートしたいと思います。

さて、そんな事ばかりだと怒られそうなので、今週開催スタートのこちらの話題を。


MOTO HORSE FRONT LEATHER BACKPACK
カラー:BLACK,BROWN
価格:¥75,900-(税込)
商品番号:38-62-0029-966

久方振りのBagのオーダー会。ここ最近は、染めの体験や、キーホルダーの作製などといった革に触れる機会を設ける事に重きを置いてきた、BEAMS PLUS 。財布、ツールバックのオーダー会以来となる、今回。

何故にバックパックとなったかは、こちらの記事で、佐久間バイヤーが紹介してるので、ご覧ください。


バックパック。

アウトドアギアであるアイテムが、ここまで、市民権を得たのは、アメリカのキャンパスライフも少なからず影響した事であろう。その学生のキャンパススタイルを、日本に持ち帰った方々の貢献が、今にあるのか、アイビーやプレップな持ち物の一つとして定番となった。

かつては、身軽な装備で、断崖絶壁に挑むクライマーたちに向けて開発されたとされているデイパック。

生みの親とされたアウトドアメーカーからは、この容量の中、上下のモノが分けて入れられたり、あらゆる工夫がなされたモデルなど、派生していく。あるメーカーでは、より、簡素化、生産工程の削減から削ぎ落とされていくデイパックの誕生も、いつしか生協ではあらゆる大学とのライセンスを結び、一気にアメリカ国内に拡がっていったようです。

1日分の荷物を纏められる容量と手軽さ、軽量化が、日常生活に於いても取り入れ易いのは言わずもがな、であり自然な流れ。


前置きが長くなりましたが、今回はそんなバックパックをヒントに贅沢にもレザーで、表現した逸品。


BEAMS PLUS では定番でお取り扱いしているレザーの一つ、ホースフロントはイタリアの名タンナー。

何だか高級感の漂うムードからは、一見すると背伸びしたモノのように思う。そう思った方に是非触れていただきたい。


全てレザーとは思えない軽さ、馴染みによい手触り、傷やムラ感を活かしたスッピン状態の革から仕上げられた表情からは、整いすぎていない、親近感のあるムード。

革は、一寸のムラも傷も無い、整えた綺麗な表情がいいと言う考えもあるかとは思うが、ここんちは、その革が活きる最適な状態を考える。傷隠しをする事で、いい部分が出せなくなる、使い込みに連れ、表情の変わるサマも、魅力の一つとして最大限に革の良さを発揮してくれる。

仕様は、ベーシックな馴染みあるデザイン。




背面、ハーネス共にオールレザーで仕上げ、高級感を後押し。




ブラスのジップ、中はキャンバスで、視認性を高めた仕様となっており、PCスリーブも完備しているので、現代に嬉しいポイント。




シンプルに表に配されたポケットは、その重なる部分の縫製にハードルがあり、完成までに時間を要した事は想像に難しくない。


さらに、レザーのコバは、ジップの引き手以外は見られない丁寧な仕事にうっとりの流石の職人魂に、ぞっこんな訳です。


色は、黒もご用意。こちらは何と茶芯。使いこむに連れ、茶色が覗く変身開花は、期待大。これで、アイビースタイルにもバッチリでしょう。

これだけでは終われません。

いつもの通り、今回もスペシャルなご用意。





イギリスの名タンナー、ステッド社でお馴染み、クーズーレザーで作成した逸品も、即売として限定数あります。








今回のBEAMS PLUS オーダーモデルを、ベースに、引き手は編み込み仕様、エクセラのジップ使いに、ハーネスのバックルはシルバー、純金付きのmotoハンドメイドコンチョと、贅沢過ぎる仕様は、手に入れた方のみ味わえる優越感に浸る事が出来る。こういう贅沢品こそ、普段使い出来るオトナに憧れてしまう。

