『先週の一杯』 週3で通ったお店のDNA編

2020.07.21

こんばんは。


横浜勤務時代にうどんにかなりハマっていた時期がありまして、横浜から東横線で3駅の白楽という、神奈川大学のある駅から徒歩10分程の讃岐うどんのお店がお気に入りでした。

最も通っている時期で週3で通ったり、前の日の晩、翌日の昼、晩と3食連続で食べたこともあり、その素晴らしさを世に更に広めたいと思い、ブログでコラボして鶏天1本サービス企画をしたことも。エリアマネージャーと、オフィスのSNS責任者と、どこかの部署の偉い人の許可を取ったりして会社ってメンドクサイな…と思ったりもしましたが、そのお店を検索した方が、私のブログに辿りついて買物しに来ていただいたこともあり、うどんからBEAMSで買物ルートが成立したことも。


大将は私より少し年下で、本場のうどん県、香川の有名店で修行した方。気さくな人柄で常連さんやリピーターも多く、人気店だったのですが、大将が腰を痛めて廃業することになってしまったのが数年前…

その今はなき名店の名前は、じょんならん


じょんならんで修行した方のお店が、大田区の蒲田にあるのです。


『先週の一杯』




蒲いちうどん   うどん屋大作@蒲田


じょんならんで修行した江口大作さんが3年程前にオープンしたお店です。

緊急事態宣言解除後もしばらくは昼営業のみだったのですが、夜営業を再開されたので久しぶりに行ってまいりました。


一番の特徴でもある、じょんならん譲りの多加水麺は、水分量が多く、モチモチかつ伸びやか。

私、じょんならんのうどんに出会うまで、讃岐うどんはコシだと思い込んでましたが…じょんならんの大将によると讃岐うどんは必ずしもコシをウリにしている訳ではなく、店によってもかなりテイストが異なるとのこと。


決して軟いわけではないのですが、このモチっと伸びやかな麺をぜひご賞味いただきたいですね。




そして、揚げたての天ぷらもサクッとしていて、もたれないのが良いのです。




今回は玉子を加えそびれましたが、玉子がとろけて、少しうどんの水分でふやけた衣と玉子とのハーモニーもまた素晴らしいのです。

今回は蒲いちうどんにしましたが、玉子入りの蒲田スペシャルが初めての欲張り屋さんにはオススメです。どのメニューも悩ましい…







今回初めて柴漬け入りのメニューを頼みましたが、柴漬けが食感的にも、味としてもアクセントになっていて、気に入りました。

じょんならんの流れを汲みつつも、大作さんオリジナルのアレンジも効いています。




そして、じょんならんでも人気だった明太子系メニューもオススメです。

じょんならんでは週末限定メニューが毎週末ありまして、月に1,2週明太子の日がありました。私が好き過ぎて昼休憩で食べに行ったり、遅番で食べられず涙したりしていたこともあったせいか、何度か翌月の明太子シフトを決めさせてもらったこともある思い出深いメニューです。




こちらも明太子の塩っ気が箸を進めさせる逸品です。




営業時間:11〜14  / 17:30〜21(売切れ次第終了)

定休日:水曜日 第3木曜日 火曜日は昼のみ営業

蒲田駅から約10分

ぜひ、大作さんのうどんをご堪能ください。


コロナ禍ではございますが…マスク常備の上、ステキな麺ライフをお過ごしください。


KATO