こんにちは!
本重です!
今日は23SS LINE UP 〜アウター、ブルゾン編〜です。
それではさっそく。
(ご紹介するアイテムは23年春夏シーズンに展開予定のものです。状況により予告なくキャンセルや、納期の遅延、仕様の変更などが考えられます。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。)
「〈HEUGN(ユーゲン)〉。デザイナー小山氏による2019年スタートのドメスティックブランドです。”伝統”と”今”をコンセプトに掲げ、拘ったものづくりで日本人の持つ奥ゆかしさや趣きというものをモダンに表現したコレクションを展開しています。」

「まずはこちらのコート。1940年代に作られていたバルカラーコートをデザインソースとして仕上げられた一着です。フライフロントにラグランスリーブのオーセンティックなディテール。生地にはポリエステルとシルクをブレンドしたものを採用し、滑らかな光沢感から生まれるドレープが上品です。ゆったりと流れるようなシルエットもエレガントな、大人っぽい表情を見せてくれます。」
「コートから外れてしまいますが、ブランドつながりでこちらをご紹介します。パネルボーダーのカットソー。」
「コットン×リネンの生地はイタリアのシャツメーカーのものを使用しており、柔らかく滑らかなタッチがカジュアルながらドレッシーな空気感を持っています。ミリタリーのスリーピングシャツをベースとしており、ボートネックのような襟もとの表情もこなれたルックス。変則的なボーダーが上品なアクセントとなっています。」
「リネン×コットンのミリタリートラウザーズ。ヴィンテージのM-43カーゴをベースとし、ブランドらしい解釈で大人っぽく仕上げられています。ハリのある生地がストンと落ちる表情はオリジナルにはない綺麗さ。ほどよいミックス感がこなれた一本です。」
「〈CANTATE〉。シルク100%のモッズコート。」
「こちらはヴィンテージのM-51タイプのモッズコートをソースとしながら、サイズ感をモダンにリファインした一着。洗えるヘビーシルクグログラン素材を用いており、ご自宅での簡単なケアが可能となっています。ポイントはやはりこのシルクの素材感。ギュッと詰まったシルクは、ずっしりと滑らかで柔らかな落ち感という唯一無二なニュアンスを与えてくれます。ふわっとした色出しも非常に品があり、どんなコーディネートも大人っぽく洗練されたムードに仕上げてくれます。汚れたら洗えるので、そこまで気を遣わず羽織れる点も魅力ですね。」

「こちらもアウターではないですが、、スウェットのセットアップです。」
「パーカはシンプルなフーディ、パンツはややワイドシルエットのセットアップ。ガーメントダイの生地は着込んで洗う度に色落ちが進み、ヴィンテージ感のあるこなれた風合いが増していきます。ハリのあるバルキーなルックスが大人のリラックススタイルにほどよく抜け感を出してくれます。」
「〈K・WAY(ケーウェイ)〉。1965年創業のフランスのウェアブランドです。ビームスでは久しぶりの展開となります。これは以前展開していたようなイタリアンなムードとはバイイングの意図が少し違い、ゆったりとしたシルエットでほんのりフレンチなテイストを混ぜていくような、クラシックのハズしといったムードでの展開です。今回はブランドを代表するフルジップパーカをショート、ロングタイプでご用意します。」
「70年代のアーカイブモデルから復刻させたデザインとシルエットで、ややリラックスした空気感。ロゴも旧ロゴを再現しており、ほんのりレトロ感のある佇まいが今の気分とマッチしますね。フランスブランドらしいカラーセンスもポイントで、ニュアンスのある色出しが魅力的。色のトーン、ナイロンの軽快なドレープ。このノンシャランなムードが現代のドレススタイルのスパイスとして非常に洒落ていると思います。ちなみにトルソーが着用しているロイヤルブルーは別注色です。」

「〈LE LABOUREUR〉。この秋冬シーズンに展開していて非常に人気のあったチョアジャケット、所謂カバーオールを23年春夏シーズンでは素材を変えて展開します。今回はコットンとリネンをブレンドした生地を採用。ハリのある生地は、着込んでいく度に味が出て風合いが増してきます。ブラックとナチュラルなオフホワイトの2色展開予定です。」

「〈CINQUANTA〉。ミリタリーシャツをベースに作った別注モデル。実は2年ほど前に展開していたものなのですが、今また気分だなと思い23年春夏シーズンに復刻します。ヴィンテージのアーミーシャツをソースとしたこちらは、男っぽくも抜け感のある大人のリラックスムードが漂う一着。サイドにスラッシュポケットが付く点もこういったスエードものにはあまりなく、機能的な面で見逃せないポイントです。」
「未だサンプルが整っていませんが、他にも定番のライダースにボンバージャケット、別注のスエードワークベストにスエードカバーオールなど豊富に仕込んでいます。ぜひご期待ください。」
「〈Barbour〉。23年春夏シーズンでは展開する全てが別注となります。」

「”BEDALE”に”TRANSPORT”、”BEAUFORT”、”GAMEFAIR”、”WHITLEY TRENCH”、”HOODED HUNTING”、それとベースボールキャップ。人気の定番モデルから気分を反映させたクラシックなものまで、豊富なラインナップとなっています。素材はピーチドコットンとポリエステルが中心です。」
(一部別のブランドのハンガーに掛かってしまっています。申し訳ございません。)
「今回から採用したポリエステル素材の生地ですが、以前のシェイプメモリーに比べハリコシが出ており、色のトーンも深くなっています。また、ブランドロゴもこちらに統一される予定です。」
「中でも型から別注し製作したモデルがこの”HOODED HUNTING”。インラインのものよりもシルエットをよりリラックスしたルックスへとサイズアップし、さらにフードの立ち上がりから見せる襟の表情にまで拘っています。着丈のバランスも細かく調整し、ブランドの男っぽさを活かしつつも、ナチュラルな上品さを引き出せるような、上質感あるムードに仕上げました。」

「では次ですね。こちらです。。。」
とんでもなく長くなってしまうのでひとまず今日はここまで。
続きは次回に。
23SS LINE UP 〜アウター、ブルゾン編 ②〜
をお届けします。
本重