是非一見する価値ありなイベントが明日から開催です。

14日の土曜日は、デザイナー&ディレクターである本池良太氏が在店します。

お越しくださいますと嬉しいです。

YAMA

それは貴方次第

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さて、いつものご報告です。

先週は、16年振りにホームとしての国立競技場開催。


派手な演出は見応えあり。

相手は苦手セレッソ。序盤は、相手の守備意識も高く、前半はスコアレス。後半開始早々に得たPKを沈めてからは、途中交代選手の活躍もあり、終わってみれば4得点のクリーンシート。ゴール裏で見る得点は、何よりもいい。



全国のサポーター人気1位のから揚げは100名以上の並びから何とかゲット(セレッソの本拠地でも、食べましたけど…)

今週は台風で、どうなる事やら。と言いながら、リミテッドストア名古屋は泣く泣く開催中止に。楽しみにしておられた皆様には申し訳ございません。延期を実現させましょう!

では、気を取り直し今週はこちら。


GREY


BROWN


BLUE

BEAMS PLUS Open Collar Indigo Ombre Plaid
カラー:GREY,BROWN,BLUE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥17,600-(税込)
商品番号:38-11-0915-139

誰が言ったか、不良の象徴。

陰影の、濃淡あるボヤッとしたムード。光と影、陰と陽から想像つくように、明るい感じのキャラクターでは決してないかもしれません。

その暗いムードが、当時のティーンネイジャーにぴったりとハマったのだろう。

アメリカ50年代は、好景気真っ只中、豊かな時代の象徴とされた最も輝きを放っていたとされる。そんな大人たちを見て育つ若者たち。エネルギッシュな、活気と希望に満ち溢れるのは当然で、自己表現へのパワフルな姿勢が、あらゆる文化を生み出していく。ロックンロールだってそう、ハリウッドやテレビの波及から、スターへの憧れ、瞬く間にそのファッションも拡がっていき、デニムを始め様々な衣料が市民権を得てゆく。

華やかになっていくにつれ、格差社会も生まれていき、いいところもそうでないところも明るみになるのは自然な流れ。片や優等生は、明るいマドラスチェック、それに反抗するカタチなのか、不真面目を装うには暗いムードを纏う若者が多かったのでしょう。

どこぞの代表する映画の事は、他でも触れられてるので、興味ある方は是非どうぞ。


そんなオンブレチェックを久しぶりに見た気がする。


モデルは勿論、開襟スタイルで言う事無し。


ディテールも健在。当時のムードを代表する大衆衣料。1番のポイントは、やはり生地でしょうか。

GREY

BROWN

BLUE

薄っすらとしたブルーは、綿(ワタ)の状態で染められたインディゴ糸で、ムラ感のあるメランジ調の粗野な表現が魅力。また、綿100なのも、私にとっては嬉しいポイント。

大体、この手のシャツは時代感的にレーヨンがお決まりなところで、生地の動きや、グラデーションのある表情は、非常に相性良しなのは分かる。ただ、綿の交差による凹凸感のある見え方と、日常使いには扱い易く、こちらはこちらで推したいのです。まさにデイリーウェア。

こんなオンブレーアイテムが、後に引き継がれ、90年代の象徴ともされる。90年代のスターもまた、幼少期に慣れ親しんだ、憧れのある柄であった事でしょう。


開襟スタイルとは言え、ポケットは柄合わせする事で、丁寧に。これが、アメリカらしいムードを控えめにしつつ、色合いも相まって、不良の象徴と言いながらも、ホワイトのパンツやらチノトラウザーズなんかを合わせても良さそう。デニムも勿論、優等生ぶるのか悪ぶるのかは貴方次第ですよ。

是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

隠れている。

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さて、いつものご報告です。

中断期間を経て、札幌戦を挟んだ中3日の日曜日。



夏らしい演出と、試合前は縁日ブースで子供も楽しめる

リーグ戦4連勝に期待し臨んだ相手は上位神戸。いや〜幸先良しでしたが、中盤スペースを消され、ビルドアップに苦戦。終始、強度の高いプレスに屈し、力負け…終盤は、オープンな攻めの姿勢で何度かチャンスを作るも、最後までこじ開ける事が出来ず敗戦…

