皆様
ボンジョルノ!
私は今、ヴェネツィアに来ております。
コロナ禍になってからは初となる海外出張にきております。
出張の模様やスナップなどをお届けしていければと思っております。
出張初日はすべて日本からイタリアまでの移動で消えました。
パリ経由で今回は渡航したのですが、まぁ遠いこと。笑
パリまで15時間、乗り継ぎで4時間半、そこからヴェネツィアまで1時間半。
正直ヘトヘトでした。
ただ、この方々は元気でした。笑
弊社の副社長である遠藤さんとご存知ドンムットーネさん。
この3人で長旅を乗り越えました。
ヴェネツィアはこちらの3人に現地契約社員の田中さんを加えた4人で工場視察、商談、リサーチなどを行います。
疲労困憊の小林とは違い皆さん、嘘だろ!というぐらいパワフルで、見習わないといけないな。と思っておりました。
現地に着いたのは24時付近だったので、店はもちろん閉まっていたので田中さんが買ってくれていたピザを食べてすぐに就寝。
2日目はかなりハードなスケジュールでした。
シャツ工場、ジャケット、スーツ工場の計3社を電車、車を乗りついで1日かけて移動です。
朝7時30分に集合して、ヴェネツィアに戻ってきたのは夜の8時でした。
案内して頂いたのは、イタリアのクラシック業界の重鎮プリモ・グエルチレーナさんです。
いつもは華やかな色のスタイリングをされている印象のプリモさんですが、この日は全身ネイビーのリラックスしたカジュアルスタイルでした。
ただ、やはりそこはプリモさん。
カジュアルながらもとても品があるスタイリングで自分もとても好きなスタイリングでした。
ウールもしくはウールカシミヤかもしれないぐらい柔らかな生地のカバーオールのようなディテールのジャケットにケーブルニット、ウールパンツにマウンテンブーツのデザインを落とし込んだスニーカー。
何気ない格好ですが、とても洗練されてました。
そんなプリモさんに案内して頂いた一件目は世界中のメゾンブランドなども手掛けるシャツメーカーの「GALLIA(ガリア)」のオフィスと工場。
ついて早速ミーティング。
日本で依頼していた修正を実際にパタンナーの方を交えて商談。
自分は意外に熱が入るタイプらしく、この日も商談終わったあとに結構熱かったね。と言われました。笑
自分では気づいていない部分ですね。
その後、工場の方へ
機械もかなり大掛かりなものを導入されていましたが、大事な部分はやはり人の手で。
これはどこの工場にも共通している部分で、やはり人の目で、手で縫い上げる、管理をすることがとても大切だということを改めて感じさせてくれました。
この日もスペインを代表するビッグメゾンブランドのシャツを縫っているところでした。
滞在時間も短く、車で移動し次の目的地まで。
話が長くなってきましたので続きはまた次回。
最後にこの日のスタイリング。
ヴェネツィアは寒いと聞いていましたが、そこまで寒くなく日本とさほど変わらない気温でした。
かなり忙しかったのでまったくイタリア感のない背景でしか撮影できず…
もったいないですよね…笑
明日からもっと良い場所で撮影します。
ではまた。
小林