修理のお話し(靴のヒール編)

長谷部 健 2023.12.30

今回は、

靴のヒールについてお話しします。


革底のドレスシューズは、

ヒールもほとんどが

革とラバー(ゴム)で作られています。


〈CROCKETT & JONES〉



〈ENZO BONAFE〉



踵のラバーは、

イギリス靴は小さく

イタリア靴は大きい傾向がありますね。


多くの場合

この踵のラバー部分が減ってきたら

ヒール交換する事になるのですが、


その際に

ヒール自体をラバーの物に交換するのも

一つの選択肢です。




こちらは〈ALDEN〉。

ラバーのヒールです。


ラバーのヒールは

クッション性があり疲れにくいので、

歩く事が多い方には特にオススメです。


滑りにくいのもポイントですね。


私自身も、

スリッポンやチャッカーブーツなどのスポーティな靴は

何足かラバーのヒールに交換して履いています。


立ち仕事なので、だいぶ楽になります(笑)。


弊社でのご購入履歴が確認出来るお品物でしたら

この様な修理も承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。



長谷部