切り替えて、次週のアウェイ神奈川ダービーに臨んで欲しいけど、参戦出来ず。と言うのも


8/17日〜スタートのインディアンジュエリーフェア、梅田の3便に出張します。コヴァヤジィー先輩の留守を守るべく。関西にお住まいの方、是非目の保養で涼みにお越しくださいませ〜お待ちしております。

では、今週はこちら。


BEAMS PLUS MIL Open Collar Indigo Plaid Discharge Print
カラー:INDIGO
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000-(税込)
商品番号:38-11-0895-139


さて、ひと目でインパクト抜群の柄が目を惹くシャツ。大胆にも、バンダナ柄が重なりあった、パッチワークのような仕上がりも、フロント部分には、その一枚一枚が縦に規則性のある配置がしてあり、特にセンター部分は、前立て左右が丁寧に柄合わせされ、一枚がしっかりと見えてくる(勿論、何処にどの柄がくるかはお楽しみ)。


よく見ると、クロスやら、ドットやら、いい柄、珍しい柄が入り込んでおり個性強めに主張してくる。




それを後押ししてくるのは、土台になっている四角い格子。先染めのインディゴ糸で織られたやや起毛のある生地は、濃淡のある格子を形成する。その濃淡こそが、抜染されたバンダナ柄の陰影として、奥行きを演出してくれる。だから、のっぺりとしたただのバンダナ柄では無く、独特な個性を発揮しているのでしょう。

また、その個性が十分に活きるような、余計な装飾の無いシャツ型に落とし込んでいる事が柄を活かすにはピッタリ。


ポケットの縫製はパッと見、ボタンがないと分からないくらい


ポケットはフラップ無しの、開襟型、ボックスシルエット。

アメリカは海軍で採用されており、ボックスシルエットにマイナーチェンジされたモデル。年代が進むにつれ、フラップ付き、裾ラウンドのように変遷を見せるが、そのモデルをヒントに現代にフィットするようなサイズ感で作り上げている。


M size着用

これに関しては、弟正志の私物からサンプリングされた事を思い出したりなんかして。


縫製仕様は、随所にダブルステッチと控えめながら安心感を与えてくれる。

まぁ、型、柄、ようするに快適と言う事です。


インディゴのブロックチェックが、袖口からちらっと見せる。何やら拘りが垣間見えるくらい控えめな感じが堪らんのです。

是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

長らく共にしている…

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

いつもの通り、今週のご報告といきたいところですが、リーグ戦は中断期間。海外チームとの親善試合こそあるものの、私はお休み。来週から再開する試合に向けて、英気を養いたいと思います。

なので、急遽、当日に予約すると言う行き当たりばったり、箱根温泉旅。子供が寺子屋に修行(寺に泊まるキャンプ)の隙間をぬって、ゆっくりしてまいりましたよ。


やはり温泉は最高なんだなぁ(大文字焼、いつかは観ながら温泉に浸かりたい…)

大涌谷の名物、黒たまごは、一個食べれば寿命が7年延びるらしい


さて、切り替えて今週はこちら。


BEAMS PLUS Open B.D. Panama Plaid
カラー:YELLOW,GREEN,BLUE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500-(税込)
商品番号:38-11-0914-139

YELLOW

GREEN

BLUE

暑い暑い夏、真っ只中ですが、新しい顔ぶれが入荷しています。

渋い見た目のチェックシャツ。何て事の無い控えめなキャラクターが、色豊かに出番待ち。

型は、開襟型のボタンダウンスタイル。数シーズン前からの私のお気に入りワードローブ。

なんでこの型が好きって、ちょっと真面目な見た目を演出してしまう所でしょうか。




台襟の持たない平べったい襟周り、ボタンを外してしまえば開襟になる合理的仕様が、如何にもアメリカっぽくあり、普段着としての粗野なムードと品の良さの共存を可能にしている。

