スタッフ「山田 広志(兄)」の記事

品のある普段着

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

いよいよ始まりましたね。Jリーグ。このブログが上がる頃には開幕戦の結果が出てるでしょう。王者、我が横浜F•マリノスが勝つのか。


先週は先駆けて、富士フイルムスーパーカップがございましたので、国立競技場まで。実は、こちらのタイトルは初。今シーズンの始まりとしてはいいスタートを切れたのではないでしょうか。また、プラジオでお話し出来ればと思いますので、是非。

今週はこちらを。


KHAKI


PINK


GREEN

BEAMS PLUS テトロンコットン ジャカート シャンブレーオープンカラーシャツ
カラー:KHAKI,PINK,GREEN
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥16,500-(税込)
商品番号:38-11-0036-139


個人的に心揺さぶられるシャツが入荷しております。このブログのアイテム選定をディレクターと相談しながら決めるのですが、好きそうとの事で即オッケーを。今週もお付き合いくださいませ。

さて、BEAMS PLUSに於いては、もう説明要らずでしょう開襟型シャツ。アメリカ衣料の代表するモデルとして大衆に愛されてきた。それは、年代に応じ、襟の大きさやそれに伴った開き方、また開襟スタイルのBDなどといった襟先の仕様や、ポケットのデザインの変更が見られながらも基本のボックスシルエットのムードは変わらず。


大きすぎず、小さすぎずのバランスを整えた襟型。ステッチが走らない袋縫いもミニマムでいい。


フラップポケット


ボタンで調整出来る機能性あるカフスにイッテコイの仕様

ベースとしたのは開襟型の全盛期50年代を代表するスタイル。着丈の調整をしながらも、全体のバランスが整ったパターンに。このサイズ感は個人的には結構重要でやや長めにとっている着丈が、粗野な印象を抑えているポイント。粗野と言う言葉があっているかは個人によって変わると思います。武骨とか男らしいとか、はたまたアメリカのお父さん感とか、とにかくも、そのボックスなパターンが、そのイメージでしょうか。

その動き易く軽快のあるムードが、スポーツシャツとして大衆に愛されていたのは言わずもがなですが、勿論トラウザーズにネクタイと言うのもアメリカ独自ではないでしょうか。そんな個人見解はさておき、どのスタイルにもハマると言う事は間違いないと思います。

長くなりましたが、今回は(も)生地から作り込んだBEAMS PLUSファブリック。


KHAKI


PINK


GREEN

実際あったビンテージシャツから踏襲された総柄のジャカートは、玉虫調の色合いが魅力的。光の角度によって色の具合が楽しめ、光沢感のある生地が、洗練された印象さえ持ってしまう。お馴染みのTC素材なのも、見た目の高級感に反し扱い易さがあり、天然素材と化繊の良いとこ取り。何かとこれから一枚着出来る時期には重宝しそうです。ジャカートの織り柄は抽象的なデザインとなっており、当時のオリエンタルなムードを感じる事が出来、モデルとの相性もいいのではないでしょうか。ボディ色によっての柄色の違いも適度な主張で、取り入れ易いように思っております。



KHAKI


PINK


GREEN

ジャカートなので裏側の見え方までの拘り。


是非一度手に取ってご覧くださいますと嬉しいです。

YAMA

新顔にも青い子が。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さて、BEAMS PLUSレーベルにおきましては、1月からの入荷ラッシュ&イベント盛り沢山とスタッフも頭を悩ます、そんな2023年の始まり。ビームス プラス サザンこと、辻堂店でのインディアンジュエリーフェアは今週5日の日曜日まで。私も日曜日はいる予定をしておりますので、最終の駆け込みをお待ちしております。

今週も、引き続き青いモノを絡めたご紹介となります。お付き合いください。


KHAKI


OLIVE


BLUE


INDIGO

BEAMS PLUS スーピマコットンヘリンボーン ミリタリーチョアジャケット
カラー:KHAKI,OLIVE,BLUE,INDIGO
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥33,000-(税込)
商品番号:38-18-0048-791

前回ご紹介したこちらと同じ、生地染めの手法で染め上げたインディゴバージョンに加え、新顔が並ぶ。

型自体は、昨年からの継続モデル。スーピマコットンを使用したヘリンボーン織りのチョアジャケット。




簡素な3つポケスタイルが潔ぎ良い、ミリタリーに出自あるデザインらしく、モデルに対し過剰なディテールは一切無し。


デザインディテールこそは簡素ながら現代にフィットさせる言わずもがなな機能性アップデートとして、隠しジップポケットはお馴染み。

こちらは何と言っても、見た目に反した着心地の良さが魅力の一つだろうか。その武骨なヘリンボーンの織り柄は、強いインパクトを残しながら、しなやかなタッチ感は想像を超えてくる。当時のガサっとした渇いたタッチ感をイメージしてしまいがちであるが、素材が持つ特徴がそれを解消し、BEAMS PLUS らしくアップデートされている。

今回は、その生地から更に手を加えているようで、ムラ感のある生地染め、後加工を施している。製品染め程の大きな縫製部辺りのムラのある色落ち具合では無く、適度な着古し感が演出してあり、着始めから馴染む、そんな印象を受ける。生地がクタっした風合いも、ハードな印象を軽くしてくれている。やや冷んやりする感触も、Tシャツをインナーに着る時期には丁度良さそうです。

冒頭に挙げましたが、今回はさらにインディゴバージョンの用意をしてあり、今シーズンらしいトピックスの一つとなっている。先染めのインディゴ糸からのアプローチでは無い、生地染めの変身開花も、今シーズンは注目してみては如何でしょう。

実は、このスーピマヘリンボーン生地、パンツもご用意してあります。





BEAMS PLUS スーピマコットンヘリンボーン ペインターパンツ
カラー:KHAKI,OLIVE,BLUE,INDIGO
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥26,400-(税込)
商品番号:38-24-0061-791

