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浴衣の季節 vol.6-傳tutaeeのHome Dress-

7/8(土)より開催中の『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』も、早いもので明日までの会期となりました。


このPOP UP SHOPでご好評いただいているのが、“D.B Shirt”。

<傳tutaee>D.B Shirt
価格:¥19,800(税込)
商品番号:66-11-7012-975


祭りで着るダボシャツをモチーフに<傳tutaee>が提案する“D.B Shirt”はボタンダウンシャツのB.D Shirtをもじってネーミングしたのだそう。


浅めのVネックとドロップショルダー


後ろ見頃が長く取られたスリット


フロントには二つのポケットが付きます。

<傳tutaee>オリジナルの注染は、祭りのためのウェアとは見えず、いつものスタイリングにプラスするとファッションとして楽しいアイテムに。


日除けや冷房対策にも重宝するんですよね。


たくさんの色柄とサイズも3サイズご用意しているので、きっとお気に入りが見つかるはずです。

こちらはドレスのデザイン“APAPA”。


<傳tutaee>APAPA
価格:¥38,500(税込)
商品番号:66-26-7013-975


こちらは浴衣にインスピレーションを得たディテールが散りばめられているんですよ。


浴衣の襟のようなネックライン


帯のような腰紐


片側に大きく入ったスリットと、浴衣を着る機会が減ってしまったここ数年で生まれたデザインです。


スリットからは同じ注染で仕立てた“STETEKO”を覗かせています。こんなスタイリングも楽しいですよね。

このスタイリングでは日傘と同じ注染で遊びを。


<傳tutaee>SUTETEKO
価格:¥17,600(税込)
商品番号:66-23-7008-975


こちらも登場以来人気のアイテムとなったステテコがモチーフのパンツ。ゆとりあるヒップ周りからややテーパーが入る形で、軽く涼しい穿き心地が魅力。

同じパンツですと甚平の組下、“BEE”がありますが、少し丈が短くなり角張った形に。


<傳tutaee>BEE
価格:¥17,600(税込)
商品番号:66-23-7009-975


甚平は単一でも楽しんでいただけるように別々のアイテムとしてご用意しているので、こういった柄物のシャツとの組み合わせもお試しいただきたいです。


浴衣だけではない、<傳tutaee>が提案する夏の装い。伝統と新たな感性が混じり合う素敵なウェアをぜひこの機会に。

明日も新宿は38℃との予報ですが、涼みがてら見にいらしてくださいね。


初日の夜に行ったインスタライブのアーカイブもご覧いただけましたら嬉しいです。▶︎こちら


『浴衣の季節 vol.6 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/8(土)-17(月・祝)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

浴衣の季節 vol.6-傳ノ日傘と雨傘-

会期もあと3日となった『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』より。梅雨明け間近の今おすすめの<傳tutaee>の日傘をご紹介いたします。


浴衣と同じく浜松注染をあしらった<傳tutaee>の日傘、“キツネノタスキ”。このPOP UP SHOPでもご紹介し続けている<傳tutaee>の定番ですね。

ご覧の写真のように、表裏同じように染め上がる注染は、傘を差した方が空を見上げた時にも美しい染色が目に入り気分も上がる、そんな日傘です。

特別に誂えた竹製のハンドルに石突、露先と、注染に合わせたタッセルが取り付けられ、佇まいが素敵なんですよね。


<傳tutaee>キツネノタスキ
価格:¥20,900(税込)
商品番号:66-66-7009-975


昭和の紳士が持つステッキのようなイメージで真っ直ぐ伸びたハンドルが格好良い。


ハンドルが手に掛けられない代わりのタッセルも可愛らしいですよね。

今年も様々な色柄が並んでいます。

“黒枡” “青枡”


“波泡”


“籠の目”


“段々々”


“黒玉”


“SUTETEKO”など、他のアイテムと揃えるのも楽しい。

こちらは新作の“うなぎ上り”


右肩上がりの線は注染ではなく、柄の途切れ目がないようロールで染め型を起こした捺染です。

“ゆれる縞”


“Flower 2”


<傳tutaee>キツネノタスキ Flower
価格:¥22,000(税込)
商品番号:66-66-7012-975


<傳tutaee>の新たな試みとして昨年製作された“Flower 2”は、テキスタイルデザイナー 安原ちひろさんによる図案。たんぽぽの表現が愛らしいですね。

そして、色とりどりの注染とはまた違った面持ちのこちらは甘く撚られたムラ糸で織りあげた表情豊かな麻素材。2サイズ届いています。


<傳tutaee>麻ム地 キツネノタスキ
価格:¥22,000(税込)
商品番号:66-66-7012-975

<傳tutaee>麻ム地 テングノタスキ
価格:¥23,100(税込)
商品番号:66-66-7018-975


注染を用いた“キツネノタスキ”は親骨が43cmですが、セージグリーンのサイズは50cm。


男性や、大きな日傘の方が安心という女性におすすめのサイズです。

麻ム地は折り畳み傘の“ウサギノタスキ”も。


<傳tutaee>ウサギノタスキ
価格:¥27,500(税込)
商品番号:66-66-7017-975


同じ麻ム地にこちらは炭染めと柿渋染めを施しています。


染料と繊維が強く結びつき、より強い素材へ。付属の袋まで染め上げていて、持ち歩きも素敵な雰囲気で楽しめます。


3段の折り畳みで親骨が47cmと、大きく広がるところも魅力的。


また、同じく麻ム地でハンドルや露先、石突に鹿の角をあしらったものも。自然の形を活かしたデザインに惹かれます。

<傳tutaee>モミジノテング
価格:¥33,000(税込)
商品番号:66-66-7014-975

<傳tutaee>モミジノテング
価格:¥36,300(税込)
商品番号:66-66-7013-975



立派に成長し春の訪れと共に抜け落ちる鹿の角は、五穀豊穣の象徴とも。


男性も持ちたくなる日傘を生み出す<傳tutaee>ならではの格好良さがありますね。こちらも2サイズのご用意です。


雨降る中に咲く花という意味が込められた“雨花(うくわ)”は晴雨兼用の傘。


<傳tutaee>雨花
価格:¥25,300(税込)
商品番号:66-66-7016-975


生地には山梨県の伝統的な織物、“甲斐絹(かいき)”の高い技術を使用して、現代に進化させたジャカードを表現されています。過去にレインポンチョをセレクトしていましたが、傘は初のご紹介ですね。