台襟のボタンダウンシャツは、いいとこの子過ぎるんだよな〜汗


それでいて後ろにもボタンがある3点留めは、当時らしいムード


私自身は、襟のボタンを外す事はしないだろうけど、意外や意外、こなしに関しては幅広く対応してくれる。

それには、直線的にカットされた裾、身幅はボックスシルエットで、クラシックながら、リラックスムードのあるフィット感であるが故。


袖口は、イッテコイ


左胸のみのポケットワーク


裏前立てのシンプルなデザイン

簡素な作り故、柄と生地のインパクトで、勝負に打って出る。丁寧な柄合わせは肝。


ブリーチ加工のような渋い色合いは、何年も連れ添っている相棒のような雰囲気。それでいながらも、生地が痩せ細っている訳では無い。


凹凸感のある生地表情が特徴的で、肌離れも良さそうな、快適なタッチ感は、パナマ織りならではでしょうか。

以前にこちらでご紹介した織り(こちらは麻混紡)に、晩夏を意識した、コットン100%なのも嬉しいポイント。クラシックフィットのシルエットを保ったドレープを演出する上、凹凸によるザラっとした風合いが涼し気な様子を叶えてくれる。冷房のガンガン効いたビームス プラス 原宿にはピッタリですよ笑

是非お試しくださいますと嬉しいです。

あっ、在庫薄です泣。

YAMA

カタチ新たに

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

いつもの通り、今週のご報告。


16年振り4連敗の中、絶対に勝利しかない先週末、Jleage始まって以来、いまだにカテゴリーを落とす事のない、『The CLASSIC』と称された伝統の一戦。

先制点を取られ、また連敗かと頭をよぎるも、前半の内に追いつき、後半は、レンタルバックした西村選手がチームを明らかに活性化させ、終わってみればの大逆転。


勝利で飾るも、残念な?監督解任のNews。決して良くはないチーム状況ですが、ここから挽回していけるように応援でサポートしたいと思います。


さて、今週はこちら。




BEAMS PLUS WORK Chambray
カラー:INDIGO
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000-(税込)
商品番号:38-11-0925-139






BEAMS PLUS WORK Chambray
カラー:SAX,BLUE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥22,000-(税込)
商品番号:38-11-0924-139


言わずもがな、定番モデルが、若干のポケットデザイン、カタチを変えてのマイナーチェンジ。

兼ねてより社内の大御所からの声も実はいただいていたりなんかして。




大きく変更したクラシックフィットは、ゆとりのあるシルエット。(Sサイズ着用)


以前のモデルもSサイズ

BEAMS PLUS WORK Chambray Indigo
カラー:INDIGO
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800-(税込)
商品番号:38-11-0469-139

ドロップする肩。

リラックス感のある肩まわりながら、袖口の収まりも良し。


首まわりなんかも、全体感に比べれば、前下がりすぎず襟とのバランスも良し。


ディテールはお馴染み、胸のポケットワークは、分かり易い華美な演出はなく、ペン刺しのみのシンプルな潔さが好印象。ストアブランドらしい大衆ムードを感じさせるのもいい。


随所にあしらわれたトリプルステッチは、3本の間隔も狭く、荒々しいながらの丁寧な縫製は、仕事着としてのギアに相応しい。他の縫製部とのメリハリが効き、生地の風合いも相まって、縫製による生地への沈み込みにより生み出す表情の今後が楽しみである。


袖口はイッテコイ。


肘から袖口にかけては、以前とは大きく変化があり、捲り易くこの暑い夏にも肘上までなんて捲り上げると、何とも男らしさがグッと出る。


ラウンドした裾の脇は、当時の名残りがこれ見よがしに主張するディテールも健在。

生地も継続。


SAX


BLUE

ロープ染色を施したインディゴ糸と晒し糸との交差するシャンブレーは、白糸が覗く凹凸感のある表情が粗野なムードを後押し。洗い込んでブルーのフェードと日焼けしていく様が、何とも言えない魅力に惹き込まれていくんだろう。


こちらは、経緯共に、インディゴ糸。色の濃度の違いのある糸を交差させたシャンブレー。通称ベタシャン。こちらはこちらで、奥行きのある落ち感と言うよりは、全体的にのぺっとしたフェード感。


