ご機嫌いかがでしょうか、銀座店の新井です。

JACKET: RING JACKET ORDER
SHIRT: BEAMS PLUS
PANTS: INSCRIRE
SHOES: RAF SIMONS
SCARF: BEAMS HEART
スウェットパンツの沼にハマり過ぎて身体がユルユルになりそうだったので少しだけキチンとパンツ履きました。やっぱりイイです、カーキチノーズ。
最近はもっぱらイタリア製品よりも国内ブランドやビームスオリジナル製品をクロスオーバーする日々。でもこの十何年でここまでどハマりして買い集めちゃうブランドは無かったです。もうこのブランドのパンツはスウェットパンツで5本、トラックパンツ2本も買っちゃってます。そしてコレ。

BUZZ RICSON'S x INSCRIRE/別注チノ
カラー:ベージュ
サイズ:S〜XL
価格:¥25,300(税込)
商品番号:11-23-0283-086
シルエット、生地チョイス、ステンシルプリントといいこんなチノーズ出会った事無い。悔しい位に90年代の我が10代の思い出をフラッシュバックさせる様なヴィンテージディテールも相まってオジサンの心はときめいちゃってます。
そのせいか95年に突如日本の若者を熱狂させた<RAF SIMONS>のシューズを合わせてしまうのは完全にノスタルジックからくるものでしょう。あの頃盲信的に片道3時間をかけて宇都宮から渋谷にやってきて、お年玉かき集めて買い漁ったアラジンセインTとかクラッシュカレッジスウェットとかワイドスラックスとか。いつの間にか家のクローゼットから消えてしまってましたが今になって着たくて仕方が無いッス。
家宝のように残しておいたクリスチャンポエルの服達はいつの間にかオカンが近所のハイファッションオバ様に全部あげっちゃってたし泣
思えば女の子にモテたいが為にオシャレをして、そして学校でのイケてる上位層生徒になる為にオシャレに明け暮れたあの10代は、アメリカンカジュアルやらアウトドアスポーツブームやらヴィンテージブームやらモードブランド隆盛やらで1年単位で着る服のテイストがコロコロ変わって忙しかった。
ブームが変わる兆しを敏感に感じとり、今着てる革ジャンやらジーパンやらをいち早く後輩達に高値で譲ってお金を作り、まだ宇都宮のショップに入ってくる前に東京に行ってトレンド最先端を買い漁る日曜日。

そして翌週からは宇都宮オリオン通り〜ユニオン通りをパイオニア気取って新しいファッションで何往復も練り歩くという苦笑
あの頃はクレープとかフラペチーノとかじゃなくてタコ焼きとたい焼きをオサレなファッションで道端で食べてた。
なのでこのチノパンはその頃のアメカジヴィンテージブームとデザイナーズブームとが一緒になってバニラとチョコのミックスソフトクリームの様な贅沢極まりない幸せの1本なのです。そしてあの頃は着れなかったけど、憧れのトレンディドラマ俳優達がこぞって見に纏っていた紺ブレをようやく大人になれて合わせる事が出来てます。
どーでもイイ事なんですが最近ハマったドラマの影響で人生を2周目おくるならその当時の10代をどんな風に過ごしてどんなファッションをするかなーって妄想すると楽しくて1人でニヤニヤしてます。完全に初老の思考回路ですね。
自分が20代後半のセレクトショップを立ち上げた頃にメチャクチャおしゃれなプレス担当の女性に憧れてて、どんな服が欲しいかとか質問しまくってたら、アラサー以降になってくると若い頃に着た憧れのブランドの服とか普遍的な名作を再度買い直して、前とは違った今の着方を楽しんでるって言ってたのが何だか四十路の今はすごく分かる気がします。

今日の格好もアイテムとしては90年代の憧れたあの服をリバイバルしてる様なもんだし。あの頃はみーんなフライトジャケットやスタジャンやスカジャン着てましたが、今もまたリバイバルで結局おんなじ合わせしてるし。デザインは変わらずともデカいサイジングだけで新鮮に見えるんだから面白いもんです。
今はSARTO BEAMSの事業開始に向けて大詰めだったりリアル店舗にもお客様が沢山来てくれたりで、流石にそれだけでもしばらくはキャパオーバーな感じですが、世界中のトラディショナルファッションを東京というフィルターで思い思いに表現出来るこじんまりとしたリアルクロージングサロンをやってみたい気持ちはしっかりと胸の内に有りますね。
何だかそんなオジサンの淡い夢見る気持ちにさせてくれる上にノスタルジックな青春の思いまで湧き起こしてくれる<INSCRIRE>の素晴らしいチノパンでした。
表題は勿論ロックの大御所の67年発表のサイケデリックかつメロディアスな名曲
she is a rainbow

rockarchive/THE ROLLING STONES
価格:¥194,700(税込)
商品番号:23-83-0111-950
彼女は何処にいても鮮やかな色をまとって現れてくれる
彼女が髪をとかすと虹のようになるんだ
何処にいても周りが鮮やかに彩られる
その当時のリーダー、ブライアンのサイケデリック傾向をまんま表したビックリする位にお花畑の様な歌詞やメロディー。
硬派なファンなんかは好きじゃ無いってよく聞きますがその当時のバンドの不安定な状況や彼等の心情を辿っていく中でこの曲を聴くとまた違った印象を受けるんです。でもそんなの関係なくシンプルになんか吹っ切れて美しいメロディーとロマンティックな歌詞に心が躍ります。
数多のセレクトショップブランドで商品を手掛けてきた<INSCRIRE>女性デザイナー、岡氏の服に僕の心は躍り鮮やかな彩りをもらえてる気がするんです。昔だったら日本国内の服にそんな気持ちにはならなかったでしょう。舶来品嗜好ばっかりで国内の洋服には目もくれなかった筈。海外に実際に渡って各国の服を見てきた後では日本発のブランド達の素晴らしさを素直に受け入れる事が出来た様な気がします。
she is a rainbow.
きっとこれからも日本のブランド達が僕らを楽しく彩ってくれると。
銀座でお会いしましょう
新井