手描きのようなあたたかみのある丸や立体感のある織りが魅力的なデザイン。




表裏の表面感の違いも見ていて面白い。


丸が連なった“〇〇”


モザイクタイルのような“□□”


柄の中に柄が描かれた“△△”


ハンドルは、手馴染みが良く、可愛げのある存在感のものをという思いから、植物をイメージして削り出した欅を使用。東北の匠の技術によって具現化したのだそう。


まだ不安定な天候が続きますから、この晴雨兼用傘も活躍しますね。

贈り物にも素敵です。

ぜひお気に入りの一本を見つけにいらしてください。



『浴衣の季節 vol.6 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/8(土)-17(月・祝)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

浴衣の季節 vol.6-傳ノ下駄-

今回も開催中の『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』より。

POP UP SHOPでは<傳tutaee>の感性が反映された素敵な下駄もご覧いただけます。


角を残し、きりっとした面構えがなんとも格好良い。桐そのものの素材を活かされた真角下駄です。


<傳tutaee>真角下駄
カラー:バティック
サイズ:おんな、おとこ
価格:¥27,500(税込)
商品番号:66-33-7004-975


この台は、会津喜多方<黒澤桐材店>で仕立てられたもの。桐というのは非常に長い年月をかけて大きく育つのですが、さらに下駄の形となるまでに5年もの月日を費やしています。

丸太の状態で一年、ブロック状にカットし雨風雪に晒して一年、狂いがないようしっかりと自然乾燥させて三、四年。じっくりと時間をかけて今店に並んでいると思うと感慨深いものがあります。


天から歯まで削り出しで仕立てられた台。美しく、軽く硬い桐の台の最大限の表現として、金具は打ち込まずに仕上げています。


鼻緒にはバティック。<傳tutaee>の帯にも取り入れられていますが、日本とアフリカの文化が交わるというのがまた面白く、装いを楽しくするところですよね。


<傳tutaee>真角下駄 ラバー付
カラー:バティック
サイズ:おんな
価格:¥28,600(税込)
商品番号:66-33-7005-975




こちらは歯の裏にラバーを配したモデル。金具も打ち込み仕上げています。


好みの見た目や履き心地でお選びいただけたら。

そして、こちらもまた魅力的な、柿渋と泥染めで仕上げた鼻緒も。真角下駄の雰囲気に良い塩梅です。


<傳tutaee>真角下駄
カラー:柿渋泥染め
サイズ:おんな
価格:¥27,500(税込)
商品番号:66-33-7004-975


二枚歯下駄も慣れてしまえば大丈夫。

ちょんとつっかけて、粋なスタイルをお楽しみください。


先日行ったインスタライブのアーカイブもご覧いただけましたら嬉しいです。▶︎こちら


『浴衣の季節 vol.6 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/8(土)-17(月・祝)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

浴衣の季節 vol.6-傳tutaeeの浴衣と帯-

今回も開催中の『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』より。

前回のブログでは<傳tutaee>の浴衣を新たにご用意した<粟野商事>の帯と共にご紹介しましたが、<傳tutaee>の帯も個性豊かに揃っています。


<傳tutaee>浴衣
価格:¥41,800(税込)
商品番号:66-17-7027-975

<傳tutaee>ブロックプリント 半巾帯
価格:¥33,000(税込)
商品番号:66-51-7065-975


スタッフ徳永が着ているのは、蜘蛛の巣をモチーフにした<傳tutaee>らしいユニークな浴衣。


近くだと格子模様のように見えますが、全身で見るとわかるこのインパクト。他にはないものを求める方に、ぜひおすすめです。

こちらももちろん、浜松注染。職人の手仕事により、<傳tutaee>の感性が見事に具現化されています。

女性の浴衣で他にご覧いただけるのは以下の通り。

“枡”



“シマウマ”



“キリン”



“テクノ”



“コエダ”



“カクカク”



“段々々”



“松毬”



“オハナ”



“オナワ”



“蜘蛛ノ巣”



型を使わず職人の手の加減で描かれる“玉”



無地と肩身替わりの捺染の“菊”



肩身替わり“いざなみ”



上のいざなみと同じ型で染料を垂らした肩身替わり“いざなみ”



肩身替わり“いざなぎ”



いざなみ同様、上の型を用いて染料を垂らした肩身替わり“いざなぎ”