ご参考までに、初めて登場した時期のモノ。

ボタンが違っている?よく見るとペン刺しも。


縫製糸も効いてくる。ボディに対して、メリハリの効く白糸が、デザインをさらに強固にする。

決して派手なキャラクターではないかもしれません。

クラシックフィットとして生まれ変わったこちら、是非デイリーウェアとして取り入れては如何でしょうか。

YAMA

品ある仕事着

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

先ずはいつもの通りご報告といきたいところですが、4年振りのリーグ戦3連敗と虫の居所が悪いので、軽めに。


今シーズン二度目のニッパツ

連戦続きのリーグ戦は、週中、未消化だった鳥栖と。


前節”CLASICO”と呼ばれる伝統の一戦に敗戦後のゴール裏では大ブーイングがあり、しっかりと切り替えて臨んだ一戦は、前半からテンポ良く押し込む展開。後半立ち上がりのカウンターからの失点を巻き返せず、20本以上シュートを浴びせるも、決めきれず、福岡戦以来の無得点とそのまま終了。

またゴール裏が荒れそうだったけど、上位対決が続く為、気持ち堪えて送り出す。

選手ひとりひとりの気持ちを見せてほしいものです。

なんだかんだ愚痴が長くなりましたが、今週はこちらを。


BEAMS PLUS / WORK Zip Vest Canvas
カラー:KHAKI,BROWN
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥20,020-(税込)
商品番号:38-06-0074-791


KHAKI

BROWN



モデルは、馴染みのあるワークスタイル。華美なディテールは無く、前身頃のポケットワークスタイルのみと、潔いのよい仕様が個人的に好きなポイント。


ジップスタイルが、武骨なムードを後押ししながら、すっきりと深めにバランス良く調整した首まわりが、”こなし”の幅を拡げてくれる。

デカい引き手も、これ見よがしに主張し、実用性を兼ね備える。閉じて着た時はですけどね。


縫製を見てみますと、ボディと同色ステッチとなっている。ワークと聞くと、ダブルステッチや、縫製によるパッカリングも魅力の要素ではあるが、このモデルに関してはそのクセが無く、広めのステッチ間と番手で、”らしい”ムードは垣間見せながら、控えめに演出しているのがいいのだろう。


腕ぐり




生地も上品さを兼ね備えている。ワークに必要なフレーズなのかはさておき、皆が想像するであろうこのアイテムを象徴する素材感とは、見た目は同じようだったとしても打って変わる。是非触れて欲しいと思う。

以前にもこちらで触れた通り、シャンブレー素材。


KHAKIにはSAX


BROWNにはYELLOW


光の加減で、見え方に変化する玉虫調の作り込んだBEAMS PLUS ファブリックは、上品さを演出するに打ってつけである。

最近は良くベストを着ている。柄シャツなんかを合わせる事がここ最近の気分なのも相まってか、ご紹介させていただきました。何だか”こなし”に心許ない時にちょうどいいんですよね。

あっ、ジュエリーとの相性も良さげですよ。

是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

何やら様子が違う?

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

先ずはいつもの通りご報告。

相手は好調広島も、連敗ストップ。開始早々に先制点を献上し、またか…と思わせられた一戦も、選手の気迫溢れるプレー展開に手に汗握る。最後の最後に逆転すると言う感動的なフィナーレに安堵。次は苦手、アウェイ札幌ですが、嫌な流れを払拭し、流れに乗りたいところです。


今シーズン初のニッパツ開催は、ピッチも近くやはり良い


さて、今週はこちらを。




BEAMS PLUS / Band Collar Cotton Linen Panama Classic Fit Garment Dye
カラー:SAND,DUSTY PINK,MINT.GRN,OLIVE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500-(税込)
商品番号:38-11-0693-139