型はお馴染みのペインターワークスタイル。生地にマッチングするには、適したモデルへの落とし込みであろう。直球のミリタリーパンツもいいのだろうけど、もう既にラインナップされている事を考えれば、この一択他無い。軽快なワークセットアップスタイルも楽しめ、さらにインディゴも加わるとなると生地との相性は言わずもがな。

ヘリンボーンの織り柄、このパンツの有りそうで無い所が私的には食指が動いてしまう。古着には無いアプローチですしね。


ひとまず、こちらはインディゴ含め上下共要注目。良い意味、裏切られるかと思います。是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

安心感のある魅力

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

我が横浜F•マリノス新体制がようやく発表されましたね。前シーズンのセットプレーでの反省を活かした大型DFの補強と、前線の加入。サイドの俊足で仲川選手が抜けた穴は何とかなりそうか。今から楽しみで仕方ありません。ユニフォームも新デザインが発表され、背番号を一新する選手もいましたね。正直、”推し”を悩みましたが、何とか予約を完了し開幕戦には間に合うところか。ホッと一安心。またこちらで、披露出来ればと思います。

いつもの前置きも程々に、今日はこちらを。




BEAMS PLUS ネルチェックプリント ワークシャツ
カラー:RED,YELLOW,BLUE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥19,800-(税込)
商品番号:38-11-0041-139

さて、50年代を代表するアイテムの一つでしょうか、プリントのネル。ネルシャツの語源自体は諸説様々ありますが、冬の防寒としてはウールが主であったワークウェアも、ウールより扱い易い事もあったのでしょうか。コットンの保温性を高める為の工夫が必要不可の中、起毛させる事で補えた素材は、織りによる所もあるが肌感も柔らかく、多くのワーカーにも愛されたようです。

アスレチックウェアのように、ウールからコットンへの移行期に産まれた”コットンフリースラインド”のようなストーリーにも当てはまるな〜なんて想像してみたり。


ワーカーに普及したシャツは、先染めした糸で柄を織るよりは、多種多様なデザインが産まれたのもこの頃から。織りでは作るのは容易ではない細かい柄域や時代感を強く表現した柄は、独自性があり唯一無二なムード。


今回は王道のチェック柄をベースにした、アウトドアムードのあるブロックチェック調。そこに散りばめられたドビーのような表現で囲まれた格子も50年代らしいエッセンスが加わっており、至極私好みの柄に仕上がっている。何とも嬉しいBEAMS PLUSファブリックなのも購買意欲を掻き立てられるポイントでしょう。

さらに落とし込まれているのは私たちのベーシックワークシャツ型とくれば安心安定。ディテールは言わずもがな、BEAMS PLUSフリークにはお馴染み。


肩まわり



袖から脇下、身頃にかけて


肩回りと袖先から身頃まで続く強固なトリプルステッチは、細かい運針に加え、その3本のステッチ幅と生地の合わさる’きわ’部分ギリギリに走るステッチにも注目を。


その行き着く先の裾は空環仕上げでビンテージムードを強調する。




二枚袖で機能性と




カフス裏はコットンスレキも忘れずに強度をサポート。


また、バイアスに取られたポケットが何ともアメリカらしいムードを感じてしまうのは私だけでしょうか。柄合わせよりも、効率的且つデザインのアクセントを優先させた表現は、ハードなワークウェアの汚れを、より目立たなくさせるのにはうってつけだったのでしょうか。

とまぁ、ツラツラと綴ってしまいましたが、まだ寒さ残る春先までにはこんな明るい色合いを楽しむのもいいな〜と思う訳でおススメです。洗い込むと滲む、色が掠れていくのも魅力の一つとなっていくでしょう。

是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

今年も青に魅せられそう。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

本年1発目となります。昨年はお付き合いくださいましてありがとうございました。どうぞ、本年も主観強めな私の投稿に温かく見守っていただけますと嬉しく思います。宜しくお願い致します。

さて、早速ですが、来週1月14日は我が横浜F•マリノスの新体制発表会が開催されますね。YouTubeでライブ配信もあるようなので是非チェックしてみてください。2023年シーズンもいよいよで、2/11には、FUJIFILM SUPER CUP 2023があります。天皇杯王者との対戦カードは今年1発目。サポーター2年生の今年も楽しみたいと思います。

前置きが長くなりましたが、本年1発目は新体制のこちらから。

BEAMS PLUS 強撚コットン オックスフォード ワークベスト
カラー:LT.BROWN,OLIVE,INDIGO
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥26,400-(税込)
商品番号:38-06-0010-791


LT.BROWN

OLIVE

INDIGO


秋冬から取り扱いのあった型の春夏リリース版。今回は当然ながら裏地無しの仕様となっており、厚手のキャンバスながらより軽快な仕上がり。いや、厚手と言うと誤解を招くかも知れない。


見た目にハードさの残る粗めの織り生地ながらタッチ感は想像以上にしなやか。本来ならばその生地に適した番手の糸の半分くらいの細い糸を二本撚りする事で、適した糸番手に近づけるからこその見た目との違和感が、着用のストレスを無くしてくれる。また強撚の独特なドライタッチは肌あたりも何だか冷んやりな感触。勿論、BEAMS PLUS ファブリックの一つ。

ヒントにした型は、その生地の風合いが楽しめる事間違い無しのシンプルなユーティリティ性あるワークベスト。


潔くパッチポケットが二つ。

zipのテープが見えないのが控えめながら、主張する引き手とのバランスが素材を引き立てる。


バックスタイルもシンプルに。

重ね着が個人的に調子が良い私にとって、春先には必要になってくるであろうアイテムの一つ。


首回りのスッキリとしたデザインも、重ね着の相性は良さそうです。

特筆すべくは、インディゴが加わった事。と言っても、デニムとは違い、糸をロープ染色してる訳でもなく、今回は、生地染め。後染めではありますが、製品染めとは違い、ムラも少なく、縫製糸はボディ色と馴染ませている事でアタリの表情も控えめ。どちらも、色落ちやフェード感を楽しめるにはうってつけであります。このインディゴの表情が、奥行きのある色落ちとは違う良い楽しみ方が出来そうなのです。