女性の浴衣の方もこれまでで一番のバリエーションではないでしょうか?目移りしてしまうとの声もいただいてますが、嬉しい悩ましさですよね。

そして、<傳tutaee>の帯も豊富に並んでいます。

こちらはインドのブロックプリントを用いた帯。日本とインドの手仕事がクロスオーバーする…そんなスタイリングが叶うのも<傳tutaee>の浴衣ならではですね。

<傳tutaee>ブロックプリント 半巾帯
価格:¥33,000(税込)
商品番号:66-51-7065-975


男性の浴衣に合わせる角帯も同じ色柄をご用意しています。

<傳tutaee>ブロックプリント 角帯
価格:¥28,600(税込)
商品番号:66-51-7066-975


そして、お馴染みバティックを使った帯も。サイケデリックな“テクノ”の浴衣に合わせると盆踊りとは違った音楽が聞こえてきそう。


<傳tutaee>バティック 角帯
価格:¥24,200(税込)
商品番号:66-51-7039-975


女性の浴衣に合わせる半巾帯は、また違った柄でご用意しています。


<傳tutaee>バティック 半巾帯
価格:¥30,800(税込)
商品番号:66-51-7001-975


そして、可憐な印象のレースの帯。同色でレース刺繍されているので、さり気ない柄遊びが可能です。

<傳tutaee>レース 半巾帯
価格:¥45,100(税込)
商品番号:66-51-7059-975


男性のレース角帯も上品で素敵ですよ。

<傳tutaee>レース 角帯
価格:¥37,400(税込)
商品番号:66-51-7058-975


こちらは<傳tutaee>オリジナルの生地。

<傳tutaee>ジャカード 角帯
価格:¥30,800(税込)
商品番号:66-51-7067-975


鮮やかなオレンジと、ジャカード織でオリエンタルな柄が浮き出るリバーシブル。

どちらを表にするかで印象ががらっと変わり、こちらの一枚で様々な浴衣にコーディネートしていただきやすいですよ。

そして、<傳tutaee>の男性の帯は縄帯が象徴的ですね。


男性の帯のバリエーションを増やす、<傳tutaee>ならではの提案。工業用のロープを染色して仕上げています。

今年はオレンジのご用意はございませんが、初となる茶をご覧いただけます。

<傳tutaee>縄帯
価格:¥11,000(税込)
商品番号:66-51-7030-975


黒よりコントラストが柔らかになる色目で、またコーディネートが楽しくなりそうです。
縄帯の結び方を<傳tutaee>の吉原丈弘さんがレクチャーする動画もぜひご覧になってみてください。▶︎こちら


週明けには梅雨明けする模様。暑い夏の装いに、日常を特別にする<傳tutaee>の浴衣をぜひ選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?


きっと楽しい一日をお過ごしいただけると思います。

ぜひ、あれこれとお話ししながらお気に入りを見つけていただくお手伝いをさせてくださいね。


初日の夜に行ったインスタライブのアーカイブもご覧いただけましたら嬉しいです。▶︎こちら


『浴衣の季節 vol.6 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/8(土)-17(月・祝)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

浴衣の季節 vol.6-傳tutaeeの浴衣と、粟野商事の帯-

今回も開催中の『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』より。

<傳tutaee>のPOP UP SHOPも六度目となり、<傳tutaee>の浴衣だけでなく、夏の着こなしを楽しくするホームウェアも加わり、バリエーションに広がりが出てきました。

今年はさらに、<傳tutaee>の浴衣にあわせてご紹介したい帯を豊富に取り揃えています。

<fennica>バイヤー 渡辺が着ているのは<傳tutaee>の浴衣、“たて棒”。


<傳tutaee>浴衣
価格:¥41,800(税込)
商品番号:66-17-7028-975


こちらも<傳tutaee>オリジナルの注染なのですが、型を使わず職人の手による感覚だけで縞模様を描いているんです。

味わいある線の動きや、ぼけが素敵。


折り畳むことで生まれる節のような柄の出方も面白いです。

他に男性の浴衣でご覧いただける柄はこちら。

“キラキラ”



“青枡”



“蜘蛛ノ巣”



“オナワ”



“オハナ”



“テクノ”



“松毬”



“カクカク”



“シマウマ”



“キリン”



肩身代わり“生成り菊”



肩身代わり“いざなみ”


全ての工程において職人の手が必要な日本独自の注染を、<傳tutaee>の感性が反映された柄で楽しめるというのが、他にはない魅力なんですよね。木綿地もまた夏に心地良いのです。また次回のブログで女性の浴衣の柄をご紹介させてください。

そして、今回初めてご紹介するこちらの帯。

これまで、洋服にも取り入れていただける着物コートやカンタ刺繍などのストールをスペシャルオーダーしてきた山形の呉服問屋<粟野商事>より、<傳tutaee>の浴衣にマッチする帯を選んでいます。


<粟野商事>米織 小紋 角帯
価格:¥11,000(税込)
商品番号:66-51-7056-306


“たて棒”の大らかな線に対して、ジャカード織で表現された小紋柄が雰囲気にぴったりですね。


こちらは綿100%。




リバーシブルなので、浴衣の雰囲気や気分によって表面を変えて楽しんでいただけます。

同じくこちらもリバーシブル。


着物(浴衣)に着慣れていない方でも簡単に様になる締め方が可能な“一見楽着”というシリーズなんです。


<粟野商事>一見楽着 無地角帯
価格:¥14,300(税込)
商品番号:66-51-7055-306


ご覧の通り両端が三つ編み〜房となった使用で、腰に巻き付けたら蝶結びや片結びで帯を締めることができるんですよ。


<粟野商事>一見楽着 市松柄 角帯
価格:¥18,700(税込)
商品番号:66-51-7054-306


無地のリバーシブルに加えて、市松模様と無地のリバーシブルも。中々浴衣を着る機会がない方にも安心して着付けできますね。


もちろん、女性の浴衣にあわせる半巾帯もすてきなものを選んできています。


麻100%で織られたこちらは、こぎん刺しをイメージしてジャカード織で仕立てられています。


<粟野商事>半巾帯 chancre
価格:¥33,000(税込)
商品番号:66-51-7053-306


さらっとしたタッチで見た目にも清涼感があり、浴衣にぴったりですね。


こちらも同じくジャカード織。


<粟野商事>半巾帯 紙こぎん
価格:¥38,500(税込)
商品番号:66-51-7052-306


絹に、表地の経糸には和紙を織り込み、軽い帯地になっています。


吸湿性にも優れる紙こぎんは人気なのだそう。モダンな市松と水玉模様もまた目に楽しいです。


<粟野商事>半巾帯 胡蝶
価格:¥35,200(税込)
商品番号:66-51-7051-306


こちらは絹100%で、ざっくりと織られた単衣の半巾帯。


白の分量が多く、爽やかな印象ですね。帯締めや帯留めも映えそうです。

最後にこちら。グラフィカルに映る樹養紬の板締め絣です。


左上

<粟野商事>半巾帯 流那
価格:¥66,000(税込)
商品番号:66-51-7050-306

右下

<粟野商事>四寸帯 流衣
価格:¥44,000(税込)
商品番号:66-51-7057-306


古来より伝承されている板締め絣は、細い溝のある板でランダムに締めるため、同じ柄はふたつと出ません。


色目もまた絶妙で、はっきりした黒玉の浴衣とあわせると粋な雰囲気です。


初めてのご紹介となる<粟野商事>の帯とともに、ぜひ浴衣の装いをお楽しみください。


初日の夜に行ったインスタライブのアーカイブもご覧いただけましたら嬉しいです。▶︎こちら


『浴衣の季節 vol.6 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/8(土)-17(月・祝)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

浴衣の季節-六度目の夏、始まりました!-

昨日7/8(土)より、毎夏恒例イベント『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』が新宿にて始まりました!


fennica STUDIOの中央スペースは、日本の夏を感じられる空間に様変わり。浴衣姿のマネキンが目印です。

本日は<傳tutaee>吉原丈弘さんが在店。短い時間ではありましたが、吉原さんとお話しする時間を楽しんでいただけたようで何よりです。


吉原さんがお召しの星が連なる“キラキラ”の浴衣も店頭でご覧いただけます。


<傳tutaee>浴衣
価格:¥41,800(税込)
商品番号:66-17-7028-975

注染は、型紙を置き、防染糊を塗って畳むという工程を繰り返した後に染め上げていくのてすが、<傳tutaee>オリジナルの“キラキラ”は、柄が細かく熟練の技が必要だそう。そんな背景を伺うと、より一層愛着が湧きますよね。

吉原さんより伺ったお話はぜひ私たちスタッフからお伝えさせてください。

昨日行ったインスタライブのアーカイブもご覧いただけましたら嬉しいです。▶︎こちら


今年も<傳tutaee>オリジナルの注染で、夏の装いを楽しみましょう!


『浴衣の季節 vol.6 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/8(土)-17(月・祝)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。


浴衣の季節、明日から始まります!

今年で六度目の夏。

『浴衣の季節』がやってまいりました!

こちらのブログにてお知らせしていた『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』

いよいよ明日7/8(土)よりスタートいたします。


なんでもない日常も、<傳tutaee>の浴衣を纏うことで特別に!

でも浴衣は少しハードルが高いと思う方もいらっしゃるでしょう。それならば、<傳tutaee>がお届けする甚平、“JIN”と“BEE”はいかがでしょうか?


<傳tutaee>オリジナルの色柄を浜松注染で表現した心地良い木綿地を、“JIN”&“BEE”でも。

昨年初お披露目となったJINは、セットアップでなく羽織りだけのアイテム。スタイリングの幅が広がるようにと作られました。


<傳tutaee>JIN
価格:¥33,000(税込)
商品番号:66-11-7011-975


スタッフ藤田が選んだのは星がモチーフの“キラキラ”。


星が連なるデザインは、遠目で見ると豆絞りのような清涼感を与えます。


片側にポケットが一つ。ちょっとそこまでの羽織りにこれくらいのポケットがあると嬉しいですよね。


“BEE”は組下のパンツをイメージして作られたアイテム。7部ほどの丈がラフになり過ぎません。


<傳tutaee>BEE
価格:¥17,600(税込)
商品番号:66-23-7009-975


こちらもポケットが一つ。右サイドに付きます。


本来甚平はもう少し角張った形ですが、そこはファッションブランド<傳tutaee>。


洋服を着慣れた方にも楽しんでいただけるよう細部まで拘ってパターンを引いたのだそう。

ですので、着こなし次第で新たなスタイルが楽しめるんです。

スタッフ前田は、ラグジュアリーブランドの80年代のコレクションにインスパイアされ、JINをタックイン。


袖もふた折りしてコンパクトに着ています。


ピッチの太いストライプと相まってアバンギャルドな雰囲気漂います。


筆で手描きされたストライプがデザインのもとになっていて、均整されたパターンでないこともインパクトがありますよね。


柄合わせがズレる感じもまた良しです。


ちなみにあわせたパンツも<傳tutaee>。ヒップ周りがルーズなデザインが面白いです。


<傳tutaee>Dokan Pants
価格:¥28,600(税込)
商品番号:66-23-0997-975


気になる色柄ですが、今年は昨年よりバリエーションが広がりました。

<傳tutaee>ならではの他にはないパターンが魅力的です。


キラキラ


スタッフ藤田が着ている生成りと黒もご覧いただけます。


シマウマ


シマウマの縞模様だけでなく顔のモチーフが描かれているのが<傳tutaee>らしい。


キリン


ドットとはまた違った印象で楽しめます。


黒玉


手描きの丸はランダムで味わいがあって可愛らしい。


オナワ


動きのある縄が奥行きを感じます。


黒枡


筆で描いた枡は線の掠れがあり、江戸文字のよう。


横縞


スタッフ前田が着ていた縞模様。


黒ム地


黒ム地も注染の工場で染め上げた黒。経年の変化が楽しみですね。

ぜひお気に入りを見つけていただけたら。

こちらはいつも素敵な着こなしの<傳tutaee>の合田知勢子さんと吉原丈弘さん。昨年いらしていただいた際の写真です。


会期初日7/8(土)20:30より、お二人をお招きしたインスタライブを行います!(※時刻は予定のため前後する可能性もございます。予めご了承ください。)

ぜひお二人の声をLIVEでご視聴いただけたら幸いです。質問などもぜひ投げ掛けてくださいね。


それでは明日、浴衣姿でお待ちしております。


『浴衣の季節 vol.6 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/8(土)-17(月・祝)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

夏の楽しみ『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』

皆様


こんにちは。


梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、

皆様いかがお過ごしでしょうか。


今回は、夏の楽しみの一つ浴衣


こちらのイベントの告知です。






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『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』