モデルは、ここ最近のシーズンでメンバー入りしてます、フルボタン前開きの襟が無い仕様。



シンプルな胸ポケット


袖口のイッテコイ


アイコニックな+カンヌキは健在


以前から展開してます、被りタイプのバンドカラーシャツとは、ディテールが違い、デタッチャブル仕様であった時代感のムードが残る。


画像下(CHK柄)はプルオーバータイプ。並べると一目瞭然。


前立てエンドのプリーツもプルオーバーならでは。


汚れがつきやすい首回りの襟が取り外し出来ると言う、洗濯に合理的な背景もあったとされている。確かに洗う側としては、汚れが目立つであろう箇所は、毎日洗いたい。その分服へのダメージも蓄積される事も予想され、買い換える頻度は抑えたい。まぁ納得はしながらも、当時下着であったものだからなぁと複雑な気持ちも溢れてくる。


ホワイトシャツが、ドレスシャツとしてのエレガントな象徴であったように、そのシャツを頻繁に洗えるくらいの着数を取り揃えておくと言うのは、当時の上流階級では、当たり前であったかも知れない中、大衆の衣料となれば話は変わってくるハズである。

ドレスシャツとしての柄物の登場もあり、クレリックシャツのように、襟、カフスのみホワイトと言うモノも産まれてくるのは自然な流れなのでしょう。


そんなシャツをベースに、作り上げたシャツは、ややゆとりあるフィッティングも特徴的

襟が無い開放感から、リラックスムード。




タックインも、しっかりとブラウジングが表現され、スポーティーな野暮ったさ。まさしくアメリカのお父さん感。ジャケットを着ようものなら、スカーフなんかも挿してみたりなんかしてもアリ。

“こなし”で言うと、私はラフに羽織りがおススメ。




適度なハリ感がある故、裾にかけてのシルエットの広がりを楽しめる。且つ、脱力感のあるムードは、このシャツの由来を考えると、何だかミスマッチのようでありながら、シャツとして成立しているのも個人的にいいな〜と思うポイント。

生地にも特徴があり、ミリタリーウェアをヒントに作成したBEAMS PLUSファブリック。


所々節が覗く比較的凹凸感のある綿麻素材。綿比重の高い生地ではあるが、シャリ感のある粗い表面となっており、通気性と肌離れの良さを実現している。粗野感のある表情であるが、今回のカラーバリエーションは、季節感を感じる、何だか賑やかなムードも楽しんでいただけるかと思います。


何より、ジュエリーとの相性ったら言わずもがな


半袖をご紹介したと思ったら、長袖のご紹介と行ったり来たり、惑わせているかも知れません。それくらい、この時期の振り幅があると言う事を楽しめる期間ではないかとポジティブに捉えてくださいますと有り難いです。


と言いますか、ネタに少し困るようになってきたのは正直なところ。ただ、その時の私の着たい気分にフォーカスを充ててますので、是非手に取ってくださいますと嬉しいです。

YAMA

涼し気な普段着


山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

先ずはいつもの通りご報告といきたいところですが、DAZN観戦の先週末、鹿島戦は敗戦。ACL敗戦後から再スタートをいい形できれた柏戦同様に、内容的には上向きしていると思っている。代表ウィークの為、暫くリフレッシュしてもらい、今後に望みを繋げて欲しい所です。

さて、日付け変わり、明日からは、台湾で先がけてスタートしたオーダー会。内容はNews pageにアップしている通りなのですが、近々メルマガのタイムズ(ブログと同じ位の熱量で綴っておりますので、是非メールアドレスの受信設定を。詳しくは店舗スタッフまでお問い合わせください)やプラジオでの配信もしておりますから、是非要チェックお願い致します。

なので、今週はいつもの通りBEAMS PLUS から。


BEAMS PLUS / Open Collar TW Mesh
カラー:OYSTER,GREEN,SAX
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,600-(税込)
商品番号:38-01-0103-139


OYSTER

GREEN

SAX



型はお馴染み、開襟スタイル。説明不要の日常着の代表格シャツは、店内では素材、柄様々、この夏にグッと増え、賑やかになってくる。


と、言うのも、その開放的な首回りが、涼し気な襟型だからか、自然な流れ。

レジャーや、リゾートを楽しむには、このリラックスムードにぴったりなので、手が伸びてしまう事でしょう。

私はご存知の通り、日常着ムードを愉しむ事がここ最近のスタイル。そんな時には、トップボタンを留める事の出来るループが重宝する。

きちんと感も出て、ましてやタックイン”こなし”なんかすると、アメリカンスタイルの出来上がり。特に今シーズンリリースしているNew Fitのトラウザーズとの相性は言わずもがなかなぁ。

