〈Cesare Attolini〉と私。

松島 亨 2024.05.14


ブログをご覧の皆様。

こんにちは、こんばんは。



松島です。



休日は午前の出だしが重要です。もっと掘り下げると前夜の就寝時間の早さにまで。休日は午前中にいかに家事&用事をこなし、昼過ぎに昼寝をどれだけできるかを意識して過ごしております。何かと戦っております、松島です...笑


さて、本日も最後までお付き合いのほどよろしくお願い致します。


ビームスの中でも限られた店舗のみでしか取り扱いがありません。



私が洋服屋としてのキャリアをスタートさせた時から気になっているブランド、〈Cesare Attolini〉 以前までは"高い洋服"というイメージでしたが、今はちょっとだけ見方が変わった気がします。



CESARE ATTOLINI × BEAMS F / 別注 ミックスファブリック ホップサック ジャケット
カラー:BLUE
サイズ:42〜48
価格:¥715,000(税込)
商品番号:21-16-0117-860


既成服の最高峰と謳われている、〈Cesare Attolini〉より、三者混のホップサクックジャケットをご紹介致します。ここで色々と書くことが野暮であるかの様な凛とした雰囲気をジャケットから感じられます。



服地からレベルが違います。カシミヤ、シルク、リネンの三者混でしてとても綺麗な色出しのBLUE。真っ青では無く落ち着いたトーンで品の良さを感じます。袖を通した際に到達する最高の満足度。サマーカシミヤが更に幸福度を高めます。



クラシックにしてモダンな面構えは唯一無二です。時代の潮流を汲み取りながらも常に位置するのはベーシック。変化はあって当然ですが、肩線と並行になる高めのゴージラインは個人的に好みです。



ビームスでは定番のモデルです。アンコン半裏ですが仕立てのクオリティは言わずもがな。肩から上襟まで綺麗にフィットする技術は既製品の範囲を超えるレベルです。「ジャケットは肩と背中で着る。」を実感することのできる1着です。



コーディネートを組んでみました。〈Cesare Attolini〉だからと言って気負わずに普段通りの好みのスタイルです。



LUIGI BORRELLI / GABLE オックスフォード ボタンダウンシャツ
カラー:WHITE
サイズ:37〜43
価格:¥47,300(税込)
商品番号:24-11-0403-421


LUIGI BORRELLI / シルクコットン ストライプ ネクタイ
カラー:INDIGO×BEIGE
価格:¥23,100(税込)
商品番号:24-44-0273-421


タイドアップスタイルですが程よくスポーティに。ただ、あくまでも綺麗な装いを心がけているのでバランスが大切です。ロングポイントの綺麗なボタンダウンシャツがジャケットの服地に好相性です。



ROTA / 581 ウール フレスコ 1プリーツ スラックス
カラー:GREY
サイズ:42〜52
価格:¥77,000(税込)
商品番号:24-23-0836-645


定番でありクラシックな組み合わせです。ただ、こちらもガチガチに気取らずにシーズンを意識しフレスコ調の物を。明るいジャケットに対してそれを引き立てる明るいGREYのスラックスです。



ADRIAN / マイクロファイバー リブホーズ
カラー:BROWN
価格:¥2,750(税込)
商品番号:21-43-7090-435

George Cleverley / OWEN スエード クラシックローファー
カラー:D.BROWN
サイズ:5〜9.5
価格:¥121,000(税込)
商品番号:21-32-0137-949



春夏シーズンですが、ローファーであればスエードでもよろしいのではないでしょうか。野暮ったさの無い洗練された面構えのクラシックローファーであれば全体の雰囲気を損なう事なく適度な抜け感を演出してくれます。気分ですが、素足履きはせずにロングホーズを履きたいです。



特に捻りの無い王道のスタイルでの提案です。「良い物を普通に着たい」という私が大切にしているテーマも込めました。ベーシックな色使いに素材感のバランス。自分にしか分からないし感じることのできない特別な高揚感をお楽しみいただけると幸いです。


私ごとですがブログのネタとして失礼致します。〈LEON〉web版にて掲載いただきました。リアルSNAP特集です。よろしければこちらからご覧下さいませ。



私のこの日の装いは、昨年の2月にオーダーした、〈Cesare Attolini〉のNAVYスーツをストイックかつシンプルに仕上げたスタイリングです。



プレススタッフの知念から撮影の誘いを受けたのですが、「スーツスタイルで!」のみの指示だったので今の自分の気分を反映させたらこの様な装いになりました。ネクタイでちょい捻りしているくらいで十分です。


怖いもの見たさでオーダーした、〈Cesare Attolini〉のスーツですがやはり満足度の高い1着となりました。面白い発見と言いますか気づきもありまして、〈Cesare Attolini〉のクオリティを実感することができたからこそ、〈BEAMS F〉のオリジナル重衣料のバリューの高さを理解できる様になったことです。

"ブランドやプライスに固執しない&頼らない"は私が洋服を着る上で大切にしているポリシーです。ドライな表現ですが、所詮は人が着てナンボのものなので着る人の着こなし次第という考えもブレていません。


上手くまとまりませんが、一洋服屋として色々と考えさせられる良い経験と機会でした。皆様ももしかしたら何か新しい発見があるかもしれません。ぜひ、〈Cesare Attolini〉着てみてください!!




いつもご覧いただき誠にありがとうございます!なるべく幅広い提案を心がけております。引き続きお気に入りとフォローをよろしくお願い致します!



それでは!




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松島