さらには秋冬ご紹介したトラッカージャケットにも採用されており、昨年に続きブルーにまみれそうな予感がしております。もう沢山お持ちであろうデニムだと中々色落ちさせるのも一苦労と言う方もいらっしゃるかもしれません。そんな方には、是非、このインディゴシリーズはお楽しみいただけるハズでしょう。どんな変身開花するかは今後期待。

勿論ベストと同色のご用意もしております。

BEAMS PLUS 強撚コットンオックスフォード トラッカージャケット
カラー:LT.BROWN,OLIVE,INDIGO
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥33,000-(税込)
商品番号:38-18-0053-791


是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

PLUS-SPEC

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

今年最後の投稿となります。1年あっという間でした。サッカーのスタジアム観戦と言うライフスタイルが加わったり、BEAMS PLUSメンバーを中心にフットサルを始めた事もあり、サッカー漬けの充実した1年となりました。W杯もありましたしね。来年は、よりサッカー漬けの1年、いや、横浜F•マリノスサポーター2年生として今年以上に推し活に努めたいと思います。

さて、今年ラスト、お付き合いください。


BEAMS PLUS ウェザークロス ミリタリーコート
カラー:OLIVE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥49,500-(税込)
商品番号:38-19-0100-139


今日ご紹介するこちらは、ミリタリーコート。ミルスペックこそ付かないモデルをヒントに作成したので、見覚えありそうで無い、そんなコートデザイン。






フロントの大きなパッチポケットやドローコード、後ろ身頃のバックスタイルが馴染みあるディテールなのか。勿論裾に向かって広がっているパターンがフィールドコートらしい機動力を感じる所。

BEAMS PLUSでは、直球アプローチではないと言うと語弊あるかもしれませんが、ベースとしたモデルを想像するのも楽しめる魅力のひとつ。後の、モッズコートのようなモデルに繋がっているのでしょう。当時のテストサンプルなのかもしれない。








そんなコートは、元々装着されたエポレットは排除し、フロントのポケットは、BEAMS PLUS お得意のジップポケット、二重仕様で現代風なアップデートとして表現。




前立てのガスフラップのボタン仕様はそのままに加え、実は、シルエットも当時の参考にしたパターンを採用し、微調整。それがまた、今着ても、いいカタチとバランスなのです。


ヒントにしたのは、40年代頃のミリタリーコート。その当時の衣料のムードに近付ける為、生地から作り込んだ、BEAMS PLUS ウェザークロス。コットン100%素材。きめ細かいタッチ感と膨らみのある風合いが同居する組織密度の高いハリのある生地の風合いはビンテージさながらの表情。

ウェザークロス?この時期に寒くない?そんな声は聞こえていないフリをするにはそれなりに理由があり…前回も話しましたが、寒くはなってきたものの、長時間室外にいるケースと言う場合を除けば、重ね着の対策が調子良い。私だけではない意見である事を祈るばかりですが、インナーに暖かいものを仕込んでおけば、十分なのです。昼間との気温差がそう思わせるのです。




そんな外的な要因と、こちらは同じ生地が裏地となった無双仕様で見えない所なのに贅沢な作り。そこに流石のミリタリーウェアらしいスペックを感じつつ、2枚なので、薄手に見えてしっかりと安心感のある生地となっている。要するに軽過ぎない見え方が、インナーの工夫次第でこれからも着用いただけると言う訳です。


そんなコートは強気の1色取り扱いであるが、素材違いがもう一つ。


こちらは、一風変わって、ナイロンポリエステル素材。キレイ目な大人ムード漂うファブリックでのご提案。リモンタナイロンを意識させるかのような少し懐かしくもあるような生地は、BEAMS PLUS ファブリック。








独特な色出しと、その縫製部のパッカリングは武骨さがありながら、見た目の表情を超えてくる滑らかなタッチ感は、上品過ぎずちょうどいい塩梅かと。ラフに扱えるのもいい。そんなこちらも、勿論1色での取り扱いとなっています。

貴方はどちらが好みでしょうか。

是非一度お試しください。


今年一年、拙いblogにお付き合いいただきありがとうございました!

来年も、是非宜しくお願い致します。


こちらもどしどしレターお待ちしておりますよ。併せて、聴いてみてくださいますと嬉しいです。

では、よいお年を〜

YAMA

万能選手

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

いや〜あと一歩でしたね。悔しい結果となりカタールから戻って参りました。

と言うのは冗談さておき、待機+療養のダブルパンチで、暫く不在で、一週、空けてしまいました。こんなblogでもお付き合いくださっている皆様には申し訳ありません。年末にかけ、身体を酷使する方々も多いかと思います。くれぐれも体調にはお気を付けてお過ごし下さいませ。

さて、グッと寒くはなったものの、日中との気温差があり、何を着るか悩む方も多いのではないでしょうか。そんな貴方にはぴったり、今週はこちらを。



BEAMS PLUS キルトオープンカラーオンブレチェック シャツブルゾン
カラー:MUSTARD,BLUE
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,600-(税込)
商品番号:38-18-0292-791



一見するとシャツデザインのこちらはキルトライニング。この手のアイテムは、比較的BEAMS PLUSが提案する時代背景からすると若干のズレがあるように思う。しかし、それは古き良きアメリカ衣料のアップデート版。当時の見た目のデザインは維持しながらも保温性の向上に試行錯誤する各メーカーが凌ぎを削る姿も想像に難しくない。よくあるチョアジャケットにブランケットが装着されたあの感じを思い出す。


今回、BEAMS PLUSが手掛けたのは開襟型。その型は、時代感を整えるべくアプローチの一つとして、私自身が勝手に捉えている最大のポイントとしている。さらにオンブレチェックとくれば、それはもう日常着でしょう。

よく見るアウトドア感のあるチェックや、デニムじゃない所に惹かれるポイントがある訳です。




裏地のキルティングが色柄によってマッチングさせているのも良し。



表地には、キルトのステッチが無い事に加え、身頃の縫製部分に仕込んだポケット仕様はお馴染み。アウターとしてだけでは無く、インナー着用もし易い工夫が、当時からある事実に感心しながら気が利くな〜と再確認する訳で。