古き良きを大切にしつつ現代のものづくりをする日本のブランド<傳tutaee(ツタエ)>によるポップアップショップを新宿「ビームス ジャパン」 5Fの「fennica STUDIO」にて開催します。

〈傳tutaee〉の象徴的なウエアや、注染という技法で染められた色鮮やかな浴衣や日傘の販売。

またツタエ定番の帯に加え、山形・米沢を代表する呉服問屋<粟野商事>より、米沢で製作された帯も特別にご用意致しました。

これからの季節に活躍するアイテムを豊富に取り揃えています。

お気に入りの一点に出会える貴重な機会をお見逃しなく。


開催期間 2023/7/8(土)~7/17(月)


開催場所 fennica STUDIO「ビームス ジャパン(新宿)」



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今年も<傳tutaee(ツタエ)>の浴衣が< fennicaにやってきます。

今回は、先日の山形出張にて

山形・米沢を代表する呉服問屋<粟野商事>より、米沢で製作された素敵な帯をいくつか選ばせて頂きましたので

2023年の浴衣イベントにてご紹介致します!














スタッフ渡辺と菊地が着用しているモノが

今回特別にご用意した

山形県米沢市を中心とした地域で生産されている

“米沢織”といわれるモノです。

東北の手仕事を代表する「刺し子」やジャガード織の小紋柄の生地等、、

(他にも米沢の帯をご用意しておりますのであらためてご紹介しますね。)










<傳tutaee(ツタエ)>の浴衣と“米沢織”の帯をあわせて生まれる、新たな科学反応をお楽しみ頂ければと。




ツタエ定番の帯やホームウェア等も勿論ご用意致します。



詳細は引き続きSNSにてご紹介していきますのでお待ちください!






それでは、7月は

『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』で

皆様のご来店お待ちしております。







Watanabe Tsubasa




浴衣の季節、明日までです

7月のfennica STUDIOを晴れやかに彩ってきた<傳tutaee>のPOP UP SHOP、『浴衣の季節』も、早いもので明日までの会期となりました。


浴衣や日傘、甚平の組上“JIN”と、<傳tutaee>オリジナルの注染を楽しめるアイテムが豊富に揃う中、昨年から新たに<傳tutaee>が提案しているホームドレスもご好評いただいています。

魅力的な<傳tutaee>の注染を普段のスタイリングに取り入れやすい“SUTETEKO”。


<傳tutaee>SUTETEKO
価格:¥17,600(税込)
商品番号:66-23-7008-975


履き心地は軽く、そして涼しい。だけれど所謂ステテコのイメージとは異なる、モダンなデザインが素敵です。


スペシャルオーダーした“JIN”との組み合わせもおすすめ。


<傳tutaee × fennica>JIN
価格:¥33,000(税込)
商品番号:66-11-0048-975







同柄を合わせたセットアップはもちろんのこと、あえて異なる柄をコーディネートするも良し。無地と組み合わせた片身替わりの“JIN”に、もうひと柄プラスするような遊びを。


こちらは今回はじめてご用意した“D.B Shirt”。


<傳tutaee>D.B Shirt
価格:¥19,800(税込)
商品番号:66-18-7004-975


祭のためのダボっとして風通し良いダボシャツも、<傳tutaee>が表現するとファッションとしてコーディネートを楽しむ余白を見せてくれます。






浅めのVネックから久留米絣のアロハシャツを覗かせて。軽い着心地ながら、スタイリングにスパイスを効かせる、夏の新たな提案です。


“APAPA”はどこか遠く、リゾートをイメージして作られたドレス。


<傳tutaee>APAPA
価格:¥38,500(税込)
商品番号:66-26-7013-975







ネックラインや腰紐、片裾のスリットと、どこか浴衣を連想する<傳tutaee>的リゾートウェアです。

夏の装いの選択肢が広がる<傳tutaee>のホームドレス。中と外の境なく、自由なスタイリングをお楽しみいただけたら。


もちろん、浴衣も。








纏うだけで日常を特別なものにしてくれる<傳tutaee>の浴衣。この感覚を皆さまと共有できたら幸いです。

ぜひお気に入りを見つけにいらしてください。



7/24(日)までの会期中、通信販売も承りますので、お気軽にお問い合わせください。


【お問い合わせ先】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304



『浴衣の季節 vol.5 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/9(土)-24(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

浴衣の季節-傳ノ日傘-

<傳tutaee>のPOP UP SHOP、『浴衣の季節』の会期も7/24(日)までと、残りわずか。

皆さま思い思いの一着をお求めいただき、誠にありがとうございます!

美しい注染は、纏うことはもちろん、夏の外出の強い味方としても。

ということで、先日のブログでも触れましたが、この期間でしかご覧になれない<傳tutaee>の日傘をご紹介いたします。

<傳tutaee>長日傘 キツネノタスキ
価格:¥19,800(税込)
商品番号:66-66-7009-975

<傳tutaee>の日傘の魅力は随所に詰まっていて。まずはこの昭和の紳士が持つステッキのように真っ直ぐ伸びた竹のハンドル。


並べてみると自然素材だからこそ、節の違いに個体差があって良いですね。それぞれ注染の雰囲気に合わせたタッセルも素敵。

日本独自の染色技法である注染は、表裏が同じように染め上がります。


<傳tutaee>長日傘 ツタエノタスキ flower
価格:¥20,900(税込)
商品番号:66-66-7012-975


そのため街を彩るだけでなく、差して見上げた時にも美しい染色を目で楽しむことができるんですよね。

毎年1、2柄ずつ増やしてきたという<傳tutaee>オリジナルの注染。これまではデザイナーの合田知勢子さんの手描き図案をもとに製作されてきましたが、今年は新たな試みとして、テキスタイルデザイナー 安原ちひろさんによる図案から2柄製作されました。

