皆様こんばんは。
9/27(水)深夜25時
オールナイト ビームス プラスの時間です。
最近、久しぶりにライブに出かけて
重低音を浴びて以来、やはりLOWならば
レゲエ=ジャマイカ産の音源を聴かねば
という感じになり、手が伸びています。
ジャマイカの音楽は実はアメリカのジャズ
からかなり影響を受けていて...
長くなりそうなので本題に。
今回はこちらです。

段返りラペル
3パッチポケット
センターフックベント
基本ディテールを押さえている
ビームス プラスのブレザーです。
商品名にコンフォート(=快適な)とある
通り、通常と比べて軽量化されています。
芯生地やパッドを省いた事で着心地が
柔らかくなっています。
気温が少し高い段階から着て頂ける
仕上がりです。
ちなみに袖口は本開き仕様です。
と
“軽い”とか“柔らかい”というワードから
始まりましたが、逆に、ファブリックは
硬めです。こちらはサージ(綾織り)の
ひとつで、ユニフォームサージと
呼ばれているスペシャルな生地です。
定番モデルと比較すると...
左
ユニフォームサージ
右
コンバットウール(ギャバジン)
かなり綾目がクッキリしている事が
お判り頂けると思います。
サージは昔から作られている生地の
基本形で、広くはデニムもその仲間。
糸の組み合わせ方にもよりますが
ハリがありしっかりとしたタッチの物が
多いです。
で
今回のユニフォームサージは名前通り
制服向きの物。つまりは繰り返しの
着用を想定した堅牢さを備えています。
毛織物の名産地である一宮由来のウールと
ポリエステルをブレンドしてしっかりと
織られたサージです。
この生地を生産してくれた生地メーカーは
知る人ぞ知る老舗。1800年代の創業で
日本のユニフォーム生地と言えば?な
代名詞的存在の会社。詳細は記せませんが
学校からやんごとなき組織まで、まさに
幅広いカテゴリーに於いて生地を供給して
きました。
今回はディレクターMZO(溝端)の
熱い思いにより、この老舗との取り組みが
実現し、商品化に結実しました。
プラス界隈?ではユニフォームサージという
ワードは割と頻繁に話されていますが
いざ本業メーカーに依頼する...事は今迄
なかなかありませんでした。
過去の多数のアーカイブを参照しながら
現代的にアップデートされたユニフォーム
サージ。ブレザーがユニフォームである
事を改めて感じさせてくれる一着に
仕上がりました。
でも
先述の通り、軽めな仕立ての為
リラックスした気分で
某スタッフ風に表現するとしたら
カーディガン感覚で
着て頂けるブレザーです。
カラー展開豊富なので、何らかの
ご贔屓チームのカラーを選ぶのも吉
ですね。
是非、ご検討ください。
私の
最近の...recently...
冒頭の続きを手短かに。
1960年代初頭?ジャマイカの音楽家達は
アメリカのジャズやR&Bを聴いて学び
そこにジャマイカ独自のリズム解釈が
加わり、次第にSKA(スカ)のスタイルに
整ったらしいです。そして紆余曲折を
経てレゲエに変化していった歴史があり
結果として世界に大きな影響を与えました。
で
最近、ジャマイカ産の音質ビリビリ
重低音が聴きたくなり、初期のとびっきり
音質が悪そうなコンピレーションを
入手しました。SKAの代表曲が連発の
ワクワクする感じです!!
ですが
聴いてみたら、確かに名曲連発で
シビれる感じですが、何かが違う...
音質が良いのは何故?ジャケット等を
よく見ると、現代のUKの音楽家達が
真面目に名曲をカバーしている事が
判明しました。もちろんUK録音です。
いかにも粗悪な音質のコンピレーション
みたいなデザインに騙されました。笑。
美しいSKAでした。
私の
最近の...recently...その②
大盛況だった有楽町名物
“SPORTS COAT FAIR”
皆様ありがとうございました。
私はコチラを。
超チャコールなグレーベースに
微かなブルー×ブラックのペン。
まさにステルスウィンドウペン
ツィードです。
まあ仕上がりは真っ黒い感じに
なると思われます。いつも通り。
さて
9月もいよいよ終わりを迎えてはいますが
また暑くなったりと気温変化が大きいです。
どうかお気をつけてお過ごしください。
では、また来週。
ビームス プラス 有楽町
丹羽 望
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