なんて、型の事はアレコレ、ご存知の方々も多いと思うので、今回のファブリックに注目してみる。


一見すると、何やらブロック調の格子になっている。


OYSTER


GREEN


SAX

近付いてみると、生地の隙間が、その格子を構成しているのが見て取れる。


経糸緯糸との密度の関係に、重要な部品として、筬(おさ)と呼ばれる織り機の部品があるようで、それを抜き織り上げる事で、このような隙間が生まれている様子。スエットで言う針抜きみたいな感じなのでしょうかね。

隙間がありながら、密度のあるハリ感を同居させるに、その織り機の調整で、生地を織り上げていく事の難しさは、見た事の無い私には想像が出来ないのですが、オリジナリティ溢れる生地である事は間違いないでしょう。

この隙間でメッシュのような表現を作り上げており、涼し気な後押しとなっている。


向こう側が透けるような生地感


生地を構成する糸も実はポイント。メリノウールポリエステルの平織り混紡素材が、サラッとした品のある表情に仕上げており、清涼感と、大人ムードを持ち合わせているのでしょう。

その生地が、また、日常着スタイルに落とし込まれていると言うのも個人的にグッとくる。レギュラーカラーやボタンダウンとは違うモデルだからこその、おやっ?となる違和感が、開襟スタイルの粗野な印象を変えるに一役買っていると考えている。

決して派手なアイテムではないかもしれませんが、お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

土埃が似合う。

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

先ずはいつもの通りご報告。

遂にやりましたよ。ACL第一戦は、先制される苦しい展開ながら、朝日の覚醒、なべこーの気持ちで押し込んだゴールで、勝利を飾る事が出来ました。


5万人を超える観客が掲げるコレオグラフィのトリコロールは圧巻。


娘は推しのリストバンドを装着し。

第二戦はアウェイ、UAEにて。遠征に行こうと画策も、第一戦の埋め合わせ(前回のブログをご覧ください)すら行えてない為、断念…泣

初タイトルに向けて、画面から声援を届けたいと思います。

さて、といきたい所ですが、先週末は、台湾一号店のこちらに。


お邪魔したのは、勿論リミテッドストア。遂に海を超えて。有り難くも参戦する機会をいただきました。ビームスプラスの人気の高さも感じる事が出来ましたし、スタッフからお客様まで、貪欲な姿勢に刺激を沢山もらい、もっと頑張らないとな〜と思った次第です。

もっとお伝えしたい事があったのですが、長くなりそうなので…今週はこちらを。


BEAMS PLUS / Logger Shorts Chambray Canvas
カラー:KHAKI,BROWN,COMBI
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥36,300-(税込)
商品番号:38-25-0109-791


KHAKI

BROWN

COMBI

珍しくもショーツのご紹介。実は昨年よりリリースされているモデル。前後が二重に重なったデザインが、実に質実剛健なムードを纏っている。ロガーなのにショーツ?と疑問が残りそうではあるが、そこは、春夏仕様にBEAMS PLUS流にアレンジを施している。


なので、本来だと、裾近くまである前身の二重生地、所謂補強の意味合いを持たせた仕様で、ショーツにする事で、膝付近にあしらわれた、そのステッチによるパッカリングが、控えめながら主張している。





太腿あたりに木を乗せ、作業することや、雨風を耐え凌ぎ、保温する事も目的としていたのか、生地を二重にしないといけない位、酷使する箇所だろう事が窺える。


ベルトループもタフ仕様

まさしくハードなワーカーイメージ。




ヒップのフラップポケットも、モノがこぼれ落ちないよう機能性を意識したデザインは当時のディテールを踏襲。街着だと、フラップは座った時の賛否あるかもしれませんが、そこはBEAMS PLUS 。オリジナリティ溢れる残すべきディテールとして演出しながら、生地の落とし込みでアップデートを図る。