優しい花を描く、安原さんならではの“flower 1”。




生成り色は注染ならではのぼかしが美しく、黒色はコントラストがはっきりと。同じ柄でも印象が変わります。

もうひとつの“flower 2”。


スッと伸びたたんぽぽの茎は、注染で表現できる限界の細さの線で描かれます。


“flower 1”同様、カラーで見え方の異なる柄ですね。

これまで製作されたものも豊富に揃います。合田知勢子さんにより万年筆や筆で図案を描き、職人が手彫りで型を作り、手仕事で染色された注染の数々。

年月をかけ、ゆっくり積み重なった地層をイメージした“段々々”。



筆で一本一本描いた線を図案をもとに型を作った“横縞。”



大樹の静かで神秘的な力強さに思いを抱いたという“オノドリム”。



手描きによる柔らかな線が良い表情の“きりん”。



波のつぶつぶを泡と見立てて線画で表現した“波泡”。



図案を筆で描くことでかすれや太さに強弱の出た“桝”。



敢えて型を使わず、職人の手加減により線を描いた“たて棒”。




染めた後折り畳むことで生まれる染料の溜まりも狙って作られた注染です。

幾重にも重なった古典的なむじな菊をベースに、強弱をつけ構築した“菊”。




注染で表現しきれないこの繊細な線は、同じ染工場で捺染により表現されています。

また、これまでにない、ハンドルに鹿の角をあしらった日傘も。


<傳tutaee>長日傘 モミジノテング
サイズ:親骨50cm
価格:¥30,800(税込)
商品番号:66-66-7013-975


<傳tutaee>長日傘 モミジノキツネ
サイズ:親骨43cm
価格:¥27,500(税込)
商品番号:66-66-7014-975

一年かけて立派に成長した鹿の角は春に生え変わります。五穀豊穣の象徴とも言われる、この自然の恩恵を意匠に取り入れた、一つとして同じものがない素敵な日傘。






鹿の角を研究しバランスを見ながら丁寧に持ち手と石突を削り出し、欠片で釦を作られています。

鹿の角の造形を活かす麻無地と合わさり、佇まいの格好良い日傘になりました。


もうすぐ東京も暑い夏が戻ってくるよう。

長く続く夏に手放せない日傘。折角ならお気に入りを差して、心も身体も気持ち良く過ごしたいものです。



7/24(日)までの会期中、通信販売も承りますので、お気軽にお問い合わせください。


【お問い合わせ先】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304



『浴衣の季節 vol.5 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/9(土)-24(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

浴衣の季節、始まりました

いよいよ『浴衣の季節 vol.5 傳tutaee POP UP SHOP』が始まりました。

7/9(土)の初日から、イベントを目掛けていらしてくださり嬉しい限りです。誠にありがとうございます!

初日の朝にお立ち寄りくださった、<傳tutaee>の合田知勢子さんと吉原丈弘さん。

お二人とも流石の粋なこなし。<傳tutaee>ならではの注染の浴衣にバティックの帯を合わせたスタイルがとっても素敵ですよね。


合田さんがお召しの浴衣は、“きりん”。キリンのカラーリングを外したことで、見え方に余白が生まれるように思います。


<傳tutaee>浴衣
サイズ:おんな1(0),おんな2(1)
価格:¥41,800(税込)
商品番号:66-17-7027-975


吉原さんがお召しの浴衣は、“しまうま”。所々控えめに入ったシマウマの顔がポイントに。


<傳tutaee>浴衣
サイズ:ちいさい(1),ふつう(2),おおきい(3)
価格:¥41,800(税込)
商品番号:66-17-7028-975

<傳tutaee>オリジナルの注染は、合田さんが手描きで描いた図案をもとに、職人が手彫りで型を作り手仕事で染色を施していきます。

どの工程にも人の手が入ることで、線に味わいを感じる、あたたかみのある染色になっているんですよね。


合わせたバティックの帯。中央で柄が切り替わり、結び方で印象の変わる半幅帯と‥


<傳tutaee>半幅帯/2カラー
価格:¥30,800(税込)
商品番号:66-51-7001-975


爽やかなブルーとイエローが目を惹く半幅帯。

<傳tutaee>半幅帯
価格:¥24,200(税込)
商品番号:66-51-7039-975


角帯も同じ柄と、異なる雰囲気のパターンをご用意しています。




<傳tutaee>角帯
価格:¥17,600(税込)
商品番号:66-51-7043-975

パターン × パターン、日本 × アフリカの掛け合わせが、<傳tutaee>オリジナルのスタイルを作り上げます。



帯は現在店頭でのご案内となりますがオンラインショップに掲載予定。また、浴衣も幾つか柄をピックアップし、オンラインショップでもお求めいただけるよう整いました。

新宿にご来店が難しい場合も、オンラインショップでお気に入りが見つかれば幸いです。


7/24(日)までの会期中、通信販売も承りますので、お気軽にお問い合わせください。


【お問い合わせ先】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304




『浴衣の季節 vol.5 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/9(土)-24(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

浴衣の季節-甚平の甚、“JIN”-

いよいよ明日、7/9(土)からスタートする『浴衣の季節 vol.5 傳tutaee POP UP SHOP』


五度目の開催となる今夏、浴衣と日傘に加え、今年新たにご紹介するのが、こちらの“JIN”です!


<傳tutaee × fennica>JIN 片身変わり
価格:¥33,000(税込)
商品番号:66-11-0048-975


昨年、<fennica>のスペシャルオーダーで制作した<傳tutaee × fennica>の甚平がご好評でしたが、その甚平の羽織を夏のジャケットとした、“JIN”を<傳tutaee>が今年新たに製作。


この“JIN”を、<傳tutaee>ならではの片身変わりでご紹介したい!と、今回<fennica>で特別にオーダーしました。


和装でも珍しい、左右異なる生地で仕立てる片身変わり。


本来後ろ身頃も異なる生地で仕立てますが、<傳tutaee>は右の前身頃と袖のみ変えた仕立てで、程良いアクセントになっています。


こちらは、<傳tutaee>が浴衣を始めた当時から作り続ける代名詞的な菊の模様。花びらが幾重にも重なり広がる古典的なむじな菊を、強弱をつけて描き<傳tutaee>らしく構築されています。

注染では表現しきれない繊細な線は、捺染で染色。


涼しげな生成りの菊模様に合わせた、ワントーンコーディネートがまた新鮮ですね。


こちらは黒玉。先程の菊は無地との片身変わりでしたが、大小の玉で片身が変わります。


黒と生成りの玉模様は、より洋服との境が無く、いつものスタイルにプラスし易いのではないでしょうか?


