<BEAMS F>2025年春夏ラインナップ説明会<Fumiya Hirano LONDON>

伊藤 大貴 2024.11.26

こんばんは!伊藤です。


さて、本日は、、、



<BEAMS F>2025年春夏ラインナップ説明会にて、平野史也さんにお越しいただき、詳しくお話をお伺いできましたのでその様子をブログにて紹介させていただきます。

早速いきましょう。


※ブログ内に記載の情報は記事公開時のものであり、仕様や価格など今後変更する可能性がございます。

あらかじめご了承ください。

また、以前からご要望が多かったので今回からは商品番号、商品名はなるべく載せようかと思います。その代わりお値段やカラー名、サイズ展開などは仕様変更となる可能性が高いので設定しないようにしますのであらかじめご了承ください。

気になる商品ございましたら商品番号で店舗スタッフまでお問い合わせいただければと思います(商品名は正式なものがまだ決まっておりませんので伊藤の独断、偏見、予想でつけさせていただきますので悪しからず)。 




FUMIYA HIRANO LONDON 6つボタンブレザー
価格:¥169,400(税込)
商品番号:21-16-0637-940

まずはジャケットについて。BEAMS Fで取り扱うジャケットは全てBEAMS EXCLUSIVE MODEL。

<FUMIYA HIRANO Bespoke>のジャケットよりラペル・ゴージ位置を調整しております。


形は<FUMIYA HIRANO Bespoke>が得意とするイングリッシュドレープを意識し、通常のジャケットよりも高い位置で絞りの効いたウエストラインと、肩パッドも入っている袖山が英国らしいビルドアップした面構えに。前面はもちろん後ろ姿も男らしい印象です。ベントも深くしており英国らしい表情です。

そんな英国らしい表情を残しながら日本人の体型に合わせて袖は前に降りやすいように改良していたり、英国らしいカマ襟(抜けやすい襟)を首に沿って昇りやすいように改良していたりとブリティッシュスタイルをモダンに昇華させた一着です。

ボタン位置も高く今季からはフラワーホールのみハンド仕上げに変更されております。



メタルボタンは真鍮を削り出して作られたオリジナルボタンです。

メタルボタンはコロナ禍以降取り寄せがかなり難航しているみたいで、現在は英国内で金ボタンを製造していないとか。現状は作られたストックを回している状態みたいで不安定なため、国内で似たようなもの、それよりいいものを探すというものが増えてきているみたいです。



続いてシングルも紹介です。



FUMIYA HIRANO LONDON 1ボタンリネンウールヘリンボーンジャケット
価格:¥147,400(税込)
商品番号:21-16-0636-940


こちらは英国仕様の1つボタンジャケットです。

1つボタンになることでよりウエスト部分に視線が向きますね。ラペルもしっかりと幅があり、チェンジポケット付きとやはりこちらも英国らしいディテール。

生地は<FUMIYA HIRANO LONDON>オリジナルの国産ウールリネンを使用しております。

1つだけつけられたボタンもよく見ると2つ穴のホーンボタン(通常4つ穴)。これは英国から取り寄せたものを使用しております。

これは平野さんの好みで、テーラーやブランドさんによって使うボタンが変わるのですが、ジャケット、スーツという特性上、ボタンはディテールで遊べる数少ないため、こういうところはこだわりたいという意図があるみたいです。



続いてパンツの紹介です。

これ、当店のスタッフも陥ったミスですが、ジャケットは<FUMIYA HIRANO LONDON>、パンツは<Fumiya Hirano THE TROUSERS>と分かれていますのでブランド検索する際はご注意を。

ラインナップ検索も分かれてますからね(社内向け)。


Fumiya Hirano THE TROUSERS ウールリネンヘリンボーンスラックス
価格:¥56,100(税込)
商品番号:21-23-1661-940

春夏展開予定の<REGENT>。

定番の形で英国でトラウザーズが欲しいと言われると一番最初に進めるディテールのトラウザーズです。

こちらは英国らしい打ち込みのいいホワイトヘリンボーンは平野さんオリジナルの国産のウールリネン生地です。リネン100と比べてシワが強く出にくく、太番手を使用したことによってよりヘリンボーン柄を際立たせています。




昨シーズンからですがウエスマンの帯芯にはサビルロウらしい硬さのあるものを使用しています。

ここが固くないとフロント部分が座ったりしていると折れ曲がってきてしまい表情がだらしなくなってしまうので、長年綺麗な表情をキープできる硬い芯地を使用しているみたいですね。

元々英国から取り寄せていたがコロナ禍中に倒産していまったため国産で作ったそうです。

サイドアジャスターの尾錠は英国製、デザインは平野さん好みにしているみたいです。




Fumiya Hirano THE TROUSERS フレスコスラックス
価格:¥50,600(税込)
商品番号:21-23-1659-940


今回展開するトラウザーズは全て<REGENT>みたいですね。

こちらはフミヤさんオリジナル生地のフレスコ素材。

低速織機で織られた素材は、しっかりとした打ち込みがあり、仕立て映えする素材になっています。

オリジナルですがビームスのみでの取り扱いのため、ビームスエクスクルーシブとなります。

価格もかなり頑張ってくださっております。



Fumiya Hirano THE TROUSERS ウールレーヨンスラックス
価格:¥52,800(税込)
商品番号:21-23-1660-940

こちらのブラウンが個人的には気になります。

シャンブレーのような素材感感じられるブラウン生地は平野さんが好きな生地を英国ビンテージの生地を解析し、オリジナル記事として復刻した生地で、ドレープ感が出るように意図的にレーヨンを入れてくたっとムルっとした質感を作っているとか。雰囲気抜群ですよね。

こういうビスポークテイストのパンツで着崩しやすいタイプのパンツ、大好物です。

これは予約必須なのでは??



商品説明が終わったところで平野さんへの質問コーナーがスタート。










ディーテールに関して、平野さんのスタイルに関して、

かなりマニアックな質問も飛び交いました。

マニアックすぎて全部書いていたら他の商品の紹介ができなくなってしまいますので今回は割愛笑。


というわけで本日はこの辺にしたいと思います。

明日は<CUT & KNIT>です。


※ブログ内に記載の情報は記事公開時のものであり、仕様や価格など今後変更する可能性がございます。

あらかじめご了承ください。


伊藤