当時の生地はオイルドキャンバスが多い印象。今モデルに於いては、以前もこちらでご紹介した、シャンブレーに織られたBEAMS PLUS ファブリック。見た目は、ハードな武骨さ溢れるブラウンダックをイメージするも、なんだか高級感すら感じる。単なる武骨なムードだけではなく、光の加減により玉虫調の見え方の変化を楽しめるのも魅力ではないでしょうか。


KHAKIは横糸のSAXがちらちと覗く。


BROWNは横糸のYELLOWが。




COMBIは、その両方で配色を楽しめる。

渇いた箇所と濡れた箇所なんてイメージしながら。


なので、このモデルに於いては非常におススメしたい生地。


特に鈍い光沢のジュエリーを用いたコーディネートもすんなりと馴染む。土色に映えるターコイズブルーや、太陽で日にやれたような色合いのある洋服とのコンビネーション。

意外と夏も楽しめる。是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

戦闘服たる所以

山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

先ずはいつもの通りご報告。

私のG.Wはと言うと…


27日はセレッソ(アウェイはまたしても鬼門突破ならず…)


5月3日はホームでのジュビロ(またしても追いつかれてのドロー…)


6日はアウェイ浦和(週末のACLに向けての温存、ターンオーバーも完全なる敗戦…)と目白押しのリーグ3連戦も勝利無し。

日付変わって、11日はACL決勝のホームでの第一戦。我が家にとって、実は非常に大事な1日(私ごとですが、奥さん誕生日&結婚記念日、この埋め合わせは必ず…泣)を顧みず、初タイトルに向けて、しっかりと声援を届けたいと思います。

では、今週はこちら。


BEAMS PLUS / WORK Classic Fit Houndstooth
カラー:BLACK,BROWN,GREEN
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥24,200-(税込)
商品番号:38-01-0124-388


BLACK

BROWN

GREEN

さて、お馴染みの大定番、通称クラシックフィットと呼ばれる、やや裾にかけてゆったりと広がるフィッティングが特徴のシャツ。リラックスムードながら羽織りでの”こなし”も出来、幅広く楽しめるアイテムとなっている。


先ずは言わずもがななディテールを改めて見てみる。


ビンテージのワークシャツを踏襲した両胸に配した2つのポケット。

フラップが付く事で、屈んだ時に物がこぼれ落ちないような、”らしい”ディテールは、そのボリュームが男らしい迫力のある演出をしてくれる。






参考にした当時のディテールは、実はフェイクのポケットワークとなっており、見た目だけのデザインとなっていたものを、左胸はダブルポケット仕様にする事で、使い勝手の良さをアップデートしたBEAMS PLUS らしさ満載に表現している。


実はこのポケット使いが、ジュエリー愛好家にとって、手を洗う時のリングやブレスレットを一時的に避難させる場所に最適。置きっぱなしで失くした経験のある方には是非おススメしたい。




そのポケットを覗きこんでみると、ペン刺しがあり控えめに嬉しいディテール。自分だけの満足感あるディテールにニンマリしてしまう。


ワークシャツらしい身頃と肩回りの縫製仕様は、武骨すぎないダブルステッチの巻き縫いで控えめながら、安心感のあるつくり。


裾の空環はこれまたビンテージムードが、名残惜しそうに主張している。




襟の開き具合のバランスもよしでしょう。


今回はやはり柄と素材感を堪能して欲しい。諸説あるので説明しませんが、アメリカに於いては、ベア•ブライアントのトレードマークとして、その象徴のイメージを勝手に持っている。

だから、その由緒ある柄は、ワークシャツを品良くしてくれる事は勿論の事だか、アクティブさも兼ね備えているイメージに繋がっているのだろう。


BLACK


BROWN


GREEN


さらにその色バリエーションが、正統派の柄を纏うにハードルが高くない印象を与えてくれる。

生地はコットン。旧式の織機で、ゆっくりと織り上げる事でふんわりとしたタッチ感を実現し、ワークシャツに合う温かみある粗いムードも高ポイント。画像だけでは伝わらないのが歯痒い…。

品良き普段着に、是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA