これも欲しい〈Paraboot〉

佐藤 碧南 2025.06.02

皆さんこんにちは。ルーキー佐藤です。


本日ご紹介するのは…

 

【別注】Paraboot / BARTH ダブリンレザー デッキシューズ
価格:¥49,500(税込)
商品番号:21-32-0276-099


〈Paraboot〉の定番モデル『BARTH』の別注品。

私も25SSの立ち上がりのタイミングで同モデルのシューズを入手し、かなりの頻度で履きまくっています。ちなみに私が購入したのはコチラ。


Paraboot / BARTH デッキシューズ
価格:¥46,200(税込)
商品番号:21-32-0202-099


基本的な仕様は従来の『BARTH』と変わりません。


ステッチの小さな隙間から光が漏れて今ますが、この隙間が通気口としての役割を持つのでしょうか、ゴム底のシューズですが比較的蒸れにくく、快適に履けてます。


ヒールキッカーももちろん付いてます。

あまり使わないだろうと思ってましたが、意外に便利。靴を脱ぐ時に踵を引っ掛けてひょいひょいと脱ぐ事ができます。こうしたラフな扱いも〈Paraboot〉ならでは。


特筆したいのはこの革。アメリカの老舗タンナー〈HORWEEN〉社製の「Dublin Leather」(ダブリンレザー)を使用していて、一般的なオイルドレザーに比べてオイルの含有量が多く、激渋な経年変化が期待出来ます。

肉眼で見ると、ワークブーツの様なラギッドな印象です。


(右が別注品)

通常、登山靴やデッキシューズに使用される事が多いオイルドレザーですが、オイルを皮革の内部に浸透させる事で耐久性、耐水性、海水への耐性の獲得を目指すものでした。

起源も調べてみたのですが、起源は諸説ありで年代にもかなりバラツキがありました。

まずい、ブログが書きにくいですね。

私の結論としては…↓


革の強化には油分が必要不可欠である事を、人類が皮革を利用し始めた段階で十分理解していた。(発明や発見ではなく、自然な知恵として)鞣しの工程でも動物性の油脂は必ず出てきますし、人間の皮膚でも油分が枯渇するとヒビ割れたりします。

つまりは、皮革を油分で強化する行為は、世界中で同時多発的に生まれた、そもそも存在していたと考える方が自然なのです。その技法が体系化されたタイミングは様々ですが、必然とその歴史も長くなる訳でした。

なんともざっくりしたこじつけ感はありますが着地出来ましたかね。

味わい深いエイジングをしていくこの2足。

あなたはどちらの〈Paraboot〉にされますか。

 

本日も脱線話にお付き合い頂き、ありがとうございました。

フォローも是非お待ちしております。

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