原画を筆で描くことで、ゆがみのあるやわらかな線で並ぶ玉模様。それを職人が手彫りで型を作り、手仕事で注染が施されます。

表情のある玉模様に手仕事ならではのあたたかみを感じますね。


<傳tutaee>らしくモダンに昇華した日本古来の染色を、ラフに取り入れていただきやすい“JIN”でお楽しみいただけたら。


明日からのPOP UP SHOPには、<fennica>で特別にオーダーした片身変わりに加え、インラインの単一柄で仕立てた甚平の組み下、“BEE”も豊富に揃います。


ぜひお立ち寄りください。


『浴衣の季節 vol.5 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/9(土)-24(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

浴衣の季節-五度目の夏-

先日のブログでお伝えしました、<傳tutaee>のPOP-UP SHOP、『浴衣の季節』。


いよいよ明後日7/9(日)より始まります!


今夏で五度目となり、<fennica>の夏の風物詩となった恒例イベント。


特別な日も。なんてことのない日常も。

浴衣を纏うだけで、いつもとは違った景色が広がります。


<傳tutaee>の浴衣の魅力といえば、オリジナルなテキスタイル。

<傳tutaee>のデザイナーが描いた図案をもとに、浜松注染や捺染を用いて、日本古来の技術と<傳tutaee>の感性を掛け合わせ、日本の文化を今に伝え(傳)ています。


スタッフ徳永が着ているのは“コエダ”。樹々の枝の間を小鳥が飛び交う姿を描いたこちら、爽やかな水色が涼やかできれいなんですよね。


<傳tutaee>浴衣
サイズ:おんな1(0),おんな2(1)
価格:¥41,800(税込)
商品番号:66-17-7027-975


身長152cmでサイズはおんな1(0)です。

<傳tutaee>の日傘と異なる柄を合わせたコーディネートも楽しいところ。


<傳tutaee>長日傘 キツネノタスキ flower
価格:¥20,900(税込)
商品番号:66-66-7009-975


イベントでは多くの柄を取り揃えるのですが、こちらは新柄の“flower”。


これまで<傳tutaee>デザイナー 合田さんの手描き図案をもとに製作されていましたが、新たな試みとして、テキスタイルデザイナー 安原ちひろさんに図案を依頼したのだそう。

優しい花模様と注染ならではのグラデーションとが素敵にマッチしています。


スタッフ藤田が着ているのは“カクカク”。プリミティブアートから着想を得て、<傳tutaee>の解釈で図案化されたモチーフです。


<傳tutaee>浴衣
サイズ:ちいさい(1),ふつう(2),おおきい(3)
価格:¥41,800(税込)
商品番号:66-17-7028-975

<傳tutaee>縄帯
価格:¥8,800(税込)
商品番号:66-51-7030-975


身長175cmでサイズはふつう(2)。


縄を帯にしたスタイルも<傳tutaee>ならではの提案です。ベレーやサンダルといった洋服と合わせるアイテムが自然とマッチするので、一つの浴衣からコーディネートの可能性が広がるんですよね。

藤田が持った日傘はこれまでの竹の持ち手と異なる、鹿の角を持ち手・石突き・釦にあしらったもの。


<傳tutaee>長日傘 モミジノテング
価格:¥27,500(税込)
商品番号:66-66-7010-975


立派に成長し春の訪れと共に抜け落ちる鹿の角は、五穀豊穣の象徴ともされています。自然の造形と職人による日傘が掛け合わさった佇まいの美しい日傘。こちらもおすすめです。


今年はイベントに並ぶ一部ではありますが、<傳tutaee>の浴衣や帯、日傘をオンラインショップでも販売する準備が整いました。


ぜひ、浴衣を纏うことを<傳tutaee>のアイテムで楽しみましょう!



『浴衣の季節 vol.5 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/9(土)-24(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

