バルカラーとは ステンカラーとは

花井 宗徳 2021.03.11

[ 2025年1月19日更新:商品リンクを修正しました]


今年のキーワードは、

バルカラーコート

バルカラーとステンカラーの違い。


ふあ、としか書いてなんですよね。調べても。


なので、

※個人的、且つ、※妄想的に、参ります。


その昔

 "バルマカーン"という、クラシックなコートがありました。

ラスボスのひとつ手前で出てくる、みたいな名前は、スコットランドの地名。


そのコートの襟型、なんか変わってるね。て、なって。

「バルマカーンのカラー」

「バルマカーンカラー」

「バルマカラー」

「バルカラー」

と、まー、

欧州は、こんな感じで、"バルカラー" なんですよ。たぶん。


「上襟の幅が広く、下襟の幅が小さい」


■第1釦、留めてもok。外しても(釦見えない)ok。コンバーティブル、いわゆる両用襟。


〜日本人と英語圏の人の会話〜

「バルカラー、ってなに?特徴は?」

「ほら、この襟のところがさ、スタンド(立ち上がって)して、フォール(落ちる)しててさ、、、。つまり、"スタンド フォール カラー" ってことなのよ。」


 「へ〜、スタンド・フォール・カラーね。」

語源のいつもの悪い“なまるクセを発揮して、

登場。

■ステンカラー






なので、

ステンカラーは、日本だけの和製語。(海外では通じません。)


結果的に、私の中では『バルカラー』も、『ステンカラー』も、同義語と終止した。


しかし、

「いやいや、違うよ」派の方も結構あらわれていて、「何言ってんだ」と、、、。


彼は言いました。

とかく、違いは明確だ、と。


※衿腰、あるかないか説。



衿腰ある  or 高い →  "スタンダップ・バル"


衿腰なし  or 低い →   "レイダウン・バル"


前者を  "ステンカラー"

後者を  "バルカラー"

と、※日本では、呼ぶらしい、、、、。


ステンカラーの「ステン」は、

"スタンド"  stand  でなまってるだけじゃなく、

"スタンダップ"  stand up  でなまったからだと、彼はいうのです。


そして、


「違うよ派」の彼からすると、


ステンカラーの本格はあって。


■ステンカラーコート

・色はベージュ、もしくわオフホワイト

・ラグランスリーブ(画像は違う)

・フライフロント(隠しボタン)







現代では、だいぶゆるくなり、

ボタンが表に出てても、ステンカラー。

ラグランスリーブ(ラグラン伯爵が腕を負傷して)なくても、ステンカラー。





そしてまた別の彼は言いました。


「もう、語源はいいから、、、商品を紹介せい、、、。」


すいませんでした。もはや、次に、頑張ります。私。

 


衿腰低め。 つまり、バルカラーコート。


Sealup バルカラーコート
価格:¥80,000+税
商品番号:21-19-0673-343

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今年は、ビジネススタイルだけじゃなく、ニットの上に気軽にコートを羽織る、カジュアルスタイルも、旬な感じ。



「着る時期が少ないからー」と、言わず

「痛まないから何年も着られるー」と、言いながら

ご検討をよろしくお願いいたします。


ちなみに

■アルスターカラーは、


"上襟と下襟の、幅が同じ''


学生時代に着てた「詰襟」「立襟」(画像ないけど)は、

マオカラー。

マオは、、、毛沢東さんのことです。

では。