こんにちは。
少し暖かい聖なる日。
遠慮がちな賑わいを感じるけども
街へ繰り出す人もいれば
大切な家族や仲間と過ごすこと選ぶ人が多そうな今年。
それはそれで大事な時間。
本当は今日の主役になるであろうケーキの話をしたいけど
あいにくぽっちゃりしている割に甘いものは苦手w
そんな僕に意外というか珍しく
焼き菓子のリコメンドをしてほしいと依頼が...

依頼主は関西ではおなじみの情報誌【SAVVY】。
過日紹介した【Meets Regional】と同じ京阪神エルマガジン社で
BEAMSが関西出店以降お世話になっている雑誌の一つ。
街を楽しむ支えとなっている。
実はこの[焼き菓子]特集と先月の[パン]特集を連続で依頼を頂き
必死のパッチでまとめた記憶ww
この雑誌、ページの殆どが足で集めて稼いだ情報という事は十分にわかるし
内容が濃い...ホントにすごいと毎月思う。
僕がこの雑誌と関わるスタッフをリスペクトする理由がそれ。
関西の方は是非最寄りの書店・コンビニで手に取ってご覧ください!
ここから話は紹介した店とお菓子の事を。
産まれも育ちの未だ半分は大阪の僕が
おいしい焼き菓子と思ったのは随分前に頂いた
神戸・某洋菓子屋のマドレーヌとフィナンシェ。
世の中にこんなにおいしいモノがあったのに知らなかった自分を
恥ずかしく思った衝撃な出来事←割と大げさ(笑)
吉本新喜劇の和子おばちゃんなら“おお、かみさまぁ...”と
天を仰いでいたかもしれない。
脱線したので話を戻すと焼き菓子って自分で食べるというよりも
何かしら大切な人に会う際にもっていく手土産としては欠かせない。
流行りには疎いけど何でも、どうでもいいわけではない。
その視点で紹介したのが神戸市内ではないけども
海に近く淡路島に手が届きそうな街、明石にある〈くるみや〉のマドレーヌ。
洋菓子ではポピュラーなマドレーヌではあるけども
他の店と違いあまり焼き色を付けず上品で“色白”、
先代のオーナーがこだわって作った菓子と教わった。
ここの菓子は兵庫県下の果物や素材を使う地産地消のスタイルだけども
その他の細かな部分も素朴でどこか北欧のそれにも繋がる雰囲気を持っていて、
個人的に大好きな冷凍ソフトクリームの包装やショッパーなどの
ロゴやグラフィックもまさしく長く愛される要因に思える。
実際ここは本店のある明石(計3店舗)と唯一のれん分けをした札幌にしか店がない。
昔から明石に住む友人や知人に聞くと地元で洋菓子買うならココと
当たり前のように答えとしてかえってくる
〈くるみや〉に感動するとともに地元住民の方々も誇りにしているような...
焼き菓子、人と人をつなぐモノ。
この一冊にいろんな人の想いが詰まっている...そんなローカルな雑誌。
