英国の【貴族階級】は、上から順に
『公爵』→ 『侯爵』→『伯爵』→『子爵』→『男爵』
…親知らずを2本抜いて、体調を崩してしまった
『庶民』の花井です。。。

今日は、フラフラと、洋服の歴史
ただの『妄想』の話。

『イテッ、イテテッ』
『痛いって、もぉー。』
『ちょ、ちょ、まって、まって』
『ゆっくり脱がしてよ〜、もぉ〜、イテ〜、、、』
『いや、そうは言っても、“男爵”』
『早く治療しないと、取り返しが付かなくなっちゃいますよ。』
『さ、脱ぎましょう、はやく』
そーして、クリミア戦争(1850年代)で腕を負傷した、ラグラン男爵は、木製の『義手』となり、
男爵のために、腕を
『覆い隠し』『着脱しやすい』
『ラグランスリーブ』が考案された。


時はほどなくして、1850年代
▪️スコットランド(英国)に、
…この『ラグランスリーブ』を、
採用したコートが生まれる。

スコットランドの地名である『バルマカーン』を、そのまんまとって、
※『バルマカーンコート』誕生
特徴は、なんといっても一風、変わった、
こちらの『エリ型』

ボタンを留めて良し。

ボタン開けて良し。
(開けるとボタンが“見えない”仕様)
……つまり、コンバーチブル(両用衿)
コレが、当時の斬新なデザインで、話題を呼び、
バルマカーンコートのカラー…
バルマカーンカラー……
バルマカラー……
…『バルカラー』
この『衿型』を、そう呼ぶことになる。
そして、その『バルカラー』が、
『日本』にも、やってくる。
「いやー、なんとも、不思議な衿ですな」
「後ろの衿が高くて、従来のコートよりも立体的な表情だ。はて、これは、、、。」
(勇気を出して…)
「ワット、イズ、ディス?」
『あ〜ん、It is a one-piece collar design with a high back and a low front. If you fasten the first button, it becomes a stand collar and when you remove the button, it becomes a fall collar』
「ちょっと、コイツ、何いってるかわかんない…」「プリーズ スローリー、スローリー」
(海外の人、めんどくさ、なって)
『Stand and fall collar』
『……ス・テ・ン カラー?』って、言ってる。よ。ね。

さ、と、いうわけで、
『ステンカラー』は、和製語だ
※日本だけ。

その後、ステンカラー文化は、独自の『発展』と『解釈』を広げ、今では、

セットインスリーブとか、、、

『衿腰』高めとか、、、

・高い『スタンドアップ バル』
・低い『レイダウン バル』

『芯地』が入っていて、固めとか、、
(パリッと衿が立つ)

『チンストラップ』が付いたり、、、とかで、
バルマカーンコートから
時代に応じた、変化を遂げ、
『ステンカラー』の解釈は『広義』となる。

なので、今の日本で言う、
▪️左側が…『ステンカラーコート』
(スタイリッシュな凛々しいコート)
MACKINTOSH / DUNKELD ライトメルトン ステンカラーコート
価格:¥149600(税込)
商品番号:21-19-0245-118
▪️右側が…『バルカラーコート』
(クラシカルなゆったりとしたAライン)
MACKINTOSH / BALFIELD ライトメルトン ラグランスリーブ バルカラーコート
価格:¥162800(税込)
商品番号:21-19-0260-118
さて、
このクリミア戦争は、実はもうひとつ。
洋服の歴史を作っている。
「よいしょ、ふっ、ん〜、よいしょ。」
『被り式のニットじゃー、負傷した兵士には
可愛いそーだから、前開きのボタンにしてあげたら…』
「ありがとうございます。カーディガン伯爵」
というわけで、
『カーディガン』が誕生した
それ以前にも『前ボタン式』は、漁師用のセーターで存在していたが、
カーディガンは、
※『ベスト』をベースに考えられた
とされ、、、(ボタンの数とか)
マナーとして、
【1番下のボタンは外す】
伯爵パワーで、なんとなく『格式』が高いイメージのカーディガン
…スーツスタイル
ベストの代わりに『カーディガン』
では、このベストの、ボタンの1番下。
外すキッカケとなったのは、、、

…庶民派で愛された
『食いしん坊』の、ファッションリーダー
その名は、
▪️エドワード7世(1841-1910)
(ウィンザー公のおじいちゃま)
『恰幅の良い』国王…
晩餐会、ぷくぷくと太り
ベストの1番下は、留まらない。。。
側近たちのざわめき
『おい、全員、今すぐボタンを外せっ』
『はやく、デンマーク朝のかたも見てらっしゃるぞ。さ、はやく』
誰も国王に、
※恥をかかせては、イケないのであります。
我が国では、ベストの1番下は外すのが、由緒正しき、貴族のマナーでございます、顔
『アンボタンマナー』の文化が発生した瞬間だ。
(同様に、スーツのフロントも1番下は、留めない。アンボタンマナーが始まり、留めないときが、1番美しく見えるようにテーラーは、仕立てをするようになる。)
ただ、エドワード7世……の『功績』
『かっぷく伝説』は、まだまだ、続く

▪️パンツの『クリース』センターライン
今度は側近が、うっかり
パンツの“たたみ方”を間違えて、
(横たたみと縦たたみ)センターに、折り目が入っちゃった。。。
エドワード7世は
『ま、いんじゃない』で、そのまま着用。
その寛大なハートによって
今では、『クリース』は、当たり前となった。
おかげさまで、
(太っちょでも、短くても)
足が『細くて』『長く』見える(はず)
“ドン”

エドワード7世に感謝です。
よっ、さすが、【かっぷく国王】
生まれ持った体型に頼らない、、、服の探求
これぞ『エレガンス』
なんだか、久々にブログを書きましたが、
洋服の歴史も、楽しいですね。