みなさん、こんにちは。
とっても久しぶりのブログとなりました。(なんと5年ぶり…!!)
東京は梅雨とは言えど少しずつ日差しが強くなり、初夏の訪れを肌で感じる季節になりましたね。
クローゼットの主役も本格的な衣替えに向けて、軽やかなアイテムに移り変わる頃ではないでしょうか。
本日ご紹介するのは、今シーズンの私たちの提案したい初夏のスタイリングです。

こだわり抜かれた素材が織りなす「白」のグラデーションに、新緑を思わせる瑞々しい「グリーン」を利かせた、大人のためのカジュアルスタイル。
お気に入りの服を纏うことの楽しさ、そして小さなディテールにこだわることの幸せが詰まったコーディネートを、写真とともに詳しく紐解いていきます。
異なる背景を持つ、ふたつの「白」が響き合う
今回のスタイリングのベースとなるのは、静けさの中に豊かな個性を秘めた「白」のワントーンです。
メインに使用したのは、絶大な信頼を集めるブランド<COMOLI(コモリ)>のジャケットとベスト。
一見するとシンプルなエクリュカラーですが、近くで見るとその表情の豊かさに目を奪われます。
ローシルク特有の「ネップ感(繊維の節)」を残したテクスチャーは、素朴でありながらもどこか退廃的で、極上のラグジュアリーさを醸し出しています。

今回はインナーにシンプルな白のタンクトップを合わせ、まずはベストを重ねてすっきりと。さらにその上から同素材のジャケットをばさりと羽織ることで、奥行きのあるレイヤードが完成します。
そして、この<COMOLI>の無骨で美しいシルクに合わせたのが、<OHROHEE(オロヒー)>のパンツです。
このパンツの最大の魅力は、アンティークの古いハンカチーフをモチーフに作られたという、繊細なアイレットレース。足元に向けてふんわりと空気を含み、裾のドローコードで絞るシルエットは、どこか少女のような無垢な愛らしさを感じさせます。
「シルクのネップ感」と「ヴィンテージライクなレース」。
同じ天然素材でありながら、全く異なる背景と表情を持つふたつの白。これらが組み合わさることで、単なる「白一色」には収まらない、心地よいリズムとモダンなコントラストが生まれるのです。
手元と足元に宿した、幸福な「グリーン」のアクセント
この美しい白のグラデーションを、より鮮やかに、そしてドラマチックに引き立ててくれるのが、今回のキーカラーである「グリーン」です。
「お洒落は足元から」や「手元は雄弁」と言われますが、今回はまさにその両方が主役。

足元に選んだのは、<CARVEN(カルヴェン)>のミュール。
フロントでリボンのようにツイストされた深みのあるグリーンのサテン生地が、クラシカルでありながらもどこかモードな佇まいを演出します。レースの裾から覗く<CONLEAD>のホワイトのソックスとのコントラストが、なんとも言えず可憐で、スタイリングに新鮮なアクセントを加えてくれます。
そして、このお気に入りのミュールに合わせて、手元にも同じグリーンを。

指先を彩るのは、<Marie-Hélène de Taillac(マリーエレーヌ ドゥ タイヤック)>のグリーントルマリンのリングです。
ジュエリー好きなら誰もが憧れるこのブランドならではの、ハッとするほど美しい発色と、贅沢なボリューム感。天然石だからこそ放つ、内側から湧き上がるような瑞々しい輝きは、まるで新緑の雫のよう。
「靴の色に合わせて、リングも色を揃えてみる」
そんな風に、自分にしか分からないかもしれない小さなこだわりを仕込むこと。
その「色遊び」という小さな贅沢こそが、忙しい毎日にトキメキをくれ、今日という一日を少しだけ特別にしてくれる気がしませんか?
佇まいを完成させる、シックな小物使い
ホワイトとグリーンの爽やかな世界観を、大人の日常着としてしっかりと着地させてくれるのが、シックな小物たちの存在です。
手元に携えたのは、<THE ROW(ザ・ロウ)>のミニマルなレザーバッグ。
コロンとした筒型のフォルムが愛らしく、上質なダークブラウンのレザーが、全体が膨張しがちなホワイトコーディネートをピリッと引き締めるコントラストとして機能しています。

さらに、首元で静かな存在感を放っているのは、過去道具として使われていたロニョン(手つきメガネ)をジュエリーとして仕立て直したネックレス。長めのコードで縦のラインを強調し、スタイリングにほどよい抜け感と、ストーリー性をプラスしてくれます。

初夏の特別なレイヤードを楽しんで
カチッとしすぎず、でも決してカジュアルすぎない。
それぞれのブランドが持つ「素材へのこだわり」と「歴史へのリスペクト」が響き合うことで、リラクシングでありながらも品格のある、初夏の特別なスタイリングが完成しました。

風が通り抜けるたびに空気をはらむレースの裾、光を受けてきらめく指先のグリーン。
お出かけがもっと楽しみになるような、そんなお気に入りの一着を、ぜひ店頭で見つけてみませんか?
今回ご紹介したアイテムは、すべてビームス ウィメン 原宿にてお取り扱いしております。中にはオンラインショップでの販売がなく、原宿の店頭のみでご覧いただけるアイテムも。
着用感やサイズ感、またお手持ちのアイテムとのコーディネートのご相談など、気になる詳細がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。スタッフが丁寧に案内させていただきます。
みなさまのご来店、そしてお問い合わせを心よりお待ちしております。
Takeuchi