そんな型以外も推しポイントは多数。何よりその着た時の軽さったら言う事なし。




ウール調に見えるその生地は、実は化繊で構成されているBEAMS PLUSファブリック。先染ポリエステル糸で織り上げ、しっかりと綾目がたった、重厚感のある見え方となっており、そこにオンブレチェックが後押しする。ウーリーな表情に必須な毛羽立ちは、起毛後にあえてカットした仕上げで、表現されており、膨らみのある表情ながらキレイ顔。野暮ったい印象のアイテムなハズなのにスマートな見た目と、軽い着心地、そのタッチ感は是非体験していただきたい。中綿はプリマロフト内蔵と機能的部分も抜かり無く。

冒頭にも書いたように、ここ数年の日中の気温差、その気候の変化から、重ね着出来るアイテムが私自身のライフスタイルには丁度良いのです。重ね着では、特に素材の違和感を最近だと楽しんでいる事が多いのかな〜厚手ダウンも、電車だと暑過ぎて耐えれない。そんな方に是非一度、お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

古くもあり新しくもあり。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

一週空いている為、タイムラグありますが、我が横浜F•マリノス、何とか最終節のヴィッセル神戸戦に勝利し、優勝を果たしました。

改めておめでとうございます。白熱した一戦でしたよ。先制ゴールもVARにより取り消し、その後は再度先制するも前半ロスタイムに追い付かれ、不安がよぎる…後半は痺れるシーンを目の当たりにハラハラドキドキ。勝ち越しとさらに最後は、仲川選手のダメ押しで締め括り。この歳になって、ここまで胸熱くさせる、感動と言う言葉以上の全身が震える気持ち、自然と涙目に…神戸まで足を運んで良かったと。来シーズンは何処まで行けるか分かりませんが引き続き推しとしてサポーター2年生に臨みたいと思います。

前置きが長すぎました。今週は何やら盛り上がりそうなこちらから。



BEAMS PLUS 3ゲージ マルチパターンカーディガン
カラー:OFF WHITE,ORANGE,GREEN,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥28,600-(税込)
商品番号:38-15-0149-048

アランニットをヒントに製作されたニットカーディガン。今更ながらお伝えすると漁師を守るワークウェアとして、島に残る女性たちが編み始めたとされるのがその源流(諸説ありますが…)。本来ならば、脱脂されていない羊毛が使われており、その脂を沢山含んだ糸は、原料が持つ撥水性で海水から守る。加えて、太めの糸でしっかりと密に編まれる事により海風からも身を守り保温性を蓄える。

編まれる家庭によって、ベースにする柄はありながらも個性が産まれる。所謂、タータンチェックと同じように、家紋のような、また身分証のような役割を果たす。寂しい知らせが万一あった際にとも言われている。そんな歴史と由緒ある、私達が伝えていくべくモノの一つ。

今回のBEAMS PLUSが作り上げたこのニットは、その伝統的な、縄だったり、蜂の巣だったり様々な意味が込められた編み柄がふんだんに切り替えされて贅沢に表現された一着となっている。






よく見ると、しっかりと凹凸のある柄は、まるで手編みされている様な印象を受ける。程良い生地の肉感も、軽い着心地を演出したアップデートポイントの一つでしょう。本来の手編みで編まれたソレとは違い、サイズのブレや、編み地の詰まっている個体差もシビアにならなくてもいいのがコレのいい所(手編みは、ニッターさんの上手い下手も個性があり、その不均一な点も魅力的な所ではあるが…)ではないでしょうか。



意外と色々な柄が組み合わさっても、ごちゃごちゃしないのは、同色でこなされている事に加え、ポケットの柄合わせによる所は多分にあると考える。

モデルとしたのは、誰もが馴染みあるカタチでしょうか。襟型のブルゾンのような見え方もコーディネートを楽しめそう。

コーディネートと言えばヘビーデューティーの代名詞でしょうか。そのフィッシャーマンズセーターと言われる所以とあり、ワークウェアとしてのイメージもありますが、東海岸とも密接する由緒あるアイテムと言う事でアイビーリーガーにも愛されてきた所もあるのでしょう。何処となく真面目な品のあるセーターとして見てしまうのは私だけでは無いハズ。

BEAMS PLUSのコーディネートに於いてはあらゆるカテゴリーを網羅出来る、そんなアイテムとなっています。

是非お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA

内も外も。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

遂に発表されましたね。W杯、日本代表。賛否ある話題が尽きませんが、私的には、我がFマリノスからは選出されていない事に…badニュースも続いてます。中山雄太選手の離脱に続き、富安健洋選手の状態も気になる。最終ラインは如何なものなのか。キーは左サイドだなぁ。

ひとまず日付変わって、5日、佳境を迎えるJリーグ最終節を見届けたいと思います。




先週の浦和レッズ戦

勢いそのまま、今週のヴィッセル神戸戦に勝利し優勝で締め括って欲しいと切に願っています。

“この街に〜シャーレを〜”

“この街に〜頂点を〜”


さて、今週はこちら。







BEAMS PLUS カシミア×シルク クルーネックニット
カラー:OFF WHITE,GREY,CAMEL,PINK,YELLOW,MUSTARD,GREEN,BLUE,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥35,200-(税込)
商品番号:38-15-0060-156


最早、冬のお馴染み顔。再三のご紹介に飽き足らず、今年も綴らせてください。宜しくお願い致します。

このニットの良さは肌触りも然り、袖を通してこそ体感、認識する。勿論、カシミア糸を使用してる事も大きく要因としてあるが、そこはBEAMS PLUS流のアップデートが施されている。

カシミア糸のみだと、糸の太さにかかわらず、生地にした時のドレープが出過ぎてしまう、ダルんとした所か私的には懸念点。その弾力、フカフカフンワリな肌当たりの良さは言わずもがななんでしょうけど。


