こんにちは!
ビームス 二子玉川の吉田です。
突然ですが私、二子玉川店で働く傍らフォトグラファーとしても仕事をさせていただいてます!
写真を撮ったり動画を撮ったり編集したり。。。
え?どこにいったら見れますかって?
二子玉川店のInstagramで時々見ることができますよ!
スタッフ千葉とも動画にて、メンズカジュアルの面白い企画を考えておりますのでお楽しみに。是非フォローしてお待ちください。
さてさて、そんなフォトグラファー吉田と一緒にカメラないしは写真について知識を深めていこうではありませんか!
そんなこと思った矢先、店頭でこんなモノを発見!

こちらは“THE INTERNATIONAL IMAGES”というロサンゼルスの会社とのパートナーシップでスタートしたアートフォトプリントブランド。
世界的に著名なフォトグラファーのアート作品やネガフィルムを所蔵している会社なんです。
通りで見たことある写真なわけですね。
では1つずつ深掘りしていきましょうか!

こちらは1975年に某世界的ファッション雑誌のために撮影された写真。撮影したのはヘルムートニュートンというフォトグラファー。被写体が身につけているのは、某ラグジュアリーブランドのタキシード。
哀愁を漂わせる被写体はタバコとタキシードも相まって男性に見えますが、実は女性です。この作品にはこの1枚以外にも写真があり、もう1人女性が登場します。2人の対比にも注目していただきたい作品です。
ヘルムートニュートンは、20世紀を代表するファッションフォトグラファーで、ファッションフォトに革命を起こしました。
現代の写真家でも多くが彼の影響を受けて、写真を撮っていると公言しています。
事実、僕の1番好きなフォトグラファーも彼をオマージュした作品が多いです。
是非この一枚のみでなく、一連の作品をご覧になってみてください。
次はこちら!

1955年、俳優である被写体の遺作となった映画の撮影中に撮られました。
彼はこの映画の撮影の1週間後に24歳という若さで亡くなります。
初出演の映画でアカデミー賞にノミネートされる実力者の彼。若くして亡くなったのが悔やまれますね。
撮影したのは、フランクワースという人物。主にハリウッド俳優を撮影していた写真家です。
大学在学中に自分の写真を企業に持ち込み、写真家としてのキャリアをスタートさせた熱い男です。
彼の写真の多くは、1999年に彼が亡くなってから自宅で発見され、評価されていきます。

こちらも同様に彼の死後再度評価されたもの。
かの有名なマリリンモンローを撮影した写真です。
ハリウッド俳優の写真で1番有名な写真ではないでしょうか。
1962年に亡くなったマリリンを撮影した写真が、1999年以降に時代を超えて評価される。撮った人も撮られた人ももういない。
これが写真の魅力だと思っています。
データではなく写真もしくはネガを残していたことで、後世に引き継がれていくんですね。
無論、当時はデータなんていう概念もありませんでしたが。。。
長々と書いてしまいました。
こんな風にプリントのバックボーンを知ると、不思議とTシャツがより一層魅力的に見えてきませんか?
僕はマリリンにしようかな。
綺麗目な格好に少し大人な遊び心を出せるのでは?
でもヘルムートニュートンが好きだな。
んーどうしようかな。
ちょっと悩みます。
ということで、お読みいただきありがとうございました!
また次回のブログでお会いしましょう!
ビームス 二子玉川
吉田








