今夜も格闘技ネタです。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
ジムの同期に大和哲也と申しますK-1ファイターがおります。日本はもちろん、世界での評価が高い選手です。
格闘技に限らず、常に前向きな姿勢はいつも力をもらっています。
ここまで世界、国内含め8本のベルトを獲得。現在はK-1のスーパーライト級の頂点を目指してる選手です。
少し前になりますが、大和哲也選手は8月24日にK-1大阪大会に出場しました。試合当日の裏側をお伝えしたいと思います。
ビームス ハウス なんばの近所にあります
エディオンアリーナ。K-1の会場はいつも大きくて華やかです。
この日の控室は大所帯。
各選手、控え室の表情は様々です。ビンビン
緊張感が伝わって来ます。
その中でも1番気持ちがコントロールできていた大和哲也選手。
このリラックス感からスイッチが入り、
リングで爆発するパワーは本当にカッコイイのです。
この日は第5試合。試合開始時間を逆算して準備を始めます。
最初にバンデージを巻きます。ここから少しずつ気持ちを上げていきます。
ストレッチを入念に行った後、徐々に体を動かします。
相手をイメージしたシャドーボクシング。とても綺麗なフォームでいつも見入ってしまいます。
ここから集中力のギアが更に上がります。
心肺機能に刺激を与え、攻撃と防御の最終チェックをします。この日は9ヶ月振りの試合で最初は硬さがありましたが、徐々にリズムを取り戻しました。
グローブを装着し、テーピングで固定。
グローブは8オンス。びっくりするくらい薄く出来ています。あのパンチがまともに当たったら…。格闘技はスリリングです。
いよいよ入場です。前の試合がKO続出で
試合開始時間が早まりました。
タイの御守りプラクルアンを首から下げ、ジムの会長が気持ちを込めてモンコンを頭に付けます。この瞬間は私の大好きなシーンです。
会場には入場曲「大和唄」が響きます。
コスチュームを纏い、いざ出陣!!!
試合内容はコチラを是非ご覧下さい!
試合は3Rの激闘の末、判定決着へ。
ドキドキ…。
勝った〜!!!パンチでダウンを奪って3-0のフルマーク判定勝利。
試合のセコンドにつくと、とても貴重な体験ができます。試合前の選手の息づかい、鼓動、気持ちの変化を感じ取ることができ、人間の強さと弱さが入り混じった極限状態を見る事が出来ます。とにかく全てが非日常的で刺激的な時間なのです。
競技のキックボクシングは痛いし怖いのに大好きなんです。自分でも訳が分かりません笑
人間不思議ですね。
大和哲也選手には絶対K-1のベルトを獲得してもらいたいと日々思っています。彼が戦い続ける限り僕はジムでミットを持ち続けます。
大和哲也選手と一緒に受けたプロテスト。
記念受験して、選手としてのキックボクシングにピリオドを打った私は、やり続けていたらどうなってたんだろうといつも自問自答しています笑 でも中途半端な気持ちじゃ上手くいかないのはどの世界も同じ事。
私はビームスと言う名のリングに上がり続ける事が出来るように日々コンディションを整え、お客様の楽しいお買い物を手伝いたいと思います。
森 正博
控え室でK-1ファイターで1番面白い木戸選手と。試合前でもこの表情。強さと笑いの共存が素晴らしいのです。
次回は初めて洋服について書きます笑