このニットに使われている糸は、何と別注のBEAMS PLUSファブリック。シルクの糸を芯糸にカシミア糸を撚り、そのまわりをさらにシルク糸で巻かれる事で起きるチャーシューのような現象。(誰かが言ったか、いいフレーズ)


表側


裏側

その縛られたカシミア糸がはみ出るフワッと起毛掛かった所が、表側にも裏側にも顔を覗かせる。

BEAMS PLUSの定番、シェトランドニットと比較すると違いが、良く分かる。伝統的な由緒あるそのシェトランドニットは、アザミの棘で起毛させるのはお馴染み。なので、表面を加工している。


表側


裏側

裏側を見てみるとその違いは良く分かるし、製品の加工によりサイズ振れも多少あるのはご愛嬌。

似て非なるとはこの事だな〜と思う訳で。

ご紹介しているこのモデル、見た目のその起毛掛かった表情が暖かみがある風合いとクラシカルなムードは健在。糸自体の表情なので、サイズ振れも少ない(ニットなのである程度は許容範囲として)事に加え、裏側の肌に当たる部分も心地良い。まさに、ハイブリッドシェトランドニット(去年もそう名付けてたな〜)だと思っている。

伝統的なシェトランドニットを否定している訳では決してなく、其々の良さがあると言う事はあしからず。それにしても、BEAMS PLUSのシェトランドニットも良い所ばかりですよ。繋ぎ目が無く、ご紹介したニットとは違う心地良い着心地、着丈と身幅のバランスに加え、クラシックなムードと発色の良い色バリエーションを楽しむには BEAMS PLUSでは唯一無二でしょうか。

結果、どちらも着比べる事で、さらに其々の良さが分かると言う訳です。


ご参考までに。カットソーと合わせてもストレスフリー。

是非お試しくださいますと嬉しいです。

色の事書くの忘れてたなぁ…


今年の新色

今年はやっぱりあの色か。

YAMA


一歩引いて見えてくる魅力

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さてさて、今週のサッカー情報です。この二週間、私にとっては、気分の上がらない状況となってしまったのは、我が横浜Fマリノスのガンバ大阪戦、ジュビロ磐田戦、下位チームとの連敗…無得点。しっかりと固められたゴール前をこじ開けるとはいかず…一瞬のスキを突かれての失点はスタジアム全体のムードもどんより。


ガンバ大阪戦


ジュビロ磐田戦(ナイターならではの演出も楽しみました)

折角いい席(ガンバ大阪戦)取ったのに優勝に向けて勝ち切れない。それにしても、降格争いのチームの迫力と準備に完敗でした。熾烈過ぎる降格争いは、日付け変わり今日、22日の静岡ダービーが見もの。一節少ないチーム同士且つ、直接対決は盛り上がるだろうな〜と今週の動向を見守りたいと思います。

ルヴァン杯もお忘れ無く。


本題です。ここ最近の朝晩の冷えと日中の暖かさによる寒暖差は身体に応えますね。すっかり鼻風邪を引いてしまっていますが、今週もどうぞお付き合いください。







BEAMS PLUS チェックジャカート モヘアカーディガン
カラー:GREY,BLACK,MUSTARD
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥25,300-(税込)
商品番号:38-15-0145-048



何処となく懐かしいクラシックなムードを醸し出している。カタチはごくごくベーシックなVカーディガンのポケット付き(柄合わせ)。

正直この手の毛足の長いカーディガンは、昔っからアメリカ衣料を扱う古着屋さんには必ず並んではいるものの、通り過ぎていた気がする。何でだったのか考えてみると、グランジの匂いが強かったからなのかと。ロックな象徴となっていたそのアイテムイメージが、当時の自分には好みじゃなかった。ただそれだけかもしれません。

歳を重ね、考え方も柔軟に変わってくる中、改めてこのモヘアカーディガンの良さを探ってみる。

そもそも、50’s、60’sを代表する位の大衆衣料。色んな柄域で表現されボヤっと見える柄表情も、取り入れやすい点の一つ。その毛足の長いモヘアは、暖かみのある風合いと滑らかさが同居し、身体を包み込んでくれる。糸の量感と詰まり具合かと思うが、冬の寒さを凌ぐには、十分過ぎる程。ゆるっとふわっとのイメージが、武骨さからかけ離れる印象もあるかと思うがそこは柄次第。






色使いと、格子柄が粗野感満載。ましてやグレー×ピンクの配色は当時のムードをグッと後押し。

特筆すべくは素材の配合。当時の渇いたタッチ感と痩せ細っていく、だるんと伸びたビンテージウェアを見る事もあるが、ナイロン×ウール×モヘアの三者混が、糸の強度を高め、ジャカートで柄出しを行い弾力性のあるニット地に仕上げている事で、アップデートを図っているので懸念点は解消している。着用感も申し分無い程滑らかさがあり、チクっとする感じが苦手な方にもストレスフリー(個人の程度によるところ)。

当時のグランジの着こなしばかり取り上げられてはいるが、纏っていた人たちも、もしかしたら子供の頃のベーシックに袖を通していただけかもしれない。特別感は無く、その人たちも単純にオーセンティックなアメリカの大衆衣料を好んでいたとしたらごく自然な事だったのであろうか。そんな事を考えていたら敬遠していた自分が勿体無く思いレジに直行でした。

皆さんも是非一度、お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA



王道でありながらも

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さて、今週のサッカー情報です。何と前節の名古屋戦に勝利した事で、日付け変わり今日の土曜日、ガンバ大阪戦で優勝が決まるかもしれません。他会場の川崎戦次第ですが怪我から復帰した西村選手に期待。勿論観戦予定ですので、明日はお休みいただいておりますがあしからず。日曜日にお待ちしております。

今週は羽織りといったら間違いないこちらを。




BEAMS PLUS トラッカージャケット
カラー:BROWN,BURGUNDY,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥24,200-(税込)
商品番号:38-18-0286-791

