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心地良い服、quitan

連日お伝えしていた、新宿 fennica STUDIOにて開催の『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.6』は、海の日にて終了。

この機会でのご来店、誠にありがとうございました。


<fennica>の夏のご提案はまだまだ続きます。


今回は既にInstagramなどでご紹介していた<quitan(キタン)>を、改めてブログでも。


<fennica>では1stコレクションからセレクトしている<quitan>。世界中の民族や、その暮らしの伝統・工夫からインスピレーションを得てものづくりをしている、デザイナー 宮田 ヴィクトリア 紗枝さんによるブランドです。

今シーズンを象徴するものの一つに、フランスのアンティークリネンを用いたアイテムがあります。


<quitan>Antique Linen Utility Top
カラー:ECRU
価格:¥35,200(税込)
商品番号:66-01-0042-035

丁寧な仕事で高密度に織り上げられた100%リネンは、1900年初頭頃のアンティーク生地。麻の美しい光沢が見て取れ、風合い豊かな表情が楽しめます。


生地の耳巾は一つ一つ異なるアソートで、新宿には爽やかなBLUEが届いています。

デザインは英国のCC41(Civilian Clothing 1941の略称)のユーティリティベストがモチーフ。


そこにエプロンのようなディテールを加えています。これによって、リボンの結び方によるシルエットの変化や、耳巾のストライプの重なりが生まれ、奥行きのあるデザインになっていますね。


サイドには左右にハンドポケットがあり、エプロン部分は後ろで結ぶ着方に。

ですが、ポケットを使わずに敢えて前で結ぶスタイルもおすすめしたいですね。


結び目により腰位置の見え方が高くなり、このようにルーズなシャツをインナーに合わせても良いバランスが取れますよ。


合わせたパンツも<quitan>。


<quitan>Pom Pom Easy Pants
カラー:ECRU,INDIGO
価格:¥29,700(税込)
商品番号:66-23-0067-035

裾に並ぶポンポンが目を惹くこちらは、インドの手紡ぎ手織り、コットンカディを使った軽い穿き心地のイージーパンツ。


線で結んでいく点はカンタ刺繍を彷彿とさせ、凹凸が表情豊かにします。


ウエストはドローストリングで共布の紐が可愛らしい。


バックサイドの股下は補強として共布で円を描くような形で2重になっています。


このポンポンを引き立てるにはコントラストの出るカラーのシューズが良いですね。あるいは素足にサンダルでポンポンが揺れるのも素敵でしょう。


着丈の長いアイテムと合わせればメインのパンツとして。あるいは、同じような軽さのパンツの下に穿くインナーパンツとして裾からポンポンを覗かせるスタイリングも楽しいですよ。


デザインの良さはもちろん、軽い穿き心地で風を通して涼しく過ごせるので、ぜひ一度お試しいただきたいです。

最後に、どこかシルクロードの旅路を彷彿とさせるようなランダムに繋ぎ合わされたマルチボーダーへと編み立てられたキャミソール。


<quitan>Camisole
カラー:ECRU,CHARCOAL
価格:¥8,800(税込)
商品番号:66-04-0038-035

以前のシーズンでも別のアイテムでセレクトしていたのですが、始末の良いものづくりへの挑戦として残糸を用いて編み立てていることから、カラーや組成、柄の組み上がり方など一つ一つ仕上がりが異なるアソートのアイテムです。


サイドはフラットシーマで仕立てているため縫い目にごろつきがなく肌あたりも良いシンプルなキャミソールに。

絶妙な色目のマルチボーダーがレイヤードに彩りを添えます。


<quitan>の哲学、ものづくりの姿勢が、纏う人を心地良くする、そんなウェアが揃いました。

ぜひ店頭で触れてお試しいただければと思います。


そして…少し先のお話をすると、秋冬シーズンに向けて準備をしている<quitan × fennica>のベストが晩秋に届く予定です。


ブータンで手紡ぎされたウール糸を用いて、伝統的な手法で変形綾に手織りされた織物をフロントにあしらったスペシャルアイテム。


ぜひ秋冬シーズンの<quitan>もお楽しみに!


お問い合わせや秋冬アイテムのご予約は是非下記<fennica>店舗で承ります。

【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720




Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

quitan、文化の交歓

2021年春夏のデビューコレクションより取り扱っている<quitan(キタン=綺譚)>。


デザイナー 宮田紗枝さんは、“文化の交歓”をコンセプトに、世界中の民族服や文化から着想を得た服づくりをされていて、それらを集めて“綺譚”な話を紡いでいきたいとの思いが込められています。


素材の追求や、始末の良いモノづくりを目指す姿勢も素敵なんですよね。真摯に向き合うエネルギーを感じます。


2022 Additional Collection “Dialogue(=対話)”でも、目や手で触れて、その豊かな質感や表現に心奪われました。

今季のアイテムの中で一際目を惹くアイテムがこちら。


ブータンで手織りされた美しいテープを背にあしらったVネックニットソーです。 


<quitan>V-NECKED KNIT with BHUTAN HAND CRAFTED TAPE
価格:¥39,600(税込)
商品番号:66-11-0037-035


菱形紋がPINKやORANGE、GREEN、そしてBLUEと、絶妙な色彩バランスで織られたテープは、衣服を縛るための帯。幾つかあるパターンから<fennica>ではこちらのテープをセレクトしています。


<quitan>の感性によって中々触れることができないブータンの文化を纏うことが楽しめる素敵なアクセントに。

ボディに使われているウール素材も実に興味深く…

使われているのは、ニュージーランド南島のタラヌイ・ファーム産1/3有色ウール。

私たちが目にするウールというのは、羊毛に混入している草木の枯枝葉の破片などの植物性夾雑物を除去された状態が殆どだと思います。


ですがこちら、枯草も混じっているのが見えるでしょう。原料そのものが持つ、風合いや色味を活かすために、植物性夾雑物を除去する化炭処理の工程を一切踏んでいない素材なのです。

ウールの色味も染色をせず、人の手で選別され色を作っています。


これを尾州で編み立てられたウールインレー。片面を編まず大きめのループを残すことで生地に膨らみを出し、空気を溜め込んで保温性が高まります。


この素材の良さを存分に引き出せるよう、形はできるかぎり要素を減らしたシンプルなVネックニットソーに。首元はやや立ち上がり着物の襟のようにも見えるパターンで仕上げています。 


起点の高い前下がりの空きは、どこか韓国のトゥルマギのようにも。


[スタッフ徳永 身長152cm]


合わせたパンツは同素材のイージーパンツ。このようにセットアップスタイルもおすすめです。


<quitan>EASY PANTS
価格:¥31,900(税込)
商品番号:66-23-0032-035


パンツも素朴な素材の風合いを活かしたシンプルなデザインに。


足の線を拾わないゆとりある形ですが、ワタリから裾にかけて、非常になだらかな傾斜があり、きれいなシルエットです。


シームを表に出すことで生まれるサイドラインや裾のカーブラインも愛らしい。

首元のフーディーは、<quitan>の遊び心に溢れたニットマスク。


<quitan>WOOL KNITTED MASK
価格:¥19,800(税込)
商品番号:66-41-0001-035


すっぽりとかぶったり、首元まで落としてフーディやスヌードのように使ったり。ツンと角が立つシルエットがチャーミングですね。

1921年のイランで学舎の前に並ぶペルシャ人とアルメニア人の女子生徒たちの集合写真の資料を見たデザイナーが、頭に巻くスカーフや布がもしフードであったら、必要な時にかぶり、そうでない時は脱ぐことができる。

<quitan>でならば、そんな自由で遊び心と余白に満ちたものがあってもいいとの思いでデザインされたのだそう。


素材は南米パタゴニアで自生する高山植物だけを食べて育った羊の、換毛期に刈ったオーガニックウール。羊の食事から整理工程に至るまでできる限り科学的なものを使用せずに糸にしています。

ゲージは可能な限り太くしながらも、可能な限り軽く仕上げるため、10本の糸を無撚糸で使用し、熟練の職人のハンドニットで仕立てています。

もう一つのカラー、BROWNはアルパカ。


<quitan>ALPACA KNITTED MASK
価格:¥19,800(税込)
商品番号:66-41-0006-035


ペルーやボリビアの標高4000m以上の南米アンデス山脈地域で飼育されているアルパカの毛を使用しています。


高所育ちで寒さに強いアルパカの毛は、独特なぬめりを持ち自然な光沢と保湿性に優れています。無加工の毛糸は、着用を重ねることで人が持つ油脂を吸収し、それぞれの風合いに変化。滑りのある柔らかい毛は肌あたりもチクチクしにくい仕上がりです。


ブータンの帯をアクセントにあしらったアイテムはパンツでも。


<quitan>EASY PANTS with BHUTAN HAND CRAFTED TAPE - Wool Pile
価格:¥58,300(税込)
商品番号:66-23-0033-035

[スタッフ森 身長152cm]



ボディは色目も質感も柔らかなウール素材。

ウェイトのあるパイル地を⽺⽑で編み⽴て、⽚⾯に起⽑をかけることでさらに膨らみを持たせています。起⽑した膨らみの中に空気を含むので、穿き心地はとても暖か。そして肌あたりはふんわり、軽さもあるんですよね。


WHITEとGRAYの中間色TINTは、濃⾊と淡⾊2⾊の⽺⽑の原毛色をブレンドして無染色で作られた色目。ブータンの手織りのテープも、合わせる素材で印象が変わります。


BROWNのイージーパンツ同様、ワタリから裾に向かいなだらかな傾斜を付けたリラクシーなシルエット。


サイドラインを彩る贅沢なテープ使いが、なんとも魅力的です。

最後にこちらの美しいロングシャツ。


<quitan>"Ao Dai" LONG SHIRT-Jute/Bamboo Twill
価格:¥49,500(税込)
商品番号:66-26-0018-035

[スタッフ片桐 身長165cm]


深く入ったスリットが特徴的なロングシャツです。


トルクメニスタンで⺠族⾐装として着⽤されていた⼥性⽤の⽻織や、ベトナムのアオザイのような深いスリットをイメージしたデザイン。


経糸に30/1の⽵繊維、緯⽷に1/7(⿇番⼿)ジュートと40/2オーガニックコットンを使⽤し、経糸と緯⽷のバランスをあえて崩した綾変則組織の横⼆重織の⽣地は、⽑織物の産地である尾州にて、ウールの⼆重織りコート地と同等の640g/mもの⽬付けで⾼密度に織り上げています。


緯糸ジュートの間に細いコットンの⽷を挟み打ち込むことで、表情が荒々しくなり過ぎず程良い⾵合いと光沢を帯びた⽣地に仕上がるのだそう。


コンパクトな衿は、東欧で⽇常着として着⽤されていたファーマーズシャツを参考に。


張りのある生地が輪郭を際立てます。


大きなスリットを活かしたレイヤードも考えるのが楽しいアイテム。


片桐は鮮やかなミラーワークのロングスカートを合わせています。世界の民族服からインスピレーションを受けた<quitan>の洋服は、クラフトアイテムと好相性ですね。


<quitan>のアイテムは<fennica>のシーズンテーマ“Art to wear”をご紹介するスタイリングでも。








<quitan>の洋服は明日10/29(土)よりご覧いただけます。

<quitan>による“文化の交歓”、美しいモノづくりに、ぜひ触れてみてください。




Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。


quitan

2021年春夏のデビューシーズンから取り扱う<quitan>。

世界中の民族とその文化から着想を得て、ものづくりをするユニセックスブランドです。

2021年秋冬シーズンも心をくすぐる、素敵なアイテムが届いています。


<quitan>Wrap Skirt
カラー:RED
価格:¥39,600(税込)
商品番号:66-27-0404-035

<quitan>Wrap Skirt
カラー:GREEN
価格:¥39,600(税込)
商品番号:66-27-7025-035


鮮やかな色彩に思わず目を奪われるラップスカートは、ブータン北部のラヤッパという半遊牧民の女性が着る巻き衣から着想を得ています。 


大判のブータンの毛織物を4等分にして、軽やかにリネンの生地と合わせています。(そのため前の合わせは、ものによって右前・左前とがあるアソート。)




所々に織り込まれる文様は「守」を意味するのだそう。美しいです。



<quitan>Welders Jacket
価格:¥36,300(税込)
商品番号:66-18-0781-035


イギリスの溶接工が着ていた頑丈で肉厚なリネン生地で仕立てられたジャケットを参考にしたというワークジャケット。

ゆっくりと空気をふくみながら織り上げられたヘンプツイルで仕立てています。


経糸に綿糸、緯糸に独特な節をもつヘンプ糸を交差。あえて毛焼きを行わず、糸そのものがもつ表情を活かしています。


アジアの洋服作りから着想を得たという脇下の接ぎは、他のアイテムでも見られます。




<quitan>Work Pants(Women’s)
価格:¥42,900(税込)
商品番号:66-23-0970-035

<quitan>Work Pants(Men’s)
価格:¥42,900(税込)
商品番号:66-23-0947-035


こちらはヨーロッパの古いワークパンツを再現。ヴィンテージのパターンやディテールを踏襲しながらも、釦をくるみボタンにすることでスラックスパンツのような印象に仕上がっています。


尾州産地で作られたフクレジャカードという手法を用いる独特な凹凸をもつ生地は、緯糸裏部分の糸に強撚糸を用い、洗いをかけることで生まれます。

南仏の伝統的な織物、ピケドプロヴァンスを参考にしたのだそう。


サイズはユニセックスでご用意していますよ。


丁寧に一つ一つ向き合って生まれたことが感じ取れる<quitan>の哲学が詰まった洋服たち。

次の春夏シーズンも素敵なラインナップなんですよね。


ぜひ店頭でご案内させてください。



Mori

Jamaica -続 fennicaの春夏のお話-

12月7日より、2021年春夏の予約受付をスタート!ということで、一昨日のブログの続編を書かせていただきます。おさらいはこちらから。


“Craft to wear”


こちらが2021年春夏シーズン<fennica>の大きなテーマ。1920年代にセント・アイヴスに集まったクラフツマンやアーティストのワークウェアとデイリーウェアがイメージです。

今回はサブテーマとして掲げる、“Jamaica”についてのお話を。

<fennica>を愛用してくださっている方はご存知かと思いますが、ジャマイカはディレクター エリスのルーツであり、バイイングや商品製作にも反映されています。


まず紹介したいのが<sanca × fennica>“Jam Tee”。JamaicaのJamです。




<sanca>とのタッグは、過去に製作してご好評だったジャマイカロゴのスウェットシャツも記憶に新しいでしょうか?

今回はラスタとジャマイカ国旗のカラーリングで“Jamaica”を表現。<fennica>のために糸染めの色出しから依頼した、スペシャルなアイテムです。

鮮やかな発色は抜群のインパクト。




ショートスリーブに加え、ロングスリーブもユニセックスで製作しています。ボディのカラーバランスが変わって、これまた色遊びが楽しくなるかと!

合わせたベレーもお馴染みのタッグ<cableami × fennica>のものです。


<cableami>が<fennica>をイメージしてラスタカラーで製作したもので、“Jam Tee”と見事にマッチ。質感でコントラストをつけたコーディネートです。


ベレーもユニセックス。こんな風にインディゴのシャツにラスタカラーを効かせた着こなしも良いですよね。


こちらはレコードをイメージしたベレーです。被れるレコード??ユニークですよね。平置きするとまるでレコードのよう。


ブリムにラスタカラーがのった、スカをイメージしたハットも登場します。顔まわりが明るくなる、春夏らしいアイテムに仕上がっています。

ちなみに、“Jamaica”の話から少し離れますが、上のレディーススタイル写真で合わせた(上から)シャツ、スカート、Teeシャツは<quitan(キタン)>のもの。世界各地の文化と衣服から着想を得たものづくりをするユニセックスブランドで、2021年春夏デビューとなります。


こちらのパンツもそう。一つ一つのアイテムにストーリーが込められているので、またの機会で詳しくお伝えさせてくださいね。


“Jamaica”に話を戻しまして、2020年春夏の入荷後すぐに完売した<NECESSARY or UNNECESSARY × fennica>“Jamaica Tee”の新色も進行中です!(写真は完売した2020年春夏カラー)

また、こちらとは違ったロゴデザインのJamaica Teeもあわせて製作中。どんな仕上がりとなるか、どうぞお楽しみに。

*写真はサンプルを撮影したため、仕様が変わる可能性がございます。予めご了承ください。



<fennica>がテーマにする“Jamaica”というのは、ストリートブランドなどが切り取っているようなイメージではなく、1970〜1980年代のルーツ・レゲエスタイルからインスパイアされたもの。

レゲエはジャマイカのフォークミュージックであり、フォーククラフトにも通ずるという解釈も含めてピックアップしています。




これらはエリスのインスタグラム(@_terry_ellis_)のポストから。この通りラスタカラーは日本のフォーククラフトでもよく見られる色なんですよね。

<fennica>のフィルターを通し、様々な交わりから表現される“Jamaica”を、ぜひ楽しんで取り入れていただければと思います。



明日12/10(木)-20(日)の期間、「BEAMS CLUB ダブルポイントキャンペーン」を開催いたします。

秋冬のお買い物も、春夏のお買い物計画も、ぜひ<fennica>スタッフへご相談ください。



Mori