皆さまこんにちは!
こども ビームスのタカハシです。
皆さま、「ランドセルができるまで」の第一弾、第二弾、第三弾、第四弾、第五弾は
もうご覧いただけましたでしょうか??
まだの方はぜひ合わせてご覧くださいませ♩
第六弾の今回は、
~安全性、耐久性について~
です!
まずは、安全性についてです!
実は、ランドセルに反射材が使われているのをご存知ですか?
このように外周と、ショルダー部分に使われいる「反射材」。
大峽製鞄では、”ヒカリ玉”と呼んでいるそうです。
呼び方がカッコイイですね。
車のライトなどに反射して、暗い道でおこさまを安全の守ってくれる役割をします。
元々は帯状の素材なのですが、大峽製鞄では、反射材を使う箇所によっては、
中に芯を入れて丸くすることで、美しい形になるようにしています。

このちょっとしたひと手間に見える作業、実はとても繊細。
「一番おこさまにあたる大事なところなので、丁寧に作っています。」とお話されていました。
そして、挟み込んだ反射材の部分も一緒に5番と呼ばれる太い糸でミシンをかけています。
こちらは、防犯ブザーをつける金具を打ち付けているところです。
「たまに防犯ブザーの音を鳴らしてみるのは大事ですよね。いざという時に電池が切れていないように。」と、
実際にランドセルを使うおこさまのことまで考えて作っている気持ちが伝わってきました。
おこさまの安全はもちろん、親御さんの安心にも繋がるように心掛けているそうです。
次は、耐久性についてです!
毎日、しかも6年間使用するランドセルの中でも一番負荷のかかるショルダー部分。
ランドセルとショルダー部分を繋ぐのは、こんなにしっかりした金具です。
レザー部分には、このように穴があいているだけです。
金具のパーツを組み合わせます。
つなげた後は、こんな感じです。
見た目の美しさはもちろん、
細部にいたるまで安全性や耐久性までしっかり考えられ、
おこさまが毎日使うシーンを想像しながら作られていました。
では、今回はこの辺で。
第七弾の”たまの”のブログもお楽しみに!
次回で、最終回です。