アメリカの衣料として、誰しもが一度は袖通しした事があるだろう、トラッカージャケットをヒントにしたモデル。






ワーク要素が残ったそれまでのデニムジャケットに比べると、身頃の切り替えされたV字のデザインによる立体感のあるムードとステッチワークが特徴的で、世界共通に参考とされてきた代表するアイテムの一つ。

そんな名作をベースにBEAMS PLUSが手掛けましたのは久しぶりと言いますか、レザー以外だと記憶にないかもしれない。


コーデュロイ生地を想像してしまいそうな、どことなく馴染みにあるその色展開で表現したのは厚手のキャンバス。その見た目のハードなイメージで、手に取ってみると何とも言えないしなやかさを兼ね備えている事に驚いてしまう。厚手の生地を作るに適した糸番手より細い糸を2本、強く撚った糸で、その厚みを出すに適した糸の太さにする。そうする事で産まれるタッチ感だからこそ、見た目の想像を越えてくる。実は以前ご紹介したエンジニアジャケットと生地は同じ。やや毛羽立たせたような、後加工を施し、今回の色バリエーションとなっている。






着初めからビンテージムードのあるジャケットは、同色でこなした、ステッチワークも素敵。程よいパッカリングも、ムードを後押ししてくれる。

デニムあってこそであろうトラッカージャケットは、色んな可能性を感じさせる。ディテールこそ、決してシンプルとはいかないであろう普遍的なデザインが皆んなに愛されているのは、ファッションとしてのこなしやすさが多分あると思う。若手スタッフのトラッカージャケットのイメージを聞いてみても、シンプル(決して簡素では無くて、定番)とか、皆んな着ている定番、ファッションのイメージとか、はっきりした答えは得れずとも、何となく同じような事を指している。それくらい大衆衣料としては定着した丁度いいアイテムなんだろうか。永遠の定番、是非見た目の武骨なイメージで、一度袖を通してみてください。

YAMA

飾り気ない魅力

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。


日曜日の札幌戦。生憎の天候、川崎が引き分けた事もあり、差を広げるチャンスであったものの、VAR判定によりノーゴールジャッジもあり。決定機を決め切れず、悔しい戦いでした…。次回の名古屋戦に期待したいと思います。毎週毎週、サッカーの話からのスタートに、お付き合いいただきありがとうございます。今週もよろしくお願いします。

昨年は、瞬く間に姿を消したこちらが早くも登場しましたので、ご紹介です。



BEAMS PLUS ミリタリーライナージャケット
カラー:OLIVE,BLACK
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,480-(税込)
商品番号:38-18-0001-139

大袈裟に綴ってますが、シーズンになり着用機会が増えると、スタッフの盛り上がりが一気に加速。毎日のように身に纏っていた位、重ね着にも最適で、問い合わせがある度にご紹介し続けいつの間にか店頭から無くなっておりました。そんなエース級が、新色を加えこの秋冬リリースがありました。






ヨーロッパミリタリーから着想を得たモデル。飾り気の無い潔いデザインが日常使いにぴったり。同色でこなしたパーツ使いやパイピング仕様が、唯一主張するアクセント。




気の利いたダブルジップと、ポケットのジップ使い、袖口のリブは親指を出せる仕様となっており、ハンドウォーマーを両立させ機能面もアップデート。

裏は起毛がかったフリース生地となっており、保温性を兼ね備えている。伸縮性のある生地は、一見するとジャージのようですが、織物となっており、その、格子状になったリップストップ生地は、シンプルながらミリタリームードはしっかりと表現されています。

通常のフリースだと毛抜けから、防風性も懸念されますが、織物且つストームフリースと名付けられた機能性ファブリックが、防風性に加え、透湿、撥水、防シワ、さらにストレッチと、アクティブな要素が、あらゆるシーンで活躍してくれる。

私的、一番のポイントとしたのは、表地かなぁ。この手のライナージャケットは、ナイロンだかのシャカっとした素材が多く、何ならフリースと謳うものなら、そのボリュームはインに着た時に厄介だったりする。ただ、これは言う事無いんです。一枚着でアウターとして羽織っても着用感もしっかりとあり、潔いデザインのアクティブなムードは何にでも合う。いつもの上着のインに挿すだけでも、ボリュームを抑えた”こなし”の変化は楽しめるので、重ね着シーズンには手放せない存在となっている。

昨年ご覧いただけなかった方も、既にお持ちの方は新色を、

是非お試しいただけますと嬉しいです。

YAMA

器用な貴方

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

さて、帰ってまいりました。神戸でのイベント。お越しくださいました皆さま、本当に感謝、感激しております。

久しぶりにお会い出来た方、お互いに歳を重ねてもお変わりない雰囲気も確認出来、嬉しい限りでした。プラジオでお馴染み、リスナーの方々のドッキリもあったり。支えられてるなーと実感した2日間から、あっという間に現実に引き戻され原宿にいる訳です。お会い出来なかった方々の来店をお待ちしつつ、今週も綴りたいと思います。お付き合いくださいませ。


TAN


YELLOW


GREEN


NAVY

BEAMS PLUS ハイカウントウェザークロス ジッパーブルゾン
カラー:TAN,YELLOW,GREEN,NAVY
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥35,200-(税込)
商品番号:38-18-0284-139

個人的に待望。店のスタッフには周知の事実だったにも関わらず、店に戻ったら、3人程購入済みでした。泣w

さらに欲しい色のマイサイズが…まだチャンスがあるので、巡り合わせを期待しつつ。



ミリタリーを感じさせるポケットワークやフロントジップの比翼仕様といったデザインディテールを兼ね備えたブルゾンは、風除けチンストラップがいい仕事をする。

由緒正しき機能性のあるフライトジャケットは、誰もが一度は見た事のあるであろうデザインの一つ。その憧れのユニフォームを日常着として着用出来る様に、工夫を凝らした各メーカーからのリリースがあったのも想像してしまう。