浴衣の季節-傳ノ洋服-

今回も、開催中の<傳tutaee(ツタエ)>POP UP SHOPよりお届け。

和服だけでなく洋服作りでも日本の文化や伝統を伝え、独自のスタイルを発揮する<傳tutaee>の仕事をご紹介させてください。



<傳tutaee>Pants NADARE
価格:¥24,200(税込)
商品番号:66-23-0916-975


見るからにユニークなパンツ。デザインには折り返して重ねる、“畳む”という日本ならではの行為を落とし込んでいます。


合わせたシャツも<傳tutaee>。こちらは早々に完売しましたが、アシンメトリーなデザインを掛け合わせてみました。

パンツは平置きされた状態では見えない、身体を入れることで完成されるシルエット。


厚みのあるオックス生地が折り紙のように畳まれた形は、どの角度から見ても立体感があります。



同じ生地でもうひと型。


<傳tutaee>Pants SYUN
価格:¥24,200(税込)
商品番号:66-23-0917-975




フロントは着脱し易いセーラー仕様。


バックはガゼットクロッチ、テーパーがかった裾にはボタンが並び、先程のパンツとは違ってスポーティーな印象です。


夏はスリッポンやサンダルで軽快に、秋口にはミドルカットのシューズなんかを合わせたいですね。


浴衣に使われるオリジナルの注染同様、<傳tutaee>の原画が落とし込まれた生地も。


<傳tutaee>Dress SHIKIMI
価格:¥57,200(税込)
商品番号:66-26-1691-975



山形県の甲州紋織物の技術により糸と糸の重なりで表現されたのは、静かで力強い樹々。


低速で織り上げる紋織物ならではの独特な立体感が魅力です。

ライトベージュにアイスブルーという配色は、どこか空想の世界を思わせますね。


こちらもアシンメトリーなデザイン。蝶結びが程良いアクセントに。


こちらは日傘のブログでもご紹介した素材を使ったラップドレス。


<傳tutaee>Dress SYUNEN
価格:¥72,600(税込)
商品番号:66-26-1739-975



やわらかな綿素材に柿渋染めを施した後、泥で媒染した特殊で特別な“柿泥”素材です。まるで古布のような味わい深さ。ギャザーを寄せたデザインにより、質感が際立ちます。



同じく柿泥の素材、ショルダーバッグ。

<傳tutaee>Bag FUKURO
価格:¥27,500(税込)
商品番号:66-61-0791-975




同じ柿泥でも、こちらはムラのある糸を強いテンションをかけて織り上げた粗い綿を染め上げており、色は濃く仕上がり僅かに光沢が感じられます。


使い込むほどに馴染み、経年で退色してゆく様も素敵でしょう。

日本の伝統と現代の技術を<傳tutaee>の感性で取り入れた洋服にもぜひご注目ください。


そして、明日は<傳tutaee>の吉原さんが13時から暫くの間在店してくださることとなりました。色々とお話が伺える機会となりますので、ご都合が合いましたらこのタイミングでのご来店がおすすめですよ。

『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.4』
会期:7/3(土)-18(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



神戸にて開催の『柴田雅章と3人の弟子たち展』はいよいよ明日より始まります!近郊にお住まいのみなさま、どうぞお楽しみに。

『柴田雅章と3人の弟子たち展』
会期:7/17(土)-7/25(日)
場所:BEAMS KOBE B1階



Mori

浴衣の季節-特別な甚平-

開催中の『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.4』より、イベント4度目にして初となる甚平のご紹介を改めて。


長く浴衣を作り続けてきた<傳tutaee>ですが、ブランドとしても初となる甚平。製作は浴衣の延長線上にあるようでいて、また別物なんですよね。

微妙な調節のために何度も線を引き直していただき、<傳tutaee × fennica>の特別な甚平が生まれました。


<傳tutaee × fennica>甚平
価格:¥50,600(税込)
商品番号:66-17-0081-975


夏らしく爽やかな青枡。<傳tutaee>オリジナルの注染はデザイナーによる原画がもとになっているのですが、こちらは原画を筆で描いたことによる線のかすれがポイントとなっています。


左身頃にポケット一つ。下衣には右サイドにポケット一つ。サイズバランスは少し大きめに、丈も膝下にしています。


上衣と下衣、セパレートでも楽しめるというところが浴衣と違って気軽に取り入れられるところですよね。


着物の要素を取り入れたジャケットは、これまで多くのブランドがリリースしていますし、さらりと羽織って難なくワードローブに取り入れていただけるんではないかなと思います。


色柄によってまた雰囲気も変わります。


花びらが幾重にも重なり広がるむじな菊をモチーフにした<傳tutaee>が表現する菊。こちらはブランド初期から作り続けられています。


古典的な柄が粋ですね。繊細な線は捺染の技法で注染と同じ染工場で染め上げています。


一見シンプルな着こなしに見えて首元は“Kimono Sleeve Shirt”をレイヤード。正統派な合わせのみならず、こんなこなしも受け止めてくれます。


こちらの細縞は注染。

青枡同様、筆で描かれた線は手描きならではの味わいが残り、墨黒の色目も相まってやわらかさがあります。

中に“Jamaica Tee”を仕込めば聴こえてくる音楽が変わるように感じますね。


お陰様で完売しましたが、こんな甚平もご用意していました。

目の覚めるカラフルなアフリカンワックスプリント。<傳tutaee>と言えば、アフリカンワックスプリントを取り入れた服作りも定番とあって、自然な流れでご機嫌な甚平が完成。

この通り、上衣だけでも抜群のインパクトでした。


どちらの柄がお好みでしたか?


写真から伝わるかもしれません、<傳tutaee>の甚平はコーディネートがあれこれと浮かぶ楽しいアイテム。ぜひスタイリングページもご覧になってくださいね。


『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.4』
会期:7/3(土)-18(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori

浴衣の季節-店内の様子-

7/3(土)からスタートした『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.4』。


梅雨真っ只中の新宿は生憎の空模様が続いておりますが、店内はこんなにも晴れやか。

気分が上がりにくい今、来たる夏の装いを楽しもうと浴衣や甚平を選ばれる皆さまの姿が印象的です。

袖を通すと思いがけず第一印象と違うものが気に入ったりするもので。

<傳tutaee>が表現する注染や捺染はモダンで、洋服と同じような感覚で選べる楽しさがあります。ぜひ店頭で試してみていただきたいですね。▶︎詳しくは浴衣のブログ



合わせる帯次第で雰囲気もがらりと変わります。

淡い色目が優美な兵児帯も追加で届きました。



スペシャルな甚平は、<傳tutaee>のスタイルに外せないアフリカンワックスプリントも到着。また次のブログでご紹介しますね。



浴衣や甚平に併せて持っていただきたい日傘。モダンな絵柄は洋装にも素敵です。


贈り物としても喜ばれるはず。▶︎詳しくは日傘のブログ


日本の素晴らしい伝統技術、浴衣や甚平を着る行為を楽しむこと、<傳tutaee>とともに伝えていけたらと思っています。

今年は7/18(日)までと期間も長くとり、ゆっくりご覧になれますので、新宿へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

<fennica>オフィシャルインスタグラムもあわせてチェックしてくださいね。▶︎ @fennica_official_



『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.4』
会期:7/3(土)-18(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO



Mori