日本手仕事展は、神戸店は9/19(日)を以って終了致しました。暑い中、足をお運び頂き誠にありがとうございます。
さて、いよいよ東京でも明日から開催です。
“もやい工藝 日本手仕事展 2018”
会期:8/10(金)~8/19(日)
営業時間:11:00~21:00
会期:8/24(金)~9/2(日)
営業時間:11:00~20:00
【主な取扱い商品】
(焼物)小石原焼、湯町窯、出西窯、宮内窯、嶋田窯、いろは窯、茨城、小代焼、丹波、砥部焼、温泉津、小 鹿田焼、龍門寺焼、瀬戸、有田焼、伊賀丸柱
(編成品)岩手、秋田、長野、青森、山形、新潟、宮崎
(木工品)秋田、島根、富山、宮城、岩手、広島
(布製品)山内武志、小田中耕一、
(その他)倉敷段通、杉皮紙、書籍など。
本日は木から作られているもの、漆と木工品です。ちょっと駆け足でご覧頂きます。


まずはうるしから。左から椀二つが秋田・川連、大きめの椀が宮城・鳴子温泉、手前のお皿は岩手・盛岡のもの。
秋田・角館の樺細工。
島根・出雲の盆と、小さなものは急須台。使い方はお好きなように楽しんでください。
広島の宮島杓子。バチ型と琵琶型があり、これはバチ型。

富山のパン切り皿とパン皿。塗料が塗られておらず、パンの脂やバターが染み込む事により色が変わっていき、経年変化が楽しめます。

岩手の桶。接着剤に頼らずに側板を固定してあります。これが水漏れせずに使えるとはすごい事です。近くで見ても継ぎ目が綺麗ににぴったりと接合されています。
石川県・輪島市の能登仁行和紙。元々はこの土地に和紙作りの伝統があった訳ではなく、戦時中に満州で竹を材料にした紙漉きを見たことがきっかけで1949年から楮を使って、遠見周作さんが始めたもの。当時の仁行は林業が盛んな土地で、使い道のなかった大量の杉皮を和紙の材料にできないかと周作さんが思いついたことから杉皮紙は生まれました。一般的な手漉き和紙と比べて分厚く、厚みも均一でない杉皮紙は、字を書くのには向かないのですが、独特の風合いの良さがあります。
繊維を細かくした状態の時に色を抜く事で色のバリエーションが作られます。繊維が取り除かれていく訳ですから、自然と濃い色はざらっと硬めに、薄くなれば表面の凹凸が無くなり柔らかくなります。
私は大きなものをテーブルクロスとして使っていますが、交換する際には違う色を選ぶという楽しみもあります。カットしてブックカバーやプレゼント用のラッピングとして使うのもお勧めです。小さなものはランチョンマットにちょうど良いサイズ感です。他で目にする機会は少ないものですので、どうぞこの機会にお手に取ってご覧ください。
陶磁器、ガラスの他、カゴやざる、和紙、漆や木工品、染織品、倉敷段通(敷物)など。多くの良品がご覧頂けます。是非、この機会にご来店ください。原宿インタナショナルギャラリーで明日から開催です!

"もやい工藝 日本手仕事展 2018” お問い合わせ先
8/10(金)〜8/19(日)▶︎ビームス 神戸 B1F Tel:078-335-2720 /営業時間:11〜21時→終了しました。
8/24(金)〜9/2(日)▶︎インターナショナルギャラリー ビームス(原宿) Tel:03-3470-3948 /営業時間:11〜20時
"もやい工藝 日本手仕事展 2018” に際して入荷する商品は原則として期間中は元より事前のお取り置きや他店舗への取り寄せ、通信販売等は承り兼ねます。また、商品在庫の確認等のお問い合わせは開催店舗にて初日以降に対応させて頂きます。予めご了承ください。
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。
International Gallery BEAMS 2F
Katagiri