今回手掛けたBEAMS PLUSのアプローチは、裏地付きのスポーツブルゾンのようなムード。


TAN


YELLOW


GREEN


NAVY

トラディショナルな要素のあるチェック柄は、後加工によりボディ色に染まっている。柄域は全て同じだか、控え目ながら確かな主張を。


表地は、柔らかさとコシを両立した、ハリのある生地となっている。見た目の野暮ったさの想像を超えてくるタッチ感なのは、細番の3本を撚った糸を使用し、打ち込みを多くしているからなのかひとまず、当時によく見られた、着古されたようなカサつきのある生地感ではないと言う事。




さらに、後加工する事で、パッカリング具合も後押しされた、コットンの自然なムードに仕上がっている。


さらに、注目すべくは、ポケットワーク。




フロントのパッチの脇には、ハンドウォーマー、フラップを開けるとそこにはジップポケットも隠されており2重の仕様。裏には2つのポケットと、トータル8つのポケットワーク。使うか使わないかは着用者のライフスタイルによる所だか、シンプルながら当時の衣料には無かったであろう機能性のある工夫を施している。

フロントもダブルジップ仕様とし、袖裏もスベリの良い裏地を施しており着用に於けるストレスフリー。

リラックス感のあるフィッティングが相まって、重ね着も何のその。幅広く楽しめるデイリーウェアとなっています。是非お気軽にお試しくださいませ〜。

YAMA

身なりを変えて。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

今週も宜しくお願い致します。

さて、2022年秋冬のLOOKが公開されました。店頭には、徐々に入荷しております。うだるような暑さではありますが、スタッフの気分はすっかりと新シーズンへ。


今週のこちらでは各パーソナリティーが気になるLOOKについてアレコレ語っています。是非お聴き逃しなく。

秋冬1発目はこちらを。




BEAMS PLUS コットンキャンバス エンジニアジャケット
カラー:チャコールグレー、ブラウン、グリーン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥27,500-(税込)
商品番号:38-18-0289-791

今年の春夏に初登場のモデルから、新素材を纏っての登場。

何とも無骨なムードを醸し出している。ハードな印象のあるその生地は、所謂帆布を想像しながらも、何だかしなやかさも兼ね備えている。と言うのは、糸を2本強く撚った糸で太さのある1本にする事で、帆布らしい強度を表現すると共に、タッチ感とその着心地は、見た目のハードさを感じさせない生地に仕上げている。さらに、生地加工をしてるので、各色のアタリのある馴染んだ風合いも、年代物のような魅力を放っている。そこに白のステッチが効いてくるのは言わずもがなだろう。

よくあるストアブランドのエンジニアジャケットをヒントに、パターンをアップデート。






ラグラン、カフス、随所にトリプルステッチと、らしいディテールは健在ながら、敬遠しがちな丈感は解消。太過ぎない袖口と、首周りの開き具合、ポケットの大きさと配置、全てが非常にバランス良く再構築されている。

この手のワークジャケットは、どちらかと言うと癖ありで、手を出し辛いかもしれません。私もその1人でしたが、何ともまぁ使い勝手のいい事。幾度となく繰り出した”カーディガン感覚”と言うフレーズにぴったり、気軽に羽織れる一着なのです。

現代風帆布、是非お試しいただきたく思うのですが綴っていると、こちらがリアルタイムに入荷。




どちらかと言うとこちらが目玉?

BEAMS PLUS エンジニアジャケットパッチワーク
カラー:パッチワーク
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥74,800-(税込)
商品番号:38-18-0290-791

BEAMS PLUSスタッフも注目しているようですよ。






英国生地メーカーの名門、MOON社のウール地を使ったパッチワーク仕様。そのパッチワークの大きさも必見。昨年モデルのパッチワークアイテムよりマス目はさらに小さいのはBEAMS PLUSフリークはご存知でしょう。前回はパターン毎の配置バランスにも拘り柄を指定していた工場泣かせ。今回も試みたようですが、柄が小さくなった分、この企画自体が出来なくなる所だったとか。そこは、もう生地を作っちゃえと言う事で何とかカタチになり、このモデルがリリースされております。

名門生地の贅沢仕様が、このモデルとマッチングした時に生み出されるアンバランスなムードは、大好物。トラディショナルなムードでも楽しめ、この時勢だからこそ、纏いたい気持ちにさせる。何を着てるのか分からない、そんな所もいい。ベストと見立てたインナー使いもありだなぁ。

是非お試しくださいますと幸いです。


最後に告知です。

お祭り騒ぎ。私も参戦しますよ。古巣関西のお店に立つのは何年振りか。色々とお世話になったお客様との再会にも期待したい。

是非お気軽にお越しくださいませ〜

YAMA

いつも側にいる

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

今週も宜しくお願い致します。

先週は、推しの横浜が惜しくも川崎に敗戦…ラストワンプレーに悔しい思い。ルヴァン杯は広島に負け越し。厳しい戦いが続いていますが、明日の湘南戦、この流れを断ち切って欲しい…勿論チケット購入済み。台風が近づいているようなので、どうなる事か…皆様、お気をつけてお過ごし下さいませ。 

では、今週はこちらを。私のエース級。ご紹介させてください。


BEAMS PLUS ヘリンボーン ミリタリートラウザーズ
カラー:WHITE,SAGE,OLIVE,NAVY
サイズ:XS,S,M,L,XL
価格:¥17,600-(税込)
商品番号:38-23-0126-791

リリースしてからずっと愛用しています。BEAMS PLUSフリークにはお馴染みモデル。


USミリタリーを想像するこのトラウザーズのヘリンボーン生地は、作り込まれたBEAMS PLUSファブリック。しっかりと左右の綾目がくっきりと表れているのは、糸の撚りと高密度の打ち込みによる所で、ハリのある強度でタフな印象に仕上がっている。

当時の染めを踏襲している所も見もの。生機(キバタ)の状態で、染めの浸透性、寸法の安定性、生地の強度といった全体的に生地性質を向上且つ安定させるよう通常行われる加工が施されておらず、昔の染め方を採用している。染料に於いても同様に、当時と同じ染料を使用しており、汗や日光による変色はほぼ見られないのです。

ただ、アタリはしっかりと色落ちしてくる為、使用感は伴って履く方の唯一無二。変進開花もお楽しみいただけるような生地となっておりますが、私は極力この手の生地は、裏向けて洗い、綺麗目に保ちたい派。


頻度の高い方ではないですが、参考まで。(2019年シーズンからか。)

色展開も見逃せませんよ。


クリーンな白は爽やか顔を兼ね備えた男前、大人なネイビーは、青味が強くユーロムードのあるミックス感が普段の装いに変化を。セージグリーンは人とは違う通(ツウ)な天邪鬼、オリーブドラブは直球好みな安定感。各色によって、キャラクターの個性が出るのもいい。



実は、このシルエットに魅了されている事が大半かもしれません。裾にかけてのテーパーが少ない、所謂”ズドン”なシルエットと深い股上ながら腰回りのフィット感は、タックインした時もサマになる。


やや上寄りに付いた片玉のヒップポケットは個人的に使い難さも感じる所はあるが、そのスッキリとした見た目と男らしいバックスタイルを演出するに、いいバランス位置なんだろうと納得している所です。


このシルエットで、チノトラウザーズ、デニムトラウザーズと言ったモデルも、リリースされてますが、ワードローブに取り揃えています。それくらい、このシルエットへの信用度が高いと言う訳です。

是非このヤミツキなパンツ、お試しいただければ嬉しいです。

色気のある屈強なあなた

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

今週も宜しくお願い致します。

日付け変わって、30日の土曜日、19時からは伝統の一戦、横浜FマリノスVS鹿島アントラーズ、唯一Jリーグで続く一戦が行われます。現在の上位チームの対戦は見逃せませんよ。勿論チケット購入済み。楽しみで仕方ありません。

そんな熱い(暑い)時期に、我々の春夏シーズンは終わりに近付いてきておりますが、まだご紹介出来ていないオススメを。



WAREHOUSE & CO.オープンカラーシャツ
カラー:NATURAL,INDIGO
サイズ:36,38,40,42
価格:¥17,050-(税込)
商品番号:38-01-0064-386

ディテール、生地、柄、何だか違和感のあるシャツだなぁと思った訳です。



それもそのハズ、開放感のあるイタリアンカラースタイルの胸に配置されたポケットは、山ポケを彷彿とさせる。ポケットのマチは付かないが、この山型のポケットは、生地と相まって、グッとワークムードが漂う。

襟型が為すリゾート感と、そのポケットワークの組み合わせの違和感を楽しみつつ、着用シーンを想像するのもいいでしょう。

当時60年代のビンテージウェアによく見かけるシャツは、ペニーズブランドの一つ、タウンクラフトネームが付くモノが有名どころ。勿論、当時の他のブランドからもリリースがあった事を考えると、大衆に好まれたリゾートウェアだったのであろうか。決してワークウェアでは無かった事は想像に難しくないですが…。



袖口のボタン使いは当時のディテールを踏襲した流行りの仕様を取り入れている。このボタンは意味あるのかなぁと毎度思っていた次第です。飾りとかの意味合いもあるのでしょうが、そんなに重要なアクセントにもならないんじゃないかなぁとそこは個人的な見解ながら、ボタンがある事に拘るのもビンテージラバーの譲れないポイントでしょう。

無骨な生地表情は、綿カスがチラ見えするナチュラルな風合いにストライプがアクセント。


変わってチェック柄は、正統派な見え方も、インディゴ使いが魅力的。どちらも洗い込んでいく毎に生地と共に、見頃から腕周り、袖口にかけてと、随所に使用されているチェーンの巻き縫いで現れるパッカリングも相まって味わい深くなりそうです。

貴方はどちらの柄がお好みでしょうか。是非お試しください。

YAMA

今年も頼り甲斐のあるあなた。

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

今週も宜しくお願い致します。

さて、ご存知の通りでしょう。


夏の風物詩が始まっています。インディアンジュエリー体験入学生から本格的に入学し、先輩の背中を見て勉強をしています。渋谷のお店には、18日、20日、22日、24日と店立ち予定です。都合の合う方、是非お気軽にフラッと立ち寄っていただければ〜と思います。

今日綴りたいのはこちら。




BEAMS PLUS ストライプワークシャツ
カラー:ブルー、ピンク、グリーン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥18,150-(税込)
商品番号:38-01-0061-388

昨年登場して以来、レギュラーに選ばれているこちらのワークシャツ。新柄が登場しながらも、今年も存在感を発揮しています。



随所にダブルステッチ、身頃は巻き縫いの空環仕上げの縫製仕様はそのままに。




左の胸ポケットは、当時のフェイクポケットをしっかりと使えるようにアレンジしたディテールは健在。以前もお伝えしましたが、どうにもこのポケット使いが重宝するんです。あれやこれやと指周りから外すモノを入れるのに丁度良し。


縫製、ディテールは同じなんですが、生地は今年のモデルとは何やら違う。

良い意味、アメリカのややチープ感のある化繊混紡生地を、現代風にアップデートしてるような感覚。今ではお馴染み、速乾性のある素材として認知のあるクールマックスの糸と、コットンの糸を打ち込んだ生地は、サラッとした軽快なタッチ感はありながら、綿の風合いも感じさせるコシがあり、タフさを加えているのが、このシャツにはピッタリきている。それでいて蒸し暑いこの時期に快適とくれば言うこと無し。


さらにさらに、当時のストライプ柄を、アメリカントラディショナルでは鉄板、キャンディストライプを意図した柄への落とし込みも私的にはツボで堪らんのです。

アイビー的ムードに紐付けながら、”良家の出”らしい顔をしワークな装いを楽しめるのがいい。


フィッティングは言わずもがな、クラシックなフィットが、このシャツとの相性抜群。タックインするとその裾の開き具合がいいブラウジングを演出してくれる。



センチュリーファッション代表、清野をパチリ。

昨年の画像を引っ張りました、アイビー的ムードを随所に加えたグラマラス部長。


夏はショーツなんかで、前開き、羽織りで軽快にこなすのも、なんだかしっくりきそうかも。

是非お試しくださいませ。

YAMA