皆様こんばんは。ビームス 神戸、赤松でございます。
本日もはりきってBEAMS PLUSに心奪われた中年男性の日記を書き綴りたいと思います。
そう、やっている事はほぼポエマー。
本日の赤松はポエマーです。
ポエ松です、よろしくお願いいたします。
さて、私が1930年〜くらいのアメリカに心奪われたお話でございますが
あらかじめお話しておかねばならぬのは
BEAMS PLUSの世界観というのは1945年〜60年であり
厳密に言ってしまうとカテゴリーの外であること。
外ではあるものの、この辺りの雰囲気はどこか通ずるものがあり、うん、なんとなくOKでしょくらいの感じでやってますので
本当のBEAMS PLUSの方たちには怒られてしまうかもしれません。
悪しからずご了承頂き、雰囲気で読んで頂けますと幸いです。
私がBEAMS PLUSに心躍らせたきっかけは一着のロングコートからはじまります。

Over Coat Brown Herringbone
価格:¥184800(税込)
商品番号:38-19-0145-564

うん、このドッシリとした男性らしさ溢れるこちらのコート。
格好いいを飛び越えてもはや美しいの領域ではないでしょうか。
入荷時は特に気に留める事はなく、
えらい分厚いコートが早い時期に入荷してきたなくらいにしか思っておりませんでしたが
ある日の休憩時間に何となく試着したのが歯車の動き出した瞬間でございました。
商品名称の由来にもなる大きめな作りもさる事ながらラグランスリーブの作りも相まって
少しゆとりのあるサイジング。
私の体型であれば38がジャストでしたが
40も試着。
仲間たちの大半が38だと言う中、なんとなく40が格好いい気がするという感覚が捨てきれずに
ビームス 神戸、ビームス プラス担当の重鎮 山田まさし氏に意見を乞うたところ
「多分赤松くんが言いたいのってこういう雰囲気でしょ?」
と投げかけられた一枚の写真。

「そうそうそうそう!そう言う事です!」
感覚の言語化、視覚化を一挙に済まされた私はまさに
目から鱗
鼻からガンダム
耳からモンゴリアンダイナマイト
状態に陥り、
今季のアウターはこれにすると心に誓う事になりました。
後日山田まさし氏不在時に同じくビームス 神戸のビームス プラスの軍神 与那嶺氏とこのコートの議論になり
どうやらこちらのシリーズはBEAMS PLUSの旗艦店である
東京は丸の内店のマネージャー、鈴木たいじ氏がプロデュースされているとの事。
与那嶺氏との議論は続きます。
どうやら50年代ベースみたいですよ。
まじすか、でも50年の資料にこんなん出てこないですよ。
いやたいじさんが何の根拠もなくこんな事する訳ねぇ。
まじすか、でもやっぱりセットインスリーブがメインな気が、、、
ラグランの資料あったあったあったあったあった!!!!
的なやり取りがありつつ、これで晴れて身も心もオーバーコートと融合ができた私は貯金を決意。
途中別のサイズが実売になり焦りつつも
フリマサイトにてコツコツ私物を売り払いつつ
軍資金を調達したわたくし。
袖が長いので合わせてもらい修理を終え
晴れてこちらのコートが我が家にまいりました。
そしてこの時はすでに
山田まさし氏から与えられた前述の写真の虜になっており
せっかくのコート、せっかくならばとことんいきたい欲がみなぎり過ぎてしまい
資料の絵に見られるような当時のスーツ、
当時のクラシックスタイルに傾倒していく事になるのです。
つづく。
下記より赤松のページへ。
フォロー頂き続編をお